母が作っていたパッチが山ほど手許にあります。
90近くになると、趣味の染色や俳句の意欲もなくなり、手作業が好きな母に何かないかといろいろ考えた挙句、パッチ作りを思いつきました。
目的もなく、ただ手すさびに作っていたものですが、今になって、この作業にどれだけの膨大な時間が込もっているかを想うと、とにかく何かにしておきたい衝動に駆られました。
配色もバラバラで位置もズレたりしていますが、小物が下手な私は大判のベッドカバーにするのが早道、
闇雲に始めたものの、途中で数は足りるかいろいろ不安でしたが、とにかくランダムにつなぐ、デザインなどいっさい考えないと決めて始めました。
昨日ようやく縁取りに入りましたが残ったパッチの色がばらばら、、
ああでもない、こうでもないとするうちにどうにか形ができました。
すると奇跡的なことが起きました(←大袈裟!)
残ったパッチはたったの一枚!!
このグループ、全部使い切って1枚のベッドカバーができたというわけです。
とても不思議な感覚でした。
はじめからそれを作るつもりだったのか?
いやそんなはずはない!!
先日、作った「マチス風ルージュ」のカバーもほぼ使い切りました。
どちらもまさに「クレイジーキルト」
*ここまでは簡単、完成までには2年はかかるでしょう。息の長い作業ですね。