大阪の吉村府知事が大阪独自の「出口戦略」である「大阪モデル」を発表した。
僕は天晴れと言いたい。
「大阪モデル」の詳細は各報道に譲るが、キチっとした数字を明示し非常に分かりやすい。
僕は現役の頃、吉村府知事の師匠の橋下元府知事をよく取材した。
橋下も各分野の専門記者達と丁々発止やり合っていた。
僕はよく勉強してるなと、感心したものだ。
吉村は師匠を超えるくらい、勉強してるし行動も素早くエネルギッシュだ。
大阪府民のパティシエY子も興奮気味にLINEしてきた。
「吉村さんいいね。吉村さんが示した具体的な数値目標はとても合理的で理にかなっていると思う。府民もその目標を意識して行動をとることができる」と絶賛する。
府民が絶大な信頼を寄せるリーダーの下で、目的達成がより容易になると僕は思う。
現に昨日の大阪の感染者数は7人で、3月30日以来の一桁になった。
大阪の夜明けは近いと確信した。
それに引き換え我が首相。
先日の緊急事態延長会見でも、官僚の書いた原稿をただ読むだけ。
何にも心に響くモノがなかった。
そもそもコロナ問題に真っ正面から取り組んでいない。
世界のリーダー達は事あるごとに会見しているのに、安倍首相は大舞台？だけにしか出てこない。
後は加藤厚労相と西村経済再生相に丸投げして、家で優雅にコーヒーを飲んでテレビのリモコンをいじっているのかな？
そんな首相だから、延長は決めたものの、何ら出口戦略の数値目標も示さなかった。
吉村府知事はそこへ真っ向から、今回の「大阪モデル」をぶっつけて来た。
まあ見ててご覧なさい。
安倍政権は「大阪モデル」の真似をするから。
今回のコロナ危機で僕は確信した。
リーダーは若くて有能な人間でなければいけない、と。
役に立たない二世、三世議員など一掃しなくてはならない。