●次元俳句0287・落下(空間)01・杉浦冷石01・2016-07-10(日)
○「この径が好きで杏の落ちる頃」(杉浦冷石01)
○季語(杏・夏) 「このみちがすきであんずのおちるころ」(「俳句界201506」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:お気に入りの散歩コースに杏畑があります。そろそろ杏の実が熟す頃。今年は杏酒でもつくろうかな。
●杉浦冷石(すぎうられいせき)(1896~1977)
○好きな一句「白魚火や杭につもりし夜の雪」02※白魚火(しらおび):白魚漁の時に灯す明かりのこと。春季。
○季語(白魚火・春) 「しらおびやくいにつもりしよるのゆき」(引用同上)
【Profile】:愛知県碧海郡西端村(現碧南市)出身。→加藤霞村・→加藤かけい兄弟、兼松蘇南らと俳誌「野火」を名古屋にて編集発行。→鈴木花蓑・永井賓人の俳誌「アヲミ」と親交を結ぶ。1933年新聞記者を辞し帰郷。俳句指導で各地へ赴く。1948年「白桃」創刊。
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