ラジオを聴くのが日課になってしまっt今日此の頃。番組選びも経年変化が顕著となった。
以前はあれ程面白かった「神田伯山」は、何だか「ただがなり立てているだけ」で内容そのものに新味がなく、最近は「聞くのが待ち遠しい、と言う程でもなくなった」のである。「高田文夫のラジオ・ビバリーヒルズ」も同じく聞かなくなってしまった。相変わらずのマシンガントーク炸裂は健在なのだが、最近は彼の笑いの質に私の方で「飽きてきた」みたいなのだ。
どうやら威勢のいいノリノリの番組について行くのが歳なのか段々辛くなり、より静かでもう少し問題意識を持って「考える時間のゆとりがある」番組と言うか、パーソナリティを好むように変化してるみたい。勿論番組にはそれぞれターゲット層というものがあって、私の方が離れていったわけなのだが。
それで新しく聞くようになった番組が文化放送「くにまる食堂」の月曜日と木曜日というわけだ。月曜のパーソナリティはカンニング竹山、木曜は内藤剛志である 。以前めちゃめちゃ気に入っていた「おとなりさん、アンガールズ山根」はアナウンサー坂口愛美との掛け合いがマンネリ化してきてやや食傷気味な点を考慮にいれると、こちらの方は新鮮に思える。結局、同じ番組をずっと聴き続けるのは難しいんだな、と言えそうです。
そんな中、相変わらず聞き続けているのが NACK5火曜日のバンバンバザール「goo goo Radio」と、TBS土曜日の朗読番組「司馬遼太郎短編集」である。土曜日 BAYFM とよた真帆の「SATURDAY BRACING MORNING」と同じく高橋克典と野呂佳代の「GROOVIN’ ON THE ROAD」も私の中では長寿番組である。
最近では寝しなに布団の中で聴く、と言うのが睡眠障害の原因になってるかも知れないのでちょっと控えている事もあり、全体的にラジオ視聴は減っている。そんな中で「くにまる食堂」のカンニング竹山の「しゃべり」は面白くて久々に笑えた。これは自分の個性を変に押し付けることなく視聴者に迎合するより「素直に表に出すスタイル」が私的には心地いいのだろうか。
やはりパーソナリティというだけあって、独特の語り口と魅力ある個性が人々に好かれている理由だろうな、と思う。芸能人である以上は何がしかの戦略はあるのだろうが、それを全く感じさせない「人柄から滲み出る誠実さ」が売りになっている芸人さん。そんな気がしている「大のお気に入り」パーソナリティがカンニング竹山である。思えば芸人としては珍しいタイプかも。
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