おはようございます。
新年あけて、次女とともに音楽漬けみたいな毎日の私ですが、みなさんはいかがお過ごしですか。
私と音楽のこと、つづきを書いてみますね。
昨年、次女たちのつむいだ素敵な音楽に出会って、自分の音楽人生のいろんなことを思い出すわたしですが、きょうは、大学生時代に出会った、わたしの究極の理想の音楽と音楽仲間、律ゾリステンについて書きますね。
大好きだった高校を卒業してしまい、無理やり大学生にさせられたわたしは、なかば不満気味に大学生活をはじめました。第一志望の大学でしたが、あまりあわず、なにかこころが満たされきらない日々でした。
一応、センパイに誘われて、大学の大きなオーケストラ部に、最初に所属しました。でも、そのサークルは、わたしからみて、人数が多すぎ、お金がかかりすぎる。大学自体も、人数が多すぎ、そしてなにかお金がかかりすぎるし、なんなら大学そのものが、お金にがめつい感じ?もしたり…まあ、大学というか社会の縮図みたあではありましたが。
当時のわたしは、学費、交通費以外のすべてのお金を、自分のアルバイトでまかなっていたので、たえずお金のことで頭を悩ましていて、かつアルバイトやら学業やらサークルやら友だちづきあいで、ほんとうに忙しかった。。
で、前述のオーケストラ部ですが、徐々にこころが死んでいき、音楽を楽しめなくなってきて、大学二年生のはじめには、もうそのオーケストラ部をやめようとしてました。でも、当時のオーケストラ部のやつらは、わたしの生活の苦しみなんてわかりもせず、ひきとめ続け、やっとやめられたのは、大学2年の9月のことでした。
そのときわたしは、もうアメリカに留学したいから、その勉強をするために、オーケストラをやめるよ、とはなしたと思います、で、実際、その団体をやめて、しばらく英語の勉強などしてはいました。
でも、わたしはやはり、なにか満たされないというか、つまらなかった…
そんなとき、先にオーケストラ部をやめていた、おなじ文学部の女の子に、「美和ちゃん、すごく素敵な音楽のサークルがあるから、みにいこう!」と誘われて、ふたりで、
律ゾリステンという、
弦楽合奏のサークルをみにいきました。
おそるおそる扉をあけてのぞきこむと、そこで奏でられていたあまりに美しい音楽に息をのみました。あまりに
出会いから、衝撃的でした。
一目惚れという言葉はあると思いますが、まさにひとみみぼれ。
そして、その日を境に、わたしは、その律ゾリステンというサークルにどはまりしてしまい、その美しい音楽のもついみを、かみしめていました。
ほんとうは、永遠に、あの団体にいて、みんなとあの音楽を奏でつづけていたかった。あのまま、大学なんて卒業したくなかったし、社会にでたくなかった。
でも、きづくと、大学4年になってしまっていて、母親に、なんとか世にでて、金を稼げといわれてしまい、ほんとうに泣く泣く、大学を卒業し、働きはじめました。(それが、あの日本図書センター、です)
ほんとうのこといえば、自分のなかの究極の理想きょうに出会ってしまっていたわたしは、その後の人生は、香川に来て、娘たちがうまらるまで、なにをしても、満たされきることはなかったの。
次女の吹奏楽部の顧問の先生と、次女たちの音楽は、わたしが無理やりこころに蓋をしてきた、懐かしい仲間のことを、思い出させてくれました。
律ゾリステンの音楽と、律ゾリステンのなかまたちのことは、まあ、長くなりますので、つづきはまた今度書こうかな。
(とりあえずまた、当時のCDでも、聞いてみようかな…)