1、もうどうにも止まらない!
ジャンボ門下生「西郷真央」が、またまた圧倒的安定感で盤石の連勝街道驀進中。この人の実力は、今やツアーでも頭一つ二つ抜けているようだ。去年の覇者「稲見萌寧」は深く沈没しちゃうし、「古江彩佳」はアメリカに行ってしまって不在。ライバルと言えば「小祝さくらか西村優菜」だが、二人共春先だからかイマイチ調子があがらない。去年の賞金額上位の申ジエ・勝みなみ・原英莉花も、優勝圏外から遠く離れていて問題外である。今回はペ・ソンウと「菅沼奈々」が何とか食い下がっているが、西郷の牙城は揺るぎそうもない。一度など、パー5で2オンを狙って強振したショットがオーバーしてグリーンの坂を下って行き、あわや「池ポチャ」というところを橋の欄干に当たってセーフという「ツキ」もあった。当然、ツキも実力の内である。もはや最終日を見るまでもなく、西郷の優勝は間違いないだろう(とかなんとか言ってて外れたりして)。5戦3勝、いったい「どこまで勝つのか」しか話す事が無いという、まさに「天馬空を行く」感がゴルフファンを覆った。この調子はいつまで持続するのかと考えたが、私は5月5日からの公式戦「ワールドレディl−スサロンパスカップ」まで続くんではないかと思っている。そ、それ以上続いたら、どうなるのか・・・って、考えたくもないけど、もしかしたら有り得るかも。
2、驚きの新人ぞくぞく
昨日64というコースレコードを叩き出した「上田澪空アマ」は、2日続けてというわけにいかず失速した。しかしまだ高校2年生だというから凄い凄い。ルーキーの「内田ことこ」や、昨年プレーオフで渋野日向子に敗れた「佐藤心結」など、若さに物言わせて躍動感溢れるプレーを見せてくれる選手が「ゴロゴロ」いる、というから驚きである。ちょっと前までツアーを騒がせていた「黄金世代」などは、もはやベテランと言っても良いくらい影が薄い存在になってしまった。稲見萌寧・鈴木愛・勝みなみなどは予選落ちだから、去年と比べたら「決勝メンバー」が全然違っている。こんなにもガラッと変わったことにはファンよりむしろ、当人達のほうが真剣に受け止めていると思う。まだ若いのに腰が痛いの首が痛いのと、体を酷使しているのは何か共通の原因があるかも。果たして黄金世代は、これから巻き返せるのか?・・・と、質問形式で書いたが、答えは「ちょっと無理」と思う。残るのは3、4人かもね。
3、お気に入りの選手がテレビに写らない!
フェアウェイのプリマドンナ「三ヶ島かな」は今回92Tと予選落ちだった。他にも勝みなみや新垣比菜に河本結・松森彩夏と軒並み予選落ちである(まあ勝みなみ以外はずっと予選落ちだが・・・)。予選落ちすると何がいけないかと言うと、「テレビ」に全く写らないのである。「菅沼奈々」選手などは今回地上波で「出っぱなし」であるから、そのファンの間の認知度合は「ゴールデンと深夜放送」位の差がある。一方「永井花奈」40Tや「セキ・ユウティン」44Tはどうかと言うと、予選は通ったがテレビに映ったのはそれぞれ1回切りで、なんとも寂しい限りだ。やはり成績が出ないとテレビじゃ無理らしい。
インターネットならお気に入りの選手をずっと映してくれるのかと言うと、そこは人気選手じゃないと無理じゃないかな。サッカーやバスケットは全球団公平に放送するようだが、40組18ホールを全部カバーするとなると経費的に難しくなってくる。だから「どうしても映す場面」は限られてくるわけだ。やはり贔屓の選手を全ホール応援するためにはコースに行くしかないのだが、私の家の近くで試合があるのは公式戦サロンパスカップの「茨城ゴルフ倶楽部」だけなのである。千葉県は国内有数のゴルフ場天国だが、ツアーレベルの開催となると少々寂しい。やっぱり選手に活躍してもらうしかなさそうである。「三ヶ島かな」は去年最終戦で優勝したから少し「適当に調整」してもらって、茨城ゴルフ倶楽部でもう一回「またしても公式戦で勝つ」ってのはどうだろう(調子いいねぇ)。今度は西郷真央との勝負になるが、歴史に残る「タフなゲーム」になりそうだねぇ(もう勝つ気でいる)。万一「三ヶ島かな」か「永井花奈」が優勝争いでもしようものなら、絶対コースで応援しようと手ぐすね引いているのだが、まあ正直な所「どうかな?」。まあ夢は「覚めるまで」が楽しい、って事か。とにかく「かなコンビ」に期待!
PS:茨城ゴルフ倶楽部は一度行ったことがあるが、家から近いので時間は楽である。但し、次に行く時には「簡易イス」を持って行くつもり。案外便利なんだよね、これ。ゴルフ観戦の必需品である。
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