わらべうたとえんげきの広場はちみつ

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ゆず大学、美味しかった…(*^_^*)

2014年04月21日 | 演劇

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柚ゆうゆう倶楽部さんの「ゆず大学」に出演してきました。
地元民話の「かっぱの鍋太郎」と「蟹淵の主」を語りました。

地元鍋谷のみなさんが、ほとんどその民話をご存じありませんでした。集落の最年長のみなさまです。ひょっとして…と心当たりがありました。昭和のある時期、民話の採話が全国的に行われ、各地で民話劇が上演されました。絵本や民話集がたくさん出版されました。その時期以降に子ども時代を過ごした人が、これらの民話をよく知っているのではないでしょうか。明治維新以降、日本の伝統がす...べからく否定された時代があった、その反省から伝統が省みられた時代でした。(テレビの日本昔話が放映されたのも、その民話採取運動が基盤になっていたのでしょうね)

昨年、この交流館に隣接する和気小学校では「かっぱの鍋太郎」のミュージカルが上演されたそうです。小松では有名な演劇人・ガートさんのご指導だそうです。いいなあ?

かっぱの鍋太郎、民話には珍しく主人公の死で終わる哀しいお話です。でもこのおはなし、わたしは大好き。姿の見えない異形なものと普通にともに暮らしていた時代があったこと、鍋太郎の死を悼んだひとたちのこころがとても豊かに思うのです。

柚ゆうゆう倶楽部さんの活動は、地元愛に溢れ、メンバーのみなさんの熱い思いと素敵なお人柄に惹かれてたくさんの方に愛されています。そこからたくさんの物が生まれ、これからも育っていくと思います。これからも一緒に楽しんでいきたいな。

そしてついでに、この交流館に事務所がある「能美の里山ファン倶楽部」さんの炭を購入、能登の保養キャンプへお渡ししました。(えっへん! ふるさと自慢や!)

そしてその足で保養キャンプ団体の会につづく…(^_^;)


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