夜、BSで「欲望の資本主義」という番組にジャック・アタリが出ていました。
フランス人で現代の知の巨人と呼ばれる経済学者、思想家、著述家、音楽家、、、
アクセサリーがいっぱいの人です。
最高学府の四つの大学を2年おきに制覇した人、、、「金は力」のアメリカ、「金より知性」がフランス人、このキャリアだけでも知性尊重のフランス人はKO!
以前、欧州復興開発銀行の初代総裁になったとき、学者が総裁に?と不思議に思いました。
ミッテランの政治顧問をし、マクロン大統領にも影響を与えている人だそうです。
眠気と戦いながら聞いていましたので不正確かもしれませんが、印象に残ったのは以下の通りです。
ー政策とは今から生まれてくる子供たちの50年後がどういう社会になっているか、何ができるかを考えること、フランスの出生率が成功したのは1945年から政策を練ってきた成果が今ようやく出てきているもの。それくらい時間がかかるもの
ー「将来性の指標」としていろいろなパラメーターでどの国が幸せになるかを示している資料がある。スカンジナビア三国がもっとも高評価で、フランスは20位くらい。
日本は最下位か、下から4番目ぐらい
ー「債務超過、人口減少、低金利」の日本社会は当然そうなる。
人口減少だからGDPは一見高く見えて目に見えなくなっているところが要注意。
しかも日本社会は流動性が低い。
富裕層に生まれたら富裕層のまま、貧困の家庭に生まれたら貧困の連鎖、、、
その点、家族経営はいい仕組み。
ーアメリカは衰退する。ますます内向きになる。そうなれば世界の均衡は崩れる。
世界で生産を分業することが大事
ー21世紀はアフリカが第一位になる。
最後に、インタビュアーが今からどうすればいいのか、と質問すると、(本当に君たち、おばかだねぇという風な)皮肉な笑みを浮かべて
ーこのままだと日本は破滅します。
ーまっ、せいぜい中国が欲しがるものを作り、売ることでしょうね。
ーまっ、救いといえば、人口の流出がないことでしょう。日本を逃れて中国に行こうなんて誰も思わないから。
ー「我々は(「日本は)ひとり」であり、何かあっても駆けつけてくれる人はいないと肝に命じること。
ラストは
「何事もないように過ごし、未来を恐れないことです」と言いました。
散々、どん底に落としておきながら急に楽観主義的メッセージ!!
何じゃ! 舐められてます!。