明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ原点回帰(83)アーリーリリースは諸悪の根源

2024-09-27 22:29:00 | スポーツ・ゴルフ
実はこないだから「アーリーリリース」を直そうと色々練習しているのですが、その過程で思わぬ発見があって、相当スイングが変わった気がします。最初の取っ掛かりはインパクト時の手首の動きを修正しようというのが始まりでした。

以前、インパクト時の手首の動かし方については「これで完成!」と豪語したのですが、どうもフォローにかけて「力が今一つ出し切れない」感じがしていて悩んでいました。それであれこれ考えて、ふと「立ち方」を少し前のめりにして「つま先体重」にしたら意外と良かったので、アドレスの構え方を今までよりボールに近く立つように変えてみたわけです。ヒントはインパクトで頭が下がらないことでした。

で、アドレスを直したことにより

① 左脚を伸ばす時にお尻を突き出して前傾するのではなく、アドレスの位置で「そのまま垂直に立つ」ように変えました(今までは踵よりに重心があった)

② 前傾の深さは変わらないのですが左脚が垂直になったので結果として頭が下がり、しかも「懐が余裕ができ」た為に身体的には楽な感じです(今まではやや縮こまっていた)

③ 体全体が前のめりになった結果、スイング軌道が縦振りになりインパクトで起き上がる癖が「格段に減った」気がする

④ また、クラブが体の近くを通るようになったので、それまでよりクラブ操作がやりやすくなった

⑤ ボールとの距離が近くになったことで「リリースポイントを遅らせる」ことが自然に出来るようになり、理想のハンドファーストに近づいた

以上です。

つまりつま先体重に構える事で頭が下がり、結果インパクトが「右にずれた」訳です。願ってもない大進歩でした。

アーリーリリースを直す為にはクラブが遅れて降りてこないといけません。インパクトの後、クラブを思いっきり振る「スペース」が必要なのです。体の真正面でインパクトしては、その後に「クラブを加速させる」ことは不可能じゃないでしょうか。テレビでプロの試合を見ていても、飛ばす選手は皆「体の右側でインパクト」しています。逆に言えばダウンスイングで腕が水平になった時は、まだ両肩はトップの位置と余り変わらない状態つまり右を向いたまま、が理想です。この位置であればまだシャフトは垂直に立っている筈。これが「タメ」です。それに比べて両腕が水平になった時、両肩が既に正面を向いているスイングではアーリーリリースは避けられません。クラブが落ちてしまってアーリーリリースとなる原因は、何より自分の意識が「インパクト動作に入っている」からだと言えます(私の考え)。

今まで色々とあの手この手でアーリーリリース撲滅に挑戦していたのですが、
① 右手を徹底的に「左手より内側」に引く、とか
② 右手首を出来るだけ外側に折る、とか
③ 左腕を真っ直ぐ伸ばす、とか
細かい技を駆使して手首を伸ばさないようにしてもどうしても直すことは出来ませんでした。手首を曲げたままにしようと我慢するのは間違いです。

答えは「他のところ」にありました。つまりアドレスをつま先体重にして前傾を深くすれば「あっさりと」解決する問題だったのです(これが一時的なものどうか少し注視する必要があるとは思いますが)。

前傾姿勢を深くして頭を下に向け軸回転し、左脚を伸ばし右膝を送って、体を開いて「遅れて来たヘッド」を右肩の前でググっと押し込んで振り抜く、そんなスイングが出来れば理想的だと思います。

ポイントは
1、シンプルに腹筋に力を入れ、体を二つ折りにして前に倒す
2、インパクトは右膝を送って左にグリップを抜くタイミング
3、右手首を背屈させ右肩を下げて、その右肩越しに顔を向けてボールを打つ
4、手首を返しながら振り抜期、それから顔を上げる
ですね。

今日はこの3点を徹底的に練習するつもりです。出来るかなぁ・・・(結果は次回のブログで)。


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