○特集俳句0202・数詞の二01・金箱戈止夫01・2014-11-28(金)
○「雪しんしん楕円は芯を二つ持ち」 (金箱戈止夫01)
○季語(雪・冬)
【鑑賞】:楕円も中心は1つですが、二つの円が合わさったと考えると2つの芯を持っています。ふむふむ俳句です。以前に特集俳句で「数詞の一」を取り上げましたが、今日からの特集は「数詞の二」でいきます。
○金箱戈止夫(かねばこかしお)(1928~2020)
○好きな一句「牡蠣割つて白磁の湖を開きたる」02
○季語(牡蠣・冬)
【Profile】:1928年、長野県浅科村(現佐久市)出身。東京高等師範卒業後、国語教師として郷里の高校に赴任したが、3年ほどで北海道へ移住。俳句は学生時代、→加藤楸邨に師事。のち→斎藤玄を知り「壺」に入会。編集長を努め、近藤潤一没後4代目主宰を継承。
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