明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

組体操は中止?遅すぎる対応。

2016-03-27 21:00:59 | ニュース
全国の小中学校で組体操の事故が多発していて、死亡事故や障害が残る場合もあるという。いま流行りのモンスターペアレントが何故黙っているのか全く不思議だ。事故というのだから原因があって、場合によっては損害賠償を求められる事もあるはずなのに、まだピラミッドだのタワーだのと危険極まりない演目を実施している学校があるのは理解に苦しむ。即座にやめるべきではないか?

よくわからないで批判するのは良くないと思うが、死人が出ているのに何故やるのか。スポーツで事故が起きるのは防ぎようがないとも思うが、事故率が異常に高いのは「危険だから」ではないのか。だいたい10段もの高さで人間が乗っかれば、ちょっと崩れただけで下敷きになった児童は怪我するのは当たり前である。それでも「絆」とかいって一種の連帯感を醸成するので教育目的として有効だと考えていたらしいが、ただ危険な技に挑戦して達成する「バンジージャンプ体験」のような連帯感で、スポーツのもつチームワークの連帯感ではない。

第一、何時も一番下で支える役目をやらされて、恐怖しか感じない体の大きな生徒の心は、「嫌で嫌で仕方なかった」である。何処が連帯感なのか。連帯感を育てる目的がピラミッドだという発想の貧困さは、教育者として如何かと思う。それに組体操などオリンピック種目でもなし、小中高と一生懸命やるほどの意味は全然ないと思う。「危険だから私はやりません」と生徒が申し出たら、何だかんだと嫌味やイジメが先生とか周りの生徒から言われるのだろうか。やりたくないと思っていて無理やりやらされ、大怪我して骨折して一生車椅子生活なんて、学校を爆破したって収まるような怒りじゃないよ。

いつも騒ぐPTAにここは頑張ってもらって、組体操を根絶するようにして欲しいものである。馳浩文部大臣はあやふやな態度で、安全にやるようになんて馬鹿げた話で収めるつもりらしいが冗談じゃない、危ないっつーの!

昔と違って骨が弱ってるのかと思ったがそうじゃない、46年前から延々と怪我人が出続けているのだ。サッサと中止しろ、馬鹿!

追加 : こんな決定をするのに時間がかかるようじゃ、オリンピックも怪しくなってきた。大丈夫か?馳浩文部大臣って、頭悪そうだよね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿