一昨日の日曜日にご来店下さったIさまは
随分 ご自髪が伸びてきました
数ヶ月前はピッタリだったエピテーゼも少し不安定になっていました
髪でバランスが変わってきました
私は 私自身が患者様にウィッグを被らせて頂くと
感覚でどこをどうすれば良いかが わかります
Iさまのエピテーゼは以前縫ったところを解いて
深く被れるようにまち針で留めて確認をして縫い縮めました
そして伸びてきたご自髪を襟足で2本にゴムでまとめ
ヘアピンで上に留め
その上からウィッグを被ります
ご自髪が伸びると髪でウィッグが滑ります
ご自髪をピンで留めるとひっ掛りになり安定します
「ピッタリしました!」とIさま
医療用ウィッグはいつも調整が必要なのです
午前中に御来店のSさまも
脱毛後初めての再調整でした
脱毛した髪の分 ウィッグが緩くなっていました
余っていた部分にまち針を留めて
「どうですか?」と伺うと
「ずごく安定しました」
と少し驚かれていました
要点を少し縫うだけで バランスが変わってきます
頭に乗っているような感じでなく
包み込むように被れるウィッグを作らないと
不安定になってしまいます
Sさまのロングのエピテーゼはとても長く
この乾燥の季節は傷みやすいはずなのに
とてもきれいな状態でした
がんばってアイロンされているのですね?
と伺うと
「いいえ、アイロンしてないんですよ
とにかく必死にブラッシングをしてトリートメントを付けていました」とSさま
これは、私もお勉強になりました
やはりトリートメントとブラッシングは大事ですね
最初にご紹介しましたIさまは前髪の伸びが少し遅そうなので
エピテーゼのカバーピース(部分ウィッグ)をご試着されました
「すごくいいですね!自然です」
と気に入って頂きました
スタッフの和田さんに写真をお願いされていました
カバーピースを着けていらっしゃいます
「今日も大満足です!こちらに来た時はいつも大満足です!」と
Iさまに仰っていただきました
満足して頂けるウィッグをお作りできることが
私にとっても うれしいことです
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