明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ギャンブルやるのにマイナンバーを使うって?

2017-08-01 21:00:00 | ニュース
どうして政府のお偉方はマイナンバーを「潜在的犯罪者予備軍の囲い込み」に利用しようとするのか。考え方が、自分の方は国会答弁に明らかなごとく「何も情報を出さない」くせに、弱者の個人情報は「先入観バリバリで根こそぎ取ろうとする」。全く昔のお役人や憲兵のあくどい体質が誰の目にも見え見えだ。こんな連中がいっぱいいる政府だから、マイナンバーは必要な人に必要最低限の情報を提供・記録する、ということになるのだろうか。これでは、いつまでたってもマイナンバーの活用は進みそうにないわけだ。

こないだ自民党の国防部会でスーダンPKOの日報を「公開すべきではない」という意見が多数を占めたという。全てをオープンにするという健全な考え方と「真っ向から対決する秘密主義」の体質で、自民党が国民をどう考えているかわかる「上から目線の恐ろしいお代官様時代の遺物」であることの証拠である。美しい日本だとかなんとか言っていても、結局「自分たちの仲間内で政権をたらい回しして、甘い汁を吸っちゃう考え」から一歩も出ていないのだ。なんであれ、連中の言う美しい日本なんて、そんなものに過ぎないのだ。物事を他人の目から「隠す」ということが、あらゆる犯罪の温床になることは歴然である。

一時、民進党に政権を委ねたが、あの連中は地道に社会を良くして行こうという前に仲間割れして空中分解するような党で、「真の民主政党」でなかったためにまた昔の自民党を復活させてしまった。自民党の「経済再生というまやかしの金融政策」に乗せられて結果は金持層だけが焼け太りする、「国民総貧困」の時代を現出してしまった有権者の責任はとてもとても重いのだ。もう選択肢がないなどと、俄か評論家よろしく知った風なことを言っている場合ではないのだ。

今度選挙があったら自民党以外の政党に投票して政権交代させて、それで「片っ端から改革する」ことでしかないのである。上位10%がセレブ生活を満喫し「残りの90%は悶々として辛い貧乏暮らしを死ぬまで続ける」か、それとも全員が贅沢は出来ないが「何とか生活出来て将来の不安もなく、自分の楽しみも少しは持てる社会」がいいか、今後100年の決断を迫られているのである。まず政党政治と選挙システムを変えること。今度の選挙は「この一点だけで十分」である。選挙を変えなければ、政治を変えることなど到底出来ないからである。選挙に勝ったら、それからゆっくり改革を進めればいい。

その次に、政治と官僚の意識改善・全部オープン制度の導入。マイナンバー制度を拡充して、国民個人情報の管理を徹底的に効率化・民生利用すること。現金をなくして、すべて口座決済すること(これは同時に、すべての口座を本人認証による「資産の透明性確保」を実行する)。それからそれから、、、

まぁ、やりたいアイディアは一杯あるのだが、とにかく「我々自身を政府に利用されない」と言うことを一番に考え、「真に国民の側に立った政治家」を選ぼうではないか。「そんな奴、いる?」って?、聞くだけ野暮である。ここは目をつむって無理やり投票しよう。少なくとも今の自民党よりは、マシじゃないかな、ねぇ安倍さん?

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