明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

最新ニュースを斬る(46)フジLIVEプライムニュースが面白かった件

2024-09-18 10:40:00 | 私の意見
最近テレビで時事問題を見ていたら結構面白い番組があった。フジLIVEプライムニュースである。その中でゲストコメンタリーの山口二郎教授と思想史家矢崎彰容(思想史家)が結構思い切った議論を展開していて引き込まれた。この手の番組では珍しい事である。だいたいが面白味の無い一般論でお茶を濁すものが殆どで、今日もいつもの様にどうせ「ありきたりの感想」を言って終わるんだろうなと思っていたら今回は一歩踏み込んで論理的・具体的な話をしていたのは流石であった。まあ最初は言ってる事は正論だが「じゃあどうする?」が無いねぇ、などとノンビリ眺めていたわけだが、次第に「結構いい提案をするぞ?」となって俄然身を乗り出して集中し始めた訳である。

特に矢崎氏は自民党や立憲民主党の各候補の主張が今一つ曖昧で物足りない点を鋭く突いていて、総裁というのは「チームとして考えるべき」と、私の思う所とピッタリ一致していて久し振りに「快哉の拍手(SNSで言う所の「いいね!」です)を送ったぐらいである。まあ私のアイディアはもう少し「先を行って」いて、与党の総裁がそのまま首相になる現行方式じゃなく、国民が直接大統領を選ぶという「世界共通の政治方式」に傾いているのだが・・・。

そこで日本最初の大統領を選ぶにあたって、我々経験の無い人間はどうすべきか、を考えてみた。

○ 総裁選改め、大統領選のレギュレーション

1、日本もアメリカのように議会から独立した大統領制を採用する

2、大統領候補は予め補佐する人を選んでおいて、全体を「チーム」として立候補する(チームのメンバーは選挙期間中何回でも替えて良い)

3、大統領候補は日本をどうするのか?、つまり「グランドデザイン」を述べて国民にその優劣と実行力を競う(チームは参謀役として具体的な個々の戦略を立てて政府を指揮・実行するのが役割)

4、投票はネットの国民投票にする(一人ひとりにアプリで提供)

5、選挙期間は大統領選が終わってから次の選挙までの2年間とする(最長3期、6年間。但し、間を空ければ通算5期まで可能)。その間、次期大統領選立候補予定者は「どのような課題に対して、どう解決するか?」の具体的な方策を配信。内容を詳細に説明することで支持を集めていく(課題は全員共通とする)

6、有権者は投票日現在で18歳以上・70歳未満とする(立候補者は40歳以上・70歳未満とするが、チームは年齢制限なし)

7、大統領令は、場合によっては「議会の承認を得る」必要がある(大統領権限の制限事項として予め法律で決めておく)

8、事情が変わった事でやむを得ず公約に反することを実行せざるを得ない場合には、その都度「改めて国民投票」を行って賛否を問う

以上です。

まあ、岸田首相が政権末期に「閣議決定」を乱発してやりたい放題してたようなものと似ていると言えばいえないこともない。だけどそれを許すなら、むしろ明確に大統領制にして「国民の直接選挙」で選べるようにすべきである(現在は自民党員以外は指を咥えて見てるだけ〜である)。なお、この制度を実現する場合は必ず「ネット投票で選ぶこと」とすべきであろう。システム的には1日で答えが出る(一応比較検討する時間が必要なので2年間とする。その間に定期的に途中集計を行い、現大統領の支持・不支持をデータ化して「実行中の案件に対する賛否」を突きつけるのも可能である。勿論、投票先を途中で変えるのも自由だ)。なお、選挙にかかる費用は「基本的には無料」である(但し、アプリ開発費用だけは最初に掛かるのはやむを得ない。それと、メンテナンス及びデータセンターの設置とランニングコストが必要だが、これは選挙だけの費用ではないので一応除外しておく)。

例えばこの「国民投票システム」を使えば夫婦別姓問題などはそれこそ「アッという間に決着」する筈だ、と言うのはやってみなくても分かるだろう。まあ、高市氏などの出る幕は「全然ない」です。

なお、これは私見ですが、夫婦別姓の是非に関しては「苗字なんか廃止する」のが一番現実的じゃないでしょうか。そもそも苗字がなければ夫婦別姓などという問題もなくなるし、子供の苗字をどうする?などと無用なことで悩む必要もないわけだ。国民は全員「亮くんとか美波ちゃんとか」の愛称で生活し、そして「公的人格権はマイナンバー使用」でユニーク且つ一覧性を保つ(同姓同名問題は完全に無くなる)、というのが最適解じゃないでしょうか?(これで決着しました)。

色々意見は人それぞれあるようですが、「理屈で考えれば」答えは自ずと決まります(誰かテレビで「苗字をなくす提案」出してくれないかなぁ?)。今のままではレストランでメニューとにらめっこしながら中々決められないような人と同じですよ。それでは順番待ちの他の客の時間を奪っていることにもなりますから、そういう優柔不断な人はウェイターから「注文を決めてから席に付いて下さい!」と言われて列の後ろに並び直させられても文句は言えませんよね、私は「一発で問題を解決する」提案を希望します。

結論:大統領に相応しい人物・チームは

① 徹底したデータの収集能力
② 正確無比な分析・判断能力
③ 常識に囚われない発想力とアイディア創造力
④ そして揺るぎない決断力と困難を打ち破る実行力
⑤ 最後に清廉潔白で国民のためを思い、利害を超えた「総合的人間力」でチームをまとめ挙げ、そして引っ張って行く本物のリーダーシップをもった人
以上です(そんな奴、いないよ!って諦めてはダメです)。

そう考えると、小泉進次郎にはまだまだ任せられないよねぇ、石破も弱い(高市?、バッカじゃなかろか)。

結局、消去法で「河野太郎」になっちゃうわけですか、・・・やれやれです。

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