○特集俳句636・商店俳句1-10青物屋・安井浩司04・2023-09-09(土)
○「万物は去りゆけどまた青物屋」(『句篇 終りなりわが始めなり』2003)(→安井浩司04)
○季語(無季)(「俳句界201602」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「商店俳句」のラストは「青物屋」。商店俳句の代表格のような言語である。「野菜などを販売する人。また、その商店。八百屋。青物商。青物店。」とある。すべての事象は過去へと去り行く。しかし人は運命を辿るように青物屋へと行きつく。青物屋こそが万物を店先に揃えているのだ。
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