さざなみ日記

日々思うこと、懐かしいことなど、つらつらと…

最近みたテレビのことなど

2023-03-26 22:37:03 | 映画・ドラマ
土曜日にテレビ朝日系列で放映された「キッチン革命」というドラマを見ました。2夜連続放送でしたが、初日のドラマの主人公のモデルは、女子栄養大学の創始者の香川綾さん。わたしが、20代の頃に関わっていた自伝のシリーズでも、扱っていた人物です。
当時、結婚と仕事の両立のことや、4群点数法や計量スプーンや計量カップなど、現代ではお馴染みとなった栄養学の基礎を築いた人物として、大変興味深く思い、取り上げたのはおぼえていましたが、こまかなエピソードなど忘れていましたので、ドラマ、とても面白かったです。
まあわたしは、結局、結婚と仕事の両立というのはうまくできませんでしたが、今ぐらいの年になると、そんなに肩肘はって考えることもなくなり、必ずしも、会社に属して、お給料をもらうことのみが仕事な訳ではなくて、なにかをなすことは全て仕事なのだから、家事でも、子育てでも仕事だし、趣味でもボランティアでも、真剣に向き合って取り組んでいることは全て仕事なのかな、と考えるようになり、少し楽になりました。だいたい子育てだって、なかなか大変ですよ。本当のところ。

話は少しそれますが、同じテレビ朝日系列で、この間までやっていた、山崎育三郎さん主演の「リエゾン」というドラマも、大変興味深いドラマでした。
発達障がいの子たちを取り上げていましたが、自分が大学で学んだことと今の時代では、いろいろ認識もかわっていて勉強になりました。
ただこちらについても、当時と今とでは、自分の方もかわっていて、以前は、診断名にとらわれて難しく考えていたところもありましたが、今は、結局自分は専門家にはならなかったし、その診断名を聞いても、あまりとらわらすぎないというか、結局障がいがあってもなくても、ひとりひとりの個性はそれぞれ全然違うので、その子の個性として、おおらかに見ることができるようになった気がします。まあ、歳をとるのも、悪くはないですね。


参考までに…



人間の記録シリーズ第52巻
「香川綾 栄養学と私の半生記」
(1997年 日本図書センター刊)

※もとになった本(底本)
香川綾著「栄養学と私の半生記」
(1985年 女子栄養大学出版部刊)



志々島と父母ヶ浜に行きました。

2023-03-06 00:12:40 | お出かけ
1月のおわり頃だったと思いますが、N○Kの夕方の番組で、サッカーの前園さんが、自転車で四国をまわるシリーズをやっていたのですが(あれ結構好きなんです。四国しかやってなかったのかな)、その日の回は、香川の志々島というところを訪れていました。香川に住んでけっこう長い私も知らなかったのですが、その島の樹齢1200年という大きな楠と島の展望台からみえる景色に魅了されてしまって。ぜひ行ってみたいと思っていたのですが、今回娘の試験休みに実現しました!

島には、三豊市の宮の下港というところから船で向かいます。宮の下港から出る船は、1日3本なので、気をつけて。

こんな船に乗り込みます。乗船時間は20分です。


島に着いたら、ひたすら坂道を登ります。なだらかな坂ですが、運動不足の私は、へこへこしていました。でも坂の途中からみえる景色も素敵。



20分ほど歩くと(私は、もう少しかかりました…)あの大きな楠が。



神々しい…。そして1200年という年月を経てここにあることにため息です。(島の人に大切にされている御神木なので、絶対に登ったり傷つけたりしないでください。)

楠から程近いところに、展望台がありました。楠の倉展望台。


展望台からの景色です。やあ絶景なり。
海の青さよ。


ところどころにこんなかわいいベンチも置いてあります。


帰りの港の近くの波打ち際も、美しくて。子どもたちが、童心にかえって、波打ち際で遊んでました。


宮の下港に戻ると、そこから車で10分ほどで、インスタなどで話題の父母ヶ浜に着くことがわかったので、行ってみました。ちょうど日没前のマジックアワーで、干潮も重なっていたので、けっこう素敵な写真が撮れました。



香川もまだまだ奥が深いな。まだ知らない魅力的な場所がいっぱいあるんだな。

そして帰りの車のなかで、なかなかこうやってみんなで出かけることももうあまりないだろうな、いい思い出ができたな、と母はひとり胸熱でした。でも、娘たちは、学校の友だちの話など、楽しそうにしていましたが。

いい一日でした。