わけししょうロケ【愛媛】Matsuyama Ehime

日常から非日常まで、独特な人生の渡り方。不安定な安定の求め方。非正規上等、「いざ」という時のためにも。

愛媛県松山市三津ふ頭「第12回三津の朝市」【和気入道ロケ】

2016年05月29日 | 食材調達

松山の名物的なイベントとして開催されている三津の朝市です。場内の魚屋が市民に開放され、多種の魚介が市価よりも安く買えることが最大のウリです。以前はもうちょっと頻繁におこなわれていたのですが、どう考えてもエリア内の鮮魚店の営業を著しく脅かす存在だったようで、年に3~4回くらいの開催になっています。

松山エリアには、生鮮食品を主とした規模の大きな「市」といえるような場所がありませんでした。強いていえば、三津の商店街がその役割を果たしていたようですが、現在は厳しい状況です。ただし、三津を盛り上げようと奮闘している勢力もあり、こちらは別の機会に触れたいと思います。

さて、和気入道一家では楽しみにしている恒例行事です。いつもは産品が豊富に並んでいる開場時間に合わせて向かうのですが、今回は10時30分目安みに乗り込むことにしました。大阪から「海鮮プロレス」の一団が来るからです。

いろんなインディーズ団体・ローカル団体・ボランティア団体がありますが、エラ呼吸のレスラーたちとは。コミカルな展開もあり、意外と小さい子どもたちから声援が飛んでいました。


朝市ではいろいろなイベントやブースを構えています。地元の和食屋さんが厚焼卵の実演販売をやってました。強火で豪快に焼いているのはなかなか見応えがあります。すかさず並んで、購入しました。350円也。その場で熱々を食べている人もたくさんいましたが、持ち帰っていただきました。次回もたぶん買うと思います。

 さて、今回はあえて残り物? をさらう感じでアプローチ。目を付けてもとりあえずすぐには売り切れないとの読みで、値段だけチェックして流します。ここでのコツですが、すぐに飛びつくと別の店でちょっとお安いのがあったりして、心が少し悲しくなるときがあります。1通り流して見当を付けます。しかし、これは買い! の直感を信じて即アタックをかける場合もあります。で、今回の即ゲットとしては、養育本マグロの大トロと中トロの中間的トロ。短冊こんだけで1000円也。

さらにイクラの醤油漬け1700円をゲット。即買いはこんだけで、プロレスイベント見たり、卵焼き買ったり、してから舞い戻ってきました。1回目に見たときは1000円だったかのが、800円に訂正が入ってました。こ、これは………

新聞でも紹介されていた、海水域で養殖された「来島サーモン」です。実はサーモンではありません。正体はニジマス、レインボートラウトです。食品表示が問題になったことがありますが、鮭と鱒にそれほど違いがあるわけもなく、許される範囲でしょう。試験的に出荷したものでしょうか、350gで800円也。成果としては文句なしです。

ニジマスの特徴となる色の帯も確認できます。ほんとの「初物」です。刺身にして、イクラと一緒にいただきました。脂はあっさりしていて、べっとりサーモンとは違います。いいと思いますよ。これからも改良していくとのニュースがありましたから、さらにおいしくなるかもしれません。

愛媛は養殖王国で、鯛にハマチにカンパチにオコゼにトラフグに………、とレパートリーも豊富なんですが、本マグロにサーモン系とは。時代は変わりましたね。プロレスではありませんが、愛媛県産養殖バトルロイヤル海鮮丼が現実のものとなりますね。ぜひ企画されてはいかがでしょうか。


愛媛県愛南町御荘菊川「山田商店」【和気入道ロケ】贈答にお奨め

2016年05月25日 | 食材調達

愛媛の名産品、お土産は多いような少ないような。多いとみるのは、柑橘や魚介などのご当地物や他と比べて

レベルが高いか値段が安い、というところから導き出せるから。少ないとみるのは、観光地や土産屋でチョイス

するときに、意外と迷ってしまうから、という感じでしょうか。

ご当地物としては「じゃこ天」なるものがあります。じゃこの天ぷらであります。魚の練り物を揚げたもので、造り

自体は珍しくもなんともない、ありがたくもなさそうな代物のようですが。

じゃこと呼ばれるのは材料のほたるじゃこ、もしくは雑魚からきています。小魚を骨ごと挽いて、わらじ型もしくは

四角に成形して揚げます。愛媛県内でも流儀があり、今治エリアでは、おそらく骨を外しているのか、中身は白く

なめらかな食感、上品な風味です。本場南予は中身がグレーで、小骨感というか噛みごたえがある食感です。野

性味あふれる丸ごと食ってる感じです。

愛媛南予では非常にポピュラーな食べ物でありまして、和気入道家人んちでは、そのまま食べるのは当然で、細

く切って味噌汁やカレーの具、酢の物などに使われています。庶民のタンパク源・カルシューム源です。ちなみに

「天ぷら」と言えば、ほぼ100%の確率でじゃこ天となるそうです。

食べ方としては、店頭で揚げているものを熱々でいただくのが、まず一つ。観光スポットやイベントでブースが出

ています。2つめには、冷蔵されたものを購入、そのままいただきます。味が落ち着くといいますか、これもまた

よし。3つめにはじゃこ天をひと口大に切って、オーブントースターで熱します。それをショウガ醤油やおろし醤油

でいただきます。居酒屋などではこのスタイルで提供されることが多いと思います。4つ目はうどんの具などにも

いいですね、煮炊きすると柔らかくなって、これまた違った食感になります。

扱っているお店は非常に多いのですが、和気入道一家は愛南に赴くときによく利用しているのが、山田商店さん

であります。飲料とかお菓子を除けば、店内にじゃこ天用冷蔵ケース1つあるだけです。しかも、取り扱い品は

「じゃこ天」のみ。分かりやすい。小振りの四角、じゃこ感は満点です、子どもにも大好評です。

以前は愛媛でも「幻のじゃこ天」感がありました。和気入道の周りではここ一番の贈答や、近くにいくらでも売って

るのに、あえて宅配でお取り寄せしていたり(しかも100枚単位で)とか、買いに行ったら昼過ぎには売り切れだっ

たとか、いろんなケースを見ました。今はネットで買えるようです。時代は変わったね。

 


愛媛県今治市祇園町「コリアタウン」【和気入道ロケ】お勧め度topclass

2016年05月23日 | 食い呑み

名前の通り、韓国料理のお店です。焼肉屋ではなく、半島料理全般が押しです。もちろん、焼肉的なメニューも充実しています。

蒼社川沿いに移転してきましたが、以前の立花にあったときから、たいへんお世話になってきました。

写真はプルコギ牛です。ダシに沈んでいるのは、追加で注文したトックポギです。

 締めにウドンです。

 和気入道は大阪鶴橋、東京上野コリアンタウン、はては韓国ソウルまで行きましたが、こちらがあるおかげで出かける

必要がなくなりました。それどころか、ここのキムチを土産に東京に持っていったくらいです。しょっぱくない浅漬け

的な流儀です。持ち帰りもお安いので、ぜひどうぞ。鍋料理さえ、器持参でテイクアウトしたことがあります。

仕事関係で宴を持ちましたが、好評でした。辛くない料理も多いので、子どもが来ても問題ありません。うちのは、石焼キムチ

チャーハンをがっついてましたが。

お勧めが多すぎて、列挙できません。

 

 


愛媛県今治市中日吉町「長安」【和気入道ロケ】

2016年05月13日 | 食い呑み

JR今治駅南にあります中華料理店です。今治の中華料理店は福建省閥といいますか、同じ出身地の人で経営されている

お店が多いと聞きます。こちらもその系統でしょうか。といっても、日本の人向けにアレンジしております。

今日は早めのお昼ごはんでありまして、11時すぎのため店内はすいております。12時過ぎるとかなり混みます。JR今治

駅周辺はなかなか飲食店のチョイスが難しいので、こちらはお勧めです。

今日は「ラーメン定食」です。半チャン&ラーメンですがね、半チャンとはいえず、フルサイズといえましょう。しかも、

チャーシューごろごろ感が半端ではありません。含有量もかなりなものです。得点高いです。

ラーメンはスタンダードな鶏ガラ醤油です。モヤシ・メンマがのせられております。安心のクオリティです。

サラダとザーサイがセット内容に含まれております。コストパフォーマンスは素晴らしいです。

 


愛媛県愛南町緑「山出憩いの里温泉遊花亭」【和気入道ロケ】

2016年05月07日 | 食い呑み

ゴールデンウイーク最終盤はキャンプに。ということで、定番となっている愛南町須ノ川へ向かいましたが、なん

と「愛媛いやしの南予博2016」イベントのため、キャンプができない状況でした。下調べしていなかったので、

文句も言えません。さあて、どうするか。

御荘MICまで行く路で、以前に下見したことがある、「山」が付くところがあったはず! と思い出しながら、到着。

観光案内所で尋ねると「山出憩いの里」と判明。車で20分くらいとのことで、さっそく急行。渓流沿いにある施

設は山間合にたたずみ、いかにもといった風情。思い出しました、ここですね。

温泉と食堂、バンガローとデッキになっているテントサイトに芝生のフリーエリアなどがあるようです。手入れは

行き届いているようですが、破損している設備も散見されます。さ~てどうしようか。ネットでは最も安いフリーで

のテント1張り1300円とのこと。午後3時をまわっており、他の場所に移動するのも厳しいので、お世話になる

ことに。温泉の番台? が受付となっております。全員の名前を記入し、1300円を支払い。テントに提げる札を

もらいます。フリーサイトは2か所あるとのことで、上流側にしました。先客が1張りありましたが、広い空間では

ぜんぜん問題なし。水場・トイレも近いし、いい感じです。

さて、和気一家では愛南中毒ともいえる状況が2年前からありまして、その中心は愛南の魚介類なわけです。

テント泊に、地元スーパー・直産市での食材調達で、安価にあげるのが黄金の方程式であります。愛媛最南端

の実力たるもの、恐るべきものがあります。別途、紹介しますね。

しかし、今回はその定番を離すことにしました。なぜならば………。和気入道の「神にも通じる力」として持つ、胃

袋が欲する琴線に響くものが。いつもなら相手にしない施設の食堂を利用しようと家族に提案しました。まあ、

買い物をして家に戻ればいいわけで、海産物は家で食べれば問題ないし、買い出し・調理の手間も省けるし。

「愛南直産バイキング」と題されたメニューのみ。さあ、いざ!

 

こじんまりとしたビッフェ形式で、派手さはありませんが、野菜でデコレーションされた料理の数々はなかなかの

存在感です。一言でまとめると、「春野菜満喫」でした。すごいよ、これは。

動物性たんぱくはたいへん寂しいものがあります。肉が好きな人には物足らないでしょう。焼肉屋か、バーベ

キューでもどうぞ。海産物も少ないですが、きびなごの南蛮漬けと愛媛南予の辛子みそで食べる茹でたイカは絶品

でした。

家人ともども、健全なアルコール依存の和気入道はとしては「うまい料理には酒」が鉄則ですが、今回はそう思

いませんでした。空腹を邪魔するものは必要なし。ビールとかそうでしょ。

高級感のない、季節感ごり押しの手作り感満点の素朴なメニューは、「癒し」の極致でした。来週末も行きそうで

こわい。もっと評価されていいよなあ。外国の人とか、ストレスで泣きそうで哭けない皆さん。どうぞお越しください。

愛南、「海の須ノ川」に「山の山出」。


愛媛県今治市山路「ラーメンなる」【和気入道ロケ】

2016年05月06日 | 食い呑み

2度目の来店です。セルフうどんがんば亭が移転した後にオープンした高松発祥の豚骨ラーメン屋。

白・黒・赤などのメニュー構成となっておりますが、あえて基本ともいえる「白」麺硬めを注文。

独特のシェイプの丼で供されます。スープの量については少ないとみるか、どうか。飲み干しをしない者としては

ちょうどいいかも。

 

比較的繊細系の豚骨といえましょうか。チャーシューはトロトロ系で、おいしい。ねぎとモヤシが添えられています。

無料トッピングの高菜は辛すぎず、カツオが加えられており、人気出そう。ぜひお試しあれ。


愛媛県八幡浜市沖新田「アルゴマルシェ」「どーや市場」【和気入道ロケ】

2016年05月03日 | 食材調達

ゴールデンウイークに混んでるではないかな、と思いつつよってみました八幡浜。しかし、思ったほどでもなく、

意外といつもの週末くらいの人出でしたね。駐車場もすんなり。アルゴマルシェでは炭を購入。備長炭5キロ

が1750円なり。安いか高いか、後日検証します。

 

メインはどーや市場。魚介を扱う店が並んでおり、好き者にはたまりません。鮮度と値段を天秤にかけると、

買いと判断するものが少なくありません。特に高級系は比較的手が出しやすいとも言えます。


今回はカンパチ4分の1、生メバチの赤身です。グラム

数は判りませんが、鮮度・味とも文句なし。

ご利用のコツとしては午前早めに到着するのが基本です。夕方には閉まってる店も多くて寂しい思いをすること

になります。事前にWEBにて入荷した魚をチェックすることができます。また、調理法を訊いてみること、処理を

ダメもとでお願いするのも、いいかも。さらに言えば、迷えば「買い」、買わずに後悔するより、買って後悔するほ

うがいいかもしれません。アオリイカ、買っとけばよかったなあ。

 


愛媛県松山市大可賀「こーなん産直館」【和気入道ロケ】

2016年05月02日 | 食材調達

ホームセンター「コーナン三津浜店」に併設されている直産市です。鮮魚を中心にお世話になっているのです。

本日は天然ハマチ(短冊)・オニオコゼ・モンゴイカを買い上げ、持ち帰ってお刺身にしました。

 

オニオコゼは約20センチで「お刺身用」とありながら、400円也! 買いでしょ。すでにトゲは落としてあるので、

調理はそれほど気を遣うことはありません。皮・胃袋・肝・卵巣は湯通しして添えています。頭や骨は味噌汁に。

モンゴイカは「墨抜きします」と店頭に貼り出していましたので、お願いしました。このひと手間が家ではたいへん

なので、助かります。目玉やトンビも掃除してくれてました。

超高級とはいえないクオリティかもしれませんが、庶民のための設定がすばらしいと思います。また、BBQには

お勧めの食材もあります。なにしろホームセンター併設なので、調達にはえらく便利だと。

あと、土産屋としても意外といけるように思います。柑橘とかポポーの実とかありますし。