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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句679「外套の深き処の拳かな」(穂積茅愁)

2024-12-17 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句679・拳8・穂積茅愁01・2024-12-17(火)
○「外套の深き処の拳かな」(穂積茅愁01)
○季語(外套・三冬)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:人物を主に考えれば「拳を外套のポケットに深く入れる」であるが拳を主に考えると掲句となる。さて外套を主に考えれば「こいつの拳を俺の深くまで飲みこむ」であろうか。そしてこの拳は何を考えているか。悔恨か、哀惜か。


穂積茅愁(ほづみぼうしゅう)
○好きな一句「婚ほどの昏さを灯し螢籠」02
○季語(螢籠・仲夏)

【Profile】:1949年静岡県伊豆生れ。東京都品川区在住。


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