明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

もうそろそろ、数字の読み方を変えてもいいんじゃないかな?

2020-05-10 15:28:32 | ニュース
現在、世界は1000を桁上げの単位として使用している。1000gで1kg、1000kgで1tという風に、である。なのに何んで日本のお金だけ、「万単位」で桁上げなんだろうか。数字を書く時は1000桁ごとに「、」を打っているのに、読み上げる時は「万単位」で、読み難いったらありゃしない。何時からこんな変なことになったのか。日本人って、「こういう面倒ごと」を一向に改善しようとしないからマジ嫌になる。官公庁の書式に何時までも「元号」を使用するとか、テレワーク時代に逆行して「ハンコ」を使い続けるとか、もっと頭を柔軟にすること、「出来ないかなぁ〜」。

昔は1000が単位だったと思うのだが、今は何故か「万・億・兆」が単位になっているのだ。英語で millionaire 、とか billionaire は、日本語では億万長者の意味だから、ドル円変換すると「1億長者と1千億長者」になる、何だか意味不明。

そこで私は「新しい貨幣の単位」を提唱したい。例えば、巾・帛・了・單・垓、なんてのは如何だろうか。その前提として、まず円を切り上げて「ドルや元」と同じくらいの価値に設定し直すことから始める。例えば、100円(=1ドル)を1帛としようか。そうすると1000帛で1了になる。つまり、1000毎に名前をつけていく。これで世界の数字の数え方と一致するわけだ。

当然、教科書から経済指標から、全部書き換えである。まあ、日本の円を「ドル表記する」時は1000単位で書いている筈だから、百万円 ー ドル変換 ー 1Million と表示されるから、それ程大変なことではない。これは「いつやるか」の問題であり、やれば「必ず慣れて」くる筈である。一旦慣れてしまえば、以前の1万単位の数え方は「あっという間に忘れ去ってしまう」ことは歴史が証明しているのだ。江戸時代の度量衡は、明治の大改革の煽りを受けて「一瞬」にして過去のものになった。

今、グローバル時代の真っ只中にあって、いつまで「この古い習慣」を続けるのか。日本独自の文化がどうこう言っていると、日本全部がガラパゴス化してしまうだろう、ホントに。結論が出ない会議とか、仕事が終わっているのに帰れない雰囲気とか、日本のビジネス慣行には、すぐ改めるべき事が多いと言われている。だが、表面的なことだけを変えて行くの「外面合わせ」のやり方ではなく、根本的な部分にメスを入れなければ日本の未来はないと思う。およそ、日本の諸学術界が世界標準と数え方が違う「千・万・億・兆」の単位を未だに続けていることに、正直驚きを禁じえないのである(もしかして学者は英語で読んでいるかも)。

とにかく、貨幣単位の変更と共に新しいお札も発行しなくてはならないが、この際一気に「現金廃止」の方向へ舵を切る、というのも手である。現金を廃止することは単に便利というだけでなく、犯罪の抑止にも「抜群の効果」が見込める。空き巣・ひったくり・オレオレ詐欺等の単純犯から大掛かりな銀行襲撃に至るまで、あらゆる「現金被害」を一遍に解決する究極の秘策が、この現金廃止である(詳しくは私のブログを読んでください。再度上げておきます)。

何故私がこう思ったかと言うと、コロナの海外ニュースをネットなどで見るにつけ、毎回単位を読み替えるのに疲れてしまったのがキッカケである。まあこれも、今回コロナが「世界に与えた大変革」の一つと言えるかも。

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