○五体俳句510・身体23身15・松本澄江01・2020-12-21(月)
○「終ひ湯の身に遠き柚子近き柚子」(松本澄江01)
○季語(柚子湯・仲冬)(「俳人名鑑」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:今日は「二十四節気」の「冬至」。仲冬も後半にさしかかります。「遠き柚子近き柚子」のスケール感は銭湯ではないでしょうか。湯船のへりにて黄のケロリン桶で身体に終い湯をかけながら、柚子の黄を遠近に見たのです。
○松本澄江(まつもとすみえ)(1921~2006)
○好きな一句「念仏寺閉門となる枯葎」02
○季語(枯葎・三冬)
【Profile】:東京京橋出身。1941年「ホトトギス」初入選、→高浜虚子らに師事。「ホトトギス」「玉藻」「みちのく」「若葉」に拠る。1985年「風の道」を東京で創刊主宰。
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