行き先の選定についてもう少し。今回は「上海ナビ http://www.shanghainavi.com」とgoogle mapを中心に駆使して、行き先やホテルの選定をしました。3泊4日の行程では限界があります。【準備の1】であったように、上海ディズニーランドと上海野生動物園をファミリアなターゲットとして決めましたが、外にも水族館や自然博物館、バッタもんキャラが満載であろう絶叫系ご当地テーマパークなど、子どもを連れても楽しそうなスポットは少なくありません。
大人が行きたいスポットとして、小籠包の街である「南翔」をエントリーしたかったのですが、まあ中心部にはお店がいくつもありますので、今回は断念。食べ物系では、hardrock cafe上海が復活したとのことで、まずはこちら。単なるアメリカンレストランですが、ファッション系・子供服もいい感じのが期待できます。あと、北京のルフトハンザ系ホテルにあったドイツビールのお店が上海にもあるとのことで、こちらもぜひ立ち寄りたいところです。全然、上海っぽくありませんが、このあたりは我が家の好みです。値段も手加減ありません。あと、書店と薬屋・お茶屋さんくらいでしょうか。google mapで観て、保存しておきます。デバイスが変わっても、IDでログインすれば確認等できます。今回の旅では威力を発揮したと思います。
つづいて、ホテルの予約です。いつものように「トラベルコ http://www.tour.ne.jp」で観て、「アゴダ https://www.agoda.com/」での予約となりました。ホテルに関しても早め早めの予約がお勧めです。中国のホテルはまさにピンキリです。泊まってみないと分からないし、口コミもあてになるかどうか。上海に関しては安く上げようとすれば、それなりに安く滞在できるエリアだと思います。空港とディズニーランド、野生動物園と上海中心部を地下鉄で結んで駅から徒歩、効率よく安く、などと検討した結果、1・2日目は野生動物園のほぼ隣にある「上海湯記尚庭酒店」、3日目は中心部に位置する「上海蘇州河畔国際青年旅舎(ユースホステル)」にツイン2部屋をリザーブしました。言うまでもなく、両方ともお初の宿です。ネットでの予約もこれまでトラブルらしいトラブルになったことはありません。北京の亮馬河大酒店(ランドマーク)でwifi無料のプランだったはずが有料だったことがありました。決済も事前の場合もあれば、現地の場合もあります。また、check inの際に、コンポジットとして何百元か請求されることがほとんどです。追加料金ではありませんので、現場で興奮しないように。サイトには記載されていないようですので、ご参考まで。
さて、和気入道的中国旅行術として準備したアイティム群としては、パスポートおよびコピー(パスポート紛失時に必要とのこと)・現金(日本円)・クレジットカード(複数)、日数分の下着や靴下、部屋着パジャマ兼用ジャージ、家人は化粧品・ちょっとした薬(痛み止め/正露丸/酔い止め等)・歯磨きなどコスメ、ハンカチ・タオル、腕時計、デジタルデバイスのi phone/i pad、子どもはnintendo(暇つぶし用)、飴玉/メンティア、メモ帳(中国語圏では筆談用)・ペン、カメラ、事前の天気予報を確認していつもは持って行かない折り畳み傘/子どもには百均の合羽も、デバイス用イヤホン、USB240v対応充電器、ビニール袋、ポケットティッシュ・不織布マスクといったところでしょうか。あとは航空券・ホテルのバウチャーをプリントアウトした紙(デバイスで画面を見せたのでいいのですが、故障やバッテリー切れの場合およびデバイスを提示するのが危険と感じたとき用)。オリジナルで作ったスケジュール表も全員に持たせます。これにはホテルの住所や便名などを漢字で明記しておきます。子どもは見ることはありませんが、万一はぐれてしまったときに、親切な人に見せて助けてもらうためのサバイバルアイティムです。会話はできなくても現地の人に泣きながらでも見せるように言い聞かせます。デイパックとウエストポーチに詰めて、それぞれの荷物を分担して背負っていきます。天候・気温に合わせて、装束を決めます。アウターは着た切りの冬用1種(寒さ対策は年がら年中必要)、ボトムは替えが1本くらいです。土産物などの買い物で荷物が増えるので、それを見越してバッグは余裕のある状態で行くのが吉です。今回のチケットは安いクラスのため、預けが追加料金になるため、全て機内持ち込みとなります。とにかく、できるだけ荷物を減らすことが大切です。旅用に服を買うとかはできるだけしないよう、どうせなら現地調達するくらいの意気込みと場合によっては捨ててもかまわないレベルの物でいいのではないでしょうか。また、至るところにコンビニがありますので、重要なアイティム以外は神経質になることはないです。多少の不便を楽しむくらいで。
今回の秘密兵器的なものとしては、初めて試してみようか、中国内で使えるプリペイドsimカードです。i pad用にAmazonで購入。中国内ではgoogleやline、face bookができないとのこと。skypeなどはたしか問題なかったようですが。長♀を留守番で置いていきますので、連絡手段用に購入してみました。また、現地でgoogle mapを使うことが最重要事項になります。せっかくチェックしてスポットを保存しまくってますので、使えないともったいない。フリーsim端末用なので、ご注意ください。また、前回の海外でも使いましたが、ペットボトル用の肩掛けケース(ダイソーにて調達)です。子どもの水筒代わりに、現地で購入した飲料を装着。
実際は直前まで準備が完了しませんでした。準備に日数がかかるものに関しては早めに手を打ちましょう。と、出発の日を迎えることになったのであります。まあ、毎度のことですが、出発までのプロセスが楽しいのです。
【まとめ】
ターゲットスポットは複数用意して、ダメなら次があるさ位の余裕を持ちましょう。ホテルは高級でなくても、それほど心配ありません。持ち物は少なめ少なめを基本に。ただし、防寒などは気を遣って。準備が構想・妄想も含めて楽しい時間です。メンバーで思いっきり楽しみましょう。貴重品に関しては最悪、紛失しても泣かないくらいのもので我慢しましょう。海外旅行での守るべき優先順位は①自分と家族の命、②お金、③パスポートです。ちょっと前にも、南米で携帯を強盗に盗られて、取り返そうとして殺された青年がいたニュースがあったように記憶します。本当に悲しいことです。
ご質問などありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。参考意見等はお返しできると思います。