9月場所は昨日が千秋楽で正代が優勝しましたね。
正代って本名だそうです。熊本県から初めての優勝力士ということで地元は沸いていました。
特別、相撲ファンというわけではありませんが、いつだったか、所在なさで3時ごろからテレビをつけているとまだまげもゆえない若い十両力士の取り組みや土俵入り、それが終わると幕内の東西の土俵入りなど色々行事が続き、面白くてずっとテレビを見ていました。
最後は横綱の土俵入りが圧巻でしょうが、今回は白鵬も鶴竜も休場で大関が最高位でした。
各自、ファンから(後援会かな)から贈られた艶やかな化粧まわしをつけた力士が行司に先導されて東西別々に土俵に上がります。
今、人気の朝乃山は珍しく黒地でしたね。
最後の力士が土俵に上がると皆中央を向き、拍手一回、右手だけをあげて、化粧廻しを両手でつまみ上げ、最後に両手をあげる、、、
何と不思議な所作でしょう! 思わず、これって何?と思いました。
塩を撒くことも土俵作りも一つ一つ意味があり、古来から受け継いだものでしょう。
内館牧子さんが女性初の横綱審議委員になられたことは話題になりましたし、
その内舘さんが東北大学大学院の宗教哲学(だったか)で社会人入学されたこともまた話題になりました。
それはやはり相撲の歴史を学びたいことから始まったそうです。
最初に書いた不思議な所作も歴史的意味があるわけで、それは結局 『神道」につながるそうです。
今度は神道を一から学びたいと言われてました。
よくわかります、
話は相撲から離れますが、母はお一日にはいつもお赤飯を炊いていました。
朝、それが朝食に出るとあぁ、今日から月が変わったんだと思いました。
以前、そのことを思い出し、あのお赤飯は何だったんだろうと調べるとやはり
「神道」由来のことだとわかりました。
西洋文化がキリスト教抜きでは本も絵画も真から理解できないように日本文化も神道抜きにはわかりませんね。