○五体俳句523・頤(おとがい)1・岡田守生01・2021-03-23(火)
○「頤の噛み合いあしき涅槃西風」(岡田守生01)
○季語(涅槃西風・仲春)(「→俳句の殿堂」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「頤(おとがい)」には「あご(下あご)」と「減らず口」という意味があるようである。噛み合いの悪いことを言ってしまったという気分で涅槃から吹く風の中にいる。
○岡田守生(おかだもりお)
○好きな一句「鳶の輪の一つは解けて冬の海」02
○季語(冬の海・三冬)(引用同上)
【Profile】:1936年徳島県出身。1975年「晩緑」同人勝瀬満寿男に師事。1985年「星」入会、→吉野義子に師事、同人。1991年「黄鐘」へ同人入会。俳人協会第32回全国俳句大会秀逸賞。1993年「扇」を創刊。
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