明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今日の視点(34)キックバック5人衆は再選挙でボコボコにしよう

2024-01-29 16:15:00 | ニュース

本日国会が召集された。早速政治家たちの資金パーティ裏金問題に野党の質問が集中すると予想される中、渦中の岸田首相がどうやって国民の信頼を取り戻すのか?、に注目が集まっている。ここ一ヵ月の問題発覚と混乱を収束させようと、岸田総理は「派閥解散」という奇策に出た。が、そもそも問題が発覚しても「肝心の議員逮捕に至らない」ことが大多数の国民の怒りにつながっているのだとすれば、単に派閥を解散するだけでは問題は一向に解消されないのは自明である。

今回の事に限らず昔から、政治家というのはカネは幾らでも欲しいらしい。もし法が許すなら「どんな事でも」やる性悪説の連中だということは明々白々、8Kモニターに映る位ハッキリしているのは「もはや子供の間でも常識」と言えよう。例えどんな法律を作っても「作るそばから連中が抜け穴だらけにしちゃう」のだから、こりゃ永遠に終わらないイタチごっこだわ、ってなる訳である。こんな事ばっかしやってたら、若者でなくても「選挙なんかに行かなくなる」のは当然とも言える。

じゃあどうするか?・・・それは簡単で、疑わしい政治家は「選挙で落とせば良い」だけの話である。つまり問題が起きたら即座に「信任投票」を行って、有権者の再投票が既定の得票数に達しなければ、即時落選・議員辞職とする、で決まりだ。

まあ詳しい説明をしないと理解してもらえないと思うのでこれから信任投票の仕組みを解説して行きたい。とにかく議員という職業は、有権者との「精神的信頼関係」の上に成り立っている地位である。それを裏切る行為を裁くのには「通常の犯罪」のように検察の訴追と裁判所の有罪判断を待ってから、という処理は必要ないのではないだろうか。要は「いい人だと思っていた」から投票したのであり、「あんな人だとは思わなかった」ら別の人を国会議員にして、問題議員には辞職して貰うシステムが必要ということだ。それが「信頼を失う」ことの意味である。

しかし何度も選挙をやるとなれば、お金もかかるし時間も人手も必要だ。じゃあ、どうすれば良い?

そこで登場するのがネット選挙システムである。世界では国民投票にネット投票を導入して成功している国もあるというから日本で出来ない話ではない。要は「やる気」である。そろそろ従来通りの非効率な選挙システムを改めて、簡単便利なネット投票に変える時期に来ているんじゃないか?。私はあらゆる点から見て「ネット投票」が最善の策だと思っています。

では信任投票の仕組みを説明します。

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1、議員の信頼に関わる問題が発生したら、まず「信任投票にかけるかどうか」を投票する(投票はすべてネット投票です)

2、投票は議員の選挙区の前回当選当時の有権者全員で「する・しない」を投票し、実施の投票数が「2割」を越えたら信任投票を行う

3、信任投票で前回選挙時に次点だった候補者が当時得票した票数より「少なかった」場合は即時議員辞職、次点の候補者が繰り上がり当選となり一件落着である。なお、同数の場合は「再投票」してどちらかの票が相手より1票でも上回るまで何度でもやりなおす(これがネット選挙の便利なところ)。

以上だ。

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これが何故議員とカネの問題に「抑止力」となるのかというと、疑惑や問題があると「いつでも」信任投票に掛けられて、「事実が裁判で証明されたかどうか」に関わらず単に「信用出来ない」というだけで議員辞職に追い込まれる可能性があるからだ。当然、ちょっとでも疑われるようなことは「絶対にしない」のは当たり前で、むしろ「違法行為をやめさせる」くらいの毅然とした行動をしていないと「いつ寝首をかかれるか分からないのである。政治家の心の中まではコントロール出来ないが、少なくとも表向きは国民の眼を欺くような行為は「出来なくなる」のではないか?と思っている。これは例えば政治資金規正法という単に法律で禁じられているという狭い範囲を逸脱する行為だけではなく、有権者との信頼関係を裏切る行為についても「国民の再審査が有り得る」という、非常に重い責任感が求められることになる。

よく選挙の時だけ頭を下げるが、一旦当選すると「急に偉そうに上から目線で威張りだす」という話がある。これなども選挙が何年間かに一度のイベントで、それを過ぎたら「議員という地位は安泰だ」という考えが議員間に根強くあるためであろう。一度投票してしまったら「失敗した」と思っても、次の選挙までは有権者と言えども「どうしようもない」のが現実である。ネット投票は、その選挙の大変さを一発でクリア出来る「最高のシステム」なのだ。

ネット投票の一番の利点は、選挙に全くお金がかからないことである。

まず戸籍と住民票で有権者をピックアップし(公民権停止なども含む)、全員に「投票アプリ」を送付する。受け取ったらアプリで受け取りをチェック。一定の公示期間終了後に有権者はアプリの指示に従って「候補者指名」をクリックし送信する。以上。

候補者名の書き間違いもないし間違えたら「もう一度」やり直せばいい。選挙期間中は「考え直す」こともOKである。そして選挙が終了したら「一発ボタンを押すだけ」で計算が終了、結果が出る。ここまで選挙ポスターや運動員また選挙会場とボランティアの整理担当など「一切の費用」はゼロである。

それに「いつでも何回でも」選挙を実施出来るのが第二の利点だ。これじゃ「お金をバラまく暇がない」じゃああーりませんか!

これにより「投票率が爆上がり」して選挙にお金をかけても「全く効果が無い」となれば、政治家はお金を使うより「政策に賛同して貰う」ことに全精力を傾けるのではないかと思う。だって投票率が90%にもなってくれば、当選するだけの人数を買収するのは「ほぼ無理」だから。結局、金がかからなければ無理して集める必要もなくなる、って訳だ。一件落着。

アプリで投票なら「いつでもどこでも投票」できるし、何なら「トイレに入っていてもポチっ」と投票出来ちゃうんだから投票率あがるよねぇ・・・というわけで、これから「ネット選挙システム」を推進していきましょう!

民主主義というのは何も「何年かに一回しかない選挙で一人の人間に丸投げするシステム」ではなくて、我々の意見を代表する代議員は「いつでも替えられる」というのが正しい民主主義だと思います(参考に私の過去ブログ「デジタル弱者の戦い(3)スマホ選挙ってどうなのよ?、俄然やる気が出てきたんだけど・・・②」を出来たらお読みください。ハッシュタグは「#選挙 #スマホ投票 #投票率」です。よろしくお願いします)。

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なお、キックバック5人衆は信任投票にかけて、しっかり有権者の判断を仰ぐのが正しいと思います。



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