ある日の夕方、私は電車に乗っていました。
電車はラッシュの時間帯にも関わらず、さほど混んでおらず
私は、ドアの直ぐ横の位置で、座席側を背にして
ちょうど、その車両内の
2つ先のドアくらいまで見渡せるような感じで立っていました。
電車は
私が乗ってから何駅か過ぎたところで、勢いよく停止しました。
急停止したとき
話しをしている人がいない、静かな車内でしたが
「何があったんだろう?」「人身事故か?」のような
周りの人たちの心がざわめき立つ様子が伝わってきました。
その様子は
まるでムーミンに出てくるニョロニョロみたいな感じで
相互の不安や心配の思いが、全体にシンクロしているようでした。
(ブログ 電車内での空気の変化 へと続く)