ゴルフパートナー通いもそろそろ1年半を過ぎようとしている今日この頃。だが私のスイングの完成度は最新ビデオ機器で自分のスイングを確認し始めた頃と余り変わっていなかった・・・なんでーっ?(私の心の叫びです)
勿論、スイング理論や物理の知識や、あるいは体の柔らかさとか筋力などは当初と比べるとだいぶ改善されているとは思っている。それに、やろうとしているスイングも「意識の上では」こうなってこうするとクラブはこう動くから云々と、一応は理論的には上手く行く筈なのだ。しかし・・・実際にビデオで自分のスイングを見てみると、「あれ〜?、やってる事はまるで以前と変わってないじゃんかぁ〜っ!」、です。つまり自分の思っている程には、スイングは新しくなってないんですねぇ、ああ無念!。
これは、頭で作ったイメージを実際に動きの中で再現するために必要な動作というのが「まるで出来てない」からです。分かってるんだけどねぇ・・・(出来ない理由は分かりました。言い訳はもうやめましょう!)。
という事で、イメージの通りに身体とクラブを動かすための「具体的なコツ」というものを見つけるのが大事だと分かりました。コツとは、ある動作を実行するための「アシスト動作」の事です。例えばアーリーリリースが中々治らない人にこれをやってもらうと「意識していないのに」結果としてアーリーリリースが治る、みたいな裏技ですね(そんな都合の良いものがあるんかいな?)。私は正攻法でスイングを作り上げる程の気力も体力も有りませんので、何とかこの裏技の力で無理難題を解決し、ついでに「スイングスピードも密かに上げちゃおう」と虫の良いことを考えています。
では次に、私が実際にやってみて効果的だった「コツ」を書き出してみたいと思います。もし YouTube やなんかでは既に世間一般には知られていて「そんなの常識だよ!」とのお叱りを戴くかも知れませんので、その場合は初心者の戯言と笑って大目に見て頂けると幸いです。
1、バックスイングを正しく上げるには
→ 手や腕の動きをどうこうするんじゃなくて「クラブヘッド」がプレーンをなぞるように上げると、きれいに上がる。これ発想の転換というヤツで普通は「手や腕の動かし方に注意が行き勝ち」だが、むしろヘッドの動きをずーっと追いながら上げていく事で、手や腕は勝手に動いてくれるようだ(勿論、目で実際に追いかける必要は無い)。
2、切り返しで下半身を動かす時、つられて肩も回ってしまうがこれを元の位置に保っておくには
→ 下半身が動くのと同時に左手でグリップを下半身と反対方向へ「グッとひと押し」して、始動時の勢いとタイムラグを作り出す。これは古江彩佳のスイングを見ていて思いついたものだが、やって見ると凄く捻転が増えるので是非皆さんも試して頂きたいコツです。
3、インパクトで腰が前に出る癖があるがどうすれば治せるか
→ 切り返しでお尻を「思ってる以上に」深く引く。この効果は劇的で、思い切って後ろに引くと途端に「前傾」も保つことが出来るようになり、インパクトの感触も「ぶ厚く」なったように感じるから不思議です。この時、放っておくとクラブの軌道が「立って」下りて来てスライスになり易いので、「2」でタイムラグを作って左肩が戻らないようにすること。下半身と上半身が同時にスタートするのを防ぐためです。なお、ダウンスィングは「右の肘から」下ろすようにすると、アーリーリリースになりにくいみたいです。
4、クラブに力を入れるタイミングが早くてきれいなハンドファーストにならないが
→ ダウンスイングからインパクト・フォローまで、全て「ヘッドの軌道」つまりヘッドが動いていって球に当たる動きを意識してスイングや手首の返しのタイミングを調整すること。手や腕の事を考えると注意力が分散されて力を早めに入れる傾向があるようです。私はヘッドの動きを追いかけてスイングする事で、インパクトでの「回転不足」が少しですが改善出来ました。お勧めです。
以上、今週のコツでした。なお「2」で押し込む方向ですが、右手を背屈して少しシャローに「下にさげる」のを目標に練習しています。やや低い位置からヘッドの遠心力をテコにしてフェースを前に向ける「小澤康祐理論」が正しければ、ちょっとシャロー気味の方が方向性が良いのかな?、と今は考えています。それに「右手首を背屈してから」ダウンスイングに入ると、上から打ち込んで「ダフリとかつっかかる」動きは出ないようです。
なお、これらの悩みとは別に「頭が右にスエー」してインパクトで今度は左にスエーする、というのは未だに治っていません。これにはまだ有効なコツが見つからないので、今後の練習に期待です。なお、飛距離出すコツは「全く分かりません」です、はい。とにかく「出来る限り速く振る」じゃないでしょうか?(なんのこっちゃ!)。これについてはまだまだ謎です、悪しからず。
では次回もお楽しみに。
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