○五感俳句547・嗅覚113・畑佐白城子01・2021-09-06(月)
○「鉄臭き風地を這へる秋旱」(畑佐白城子01)
○季語(秋旱・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:鉄の匂いを帯びた秋の旱(ひでり)の地を這う風。単に「旱」といえば晩夏の季語であるが、掲句ではその晩夏から寡雨が続いている。
○畑佐白城子(はたさはくじょうし)
○好きな一句「どの樹にも風吹いてゐる盆の月」02
○季語(盆の月・初秋)(「→俳人協会・H23俳句カレンダー」より引用)
【Profile】:1928年岐阜県出身。「源流」を主宰した。「貝寄風」同人。
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