1、パリのエッフェル塔って、東京タワーとクリソツじゃない?
今でもフランスはパリの象徴として世界中から観光客が訪れるエッフェル塔だが、これをそっくり真似して作ったのが東京タワーである。東京タワーは戦後復興のシンボルとして長らく東洋一の称号を恣にしていたが、勿論今ではとっくの昔に高さでは抜かれてしまった。だが私が言いたいのは「高さ」のことではない。その「形」が余りにも本家エッフェル塔に「クリソツ」なのだ。これって、日本人のなりふり構わぬ「コピーしちゃおう精神」の顕れではないだろうか。コピー大国は今なら中国がダントツ有名だが、これこそ「知的財産権の侵害」にモロ当たっちゃうぞ、と言う事例であろう。それを臆面もなくオリンピックで全世界に「僕だって出来るもん!」と猛アピールしたっちゅうわけだから、まあまあの子供である(恥ずかしい限りだ)。当時の電波塔としての建築技術ではどうしてもあの形になるのは仕方ないの「かも」知れないが、それにしても「完コピ」っつーのは、いかにもベタで芸がなさ過ぎる。そろそろスカイツリーも出来たことだし、解体して超高層ビルにでも立て替えたほうがいいんじゃないでしょうか。もしくは日本伝統文化に馴染まない文明開花の鹿鳴館的黒歴史として保存するというのなら、それもまたそれで意味があろう。つまり、「日本人であることを忘れるな!」という、反面教師として警鐘である。こう考えてみると東京タワーも、裏寂しく見えて溜息が出ちゃうなあ。
2、返せる見込みが十分あるなら、借金は積極的にしたほうがいい?
日本で一番借金をしてるのが「トヨタ」だって何処かで書いてあった。ウソーっと思ったがホントらしい。利益も出てるし内部留保もガンガン溜まっていて、お金には全然困らない筈なのに「何で〜っ?」、と素人考えで思ってしまった。私は経営者じゃなかったので(そりゃそうだろう)、このままだとヤバイって思うのが「どういう時」なのかは分からない。でもトヨタは今のところ、健全経営を続けているのだろう。誰もトヨタが危ないって話はしていない。だが、例えば「国の経営」が上手く行かないって時は、誰か教えてくれるんだろうか。なんか不安になって来た。確か日本の借金は「世界一」だという話も聞くじゃないか。もし万一国家が国債の返還が出来なくなって破産でもしたら、なけなしの貯金などは全部「紙屑」になっちゃうんじゃないの?。いやいや、我々下々の者にそんなこと教えてくれるわけはない。国が債務で「首が回らなくなる」前に、何とかそれなりの徴候を見つけて対処しなくては・・・。
というので私なりに、日本経済の未来を検討してみた。
まず日本の中でお金が循環している状態を「鎖国」とする。一次産業で生産した「価値」を市場に出して「お金」に換え、そのお金で「公共料金や生活必需品」を購入する。勿論、流通業者や小売店や銀行など、複雑に絡みあった「市場経済」が必要なのは言うまでもない。さらに余ったお金で「服や電化製品やサービス」を購入して、それらの商品を扱う人々もまた「収入」が増え、またまた「市場」で別の商品を購入する。経済が大きくなるに従って外食産業や娯楽産業も増えてきて、国の経済がどんどん回っていく。これが一つの「循環モデル」である。つまり、足らないところに「お金が巡ってくる」と言うものだ。
ところが市場経済で最初に価値が生まれる「資源」が不安定だと、国全体で経済が危うくなる。江戸時代に飢饉が多発したのも、生産が天候に依存していたためだった。だが今では食品の品目も増え、天候不順に対しては「輸入」という対処方法があって、安定した供給が可能なのである。お米を例に取れば、冷害で不作なら海外から輸入すればいい。だが現実は輸入業者が必ずしも生産業者と一致してないから、農家は天候のダメージを「輸入で穴埋めする」ことが出来ないのである。ここが問題じゃないだろうか。
お米を作っている農家が生産に失敗して市場への供給が出来なくなったら、それを輸入で穴埋めするのは「ダメージを受けた農家自身」が行うのである。つまり穴埋めなんだから、それで得た利益は「生産農家に還元する」のが筋というものであろう。それを Amazon で買っちゃったら、利益は農家には回って来ない。結局、農家は収入を得る方法を失って、丸損しちゃう訳である。これは政治で規制をかけ、生産と輸入を「品物別にグルーピング」して、その品物から得られる「利益」を生産者が守れるようにすることが必要じゃないのか、なんて妄想した。この辺が経済発展の「鍵」かも。
基本は「価値」を生み出すことで、それを皆でぐるぐる回していくのが経済である。だから「日本で」価値を生み出すことが、日本経済発展の最重要課題だ、と気が付いた。他所の国で作った価値をどんなに輸出入で移動しても、それでは日本経済は伸びては行かないのである(うーん、分かったような分からないような話よね)。とにかく日本で価値を作る、これである。価値が作れないで借金を重ねていけば、何れ首が回らなくなって破産する。ところで日本で作っている価値って何だろう?。これが岸田内閣の「政治目標」で見えて来ない「肝心の部分」かもね。
で、トヨタが日本で一番借金が多いって話とどう繋がるのかと言えば、余り関係はなかったようだ(何だよ!)。まあトヨタの財政は、事業規模を拡大しつつ投資を有効活用して、電気自動車全盛の中、ハイブリッドから「水素」へと事業をシフトしてる真っ最中と言う認識と思う。この戦略が吉と出るか凶と出るか、結構トヨタも「崖っぷち」に差し掛かっているのかなあ、という印象である。この全世界を相手にした「日本トヨタ」の戦い、上手く行くといいけどね。
3、朝日を浴びれば体内時計がリセットされる
朝起きた時に太陽の光を浴びると、体のスイッチが入ってスッキリ目が覚めるらしい。そう言えば、私のアパートはカーテンを閉めっぱなしで、ここ何ヶ月も空けたことがない。だから目覚めが良くないんだ!、っと気がついた。早速昨日、夜寝る時にカーテンを空けて、朝日を浴びる準備をして床についてみた。翌朝ちょっと曇っていて天気は悪かったが、流石に科学の力は間違い無い!。少し寝不足気味だが、体はビンビンで気持ちいい。自立神経のオンオフをコントロールすることが、健康にも免疫にもいいとのこと。話によると、朝に散歩するのもいいそうだ。さて、どこか景色の良い散歩ルートがあればいいのだが、柏じゃどうにも殺風景だ、というより品がない。やっぱり奈良に引っ越して、朝な夕な自然と触れ合う田舎生活が良いのかな?、と思う。そろそろ奈良移住を真剣に考える時が来たのかも。
4、最近よく見ているスポーツ
以前はアメリカのプロバスケットボールNBAが一番のお気に入りだった。それが楽天の独占配信になってから、何となく見なくなってしまった。スペインサッカーやチャンピオンズリーグもWOWOWの独占配信なので、これも段々と見なくなっている。代わりに最近良く見ているのが、PGA男子ゴルフとJLPGA女子ゴルフそれとステップアップツアーだ。女子ゴルフは衣装が華やかな上に、毎年有望な選手がどんどん出てきて若い子が活躍するから「めっちゃ」楽しい(老人の楽しみの一つ)。ちなみに私は古江彩佳を応援している(関係ないだろう!)。ただ最近は卓球とバドミントンが面白く、世界大会などをよく見るようになった。どんなスポーツでもそうだが、そのスポーツを理解すればするほど、「面白さが倍増」してくるのである。昔はバドミントンなど面白いとは思わなかったが、最近はゲームの組立やお互いの心理の裏をかく戦法など、卓球とも通じるものがあって「のめり込む」ようになった。選手の技術や体力に知力も加えて、見ているものの「戦いを読む楽しさ」を感じられるようになって来ている。これもオリンピックの効果かな?、と思っていいかも。
5、NHK「らじる」で武田信玄を聞く
NHKのラジオ番組を録音しておいて、後から聞ける「らじる」というアプリがある。私は火曜日の8時半からやっている「カルチャーラジオ 歴史再発見」というのをお気に入りに入れてあるが、この枠で最近「武田信玄の生涯 〜 生誕500年を迎えて」というのが始まっていて、ことの外面白いのでご紹介したい。私は今のところ、信玄が生まれてから父親を追放するまでの回を聞いただけだが、こういう話はラジオで聞くと余計集中力が増して「どんどん頭に入る」から不思議である。根がズボラな性格なので読書はどうもと思っていたのだが、ラジオなら相手が勝手にしゃべってくれるので楽チンである。番組は初回を11月30日まで聞くことが出来るから、みなさんも興味があったらどうぞ聞いてみて下さい。一流大学の「聴講生になった気分」にもなれるので、心地よいこと請け合いですよ。
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