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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句666「霧深き叛逆の夜の燐寸擦る」(中尾公彦)

2024-09-16 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句666・感情56叛逆1・中尾公彦03・2024-09-16(月)
○「霧深き叛逆の夜の燐寸擦る」(→中尾公彦03)
○季語(霧・三秋)(「俳句四季201611」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:掲句は明らかに→寺山修司の短歌「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」(『空には本』1958)をふまえた本歌取りの句ではないか。そして「叛逆」という感情を句の柱に据えている。


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