コロナの前は神保町まで頑張ってよく歩いていました。
ある時、児童書専門の古本屋に入って美しい洋書の絵本など眺めているときのこと
そういえば、昔話の講談社の絵本はあるかしら、、と探しましたがなかなか見つかりません。
諦めて帰り際、ふと下を見ると足元というか、靴の先にこんもりとまとまった外函が目に止まりました。
えっ、これって、復刻版講談社の絵本ではないかしら、、、ほんとうに??
もう胸が高鳴りました。
中をみると昭和11年ごろの24冊が入った完全本です。
状態も良好です。
買います、書います。
はい、買いましたとも!
日本の昔話はアニメや漫画や現代っぽい本ではなく、こういう日本画で描かれた絵本を孫世代に読んでもらいたいと思っていましたので目の前に現れたことに心底驚きました。
戦前の絵本ですから、24冊のなかには国家発揚的なものもありますし、文字はすべてカタカナです。
当時はひらがなよりもカタカナのほうが簡単ということで国民学校では先にカタカナを教えたそうですね。(生き証人がいますから 笑)
孫に読み聞かせしますが読みにくいったらありません。
まだ興味はいまいちのようですが、そのうち絵を眺めたり、読んでくれることを期待して目につくところに置いています。