洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

CCM系 AOR

2019-10-27 17:07:22 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
CCM系の産業ロック寄りのAORアルバム。


・CHRIS EATON「VISION」('86)



どこかで聴いたような曲が多いと思ったら、それもそのはずで、この人いろいろな人に曲を提供しているらしい。
(下記の RUSS TAFFにも曲を提供している。)それだけあってどの曲もレベルが非常に高く、素晴らしい。
こんなにスキが無いアルバムも珍しい。これぞ本当の捨て曲無しの名盤!!!


・RUSS TAFF「MEDALS」('85)



2ndアルバム。とても好きなアルバムで、たまに凄く聴きたくなる。
CCM系では、MASTEDONの2nd「LOFCAUDIO」とトップを争うくらい、自分の中ではよく聴くアルバムである。
産業度が非常に高いのと、バラード系の曲が素晴らしいのが、個人的にハマる要因。
CHRIS EATONから提供された曲も良いが、それ以外も遜色ないくらい良い。
シンコーのAOR本では、1st「WALLS OF GLASS」('83)の方が大きく扱われ世間の評価は高いと思われるが
個人的には産業的な2ndが好み。


・GREG X VOLZ「THE RIVER IS RISING」('86)



1stアルバム。音のタイプとしては爽快感が少ないので
あまり好みではないのだが、曲がよく出来ていて気に入った。
何となくプログレハード系のバンドが作ったAORアルバムという感じがする。
2nd「COME OUT FIGHTING」('88)は、キラキラしたメロハー的な産業で
音のタイプとしては自分の好みど真ん中だが、曲が自分には合わなかった。
YOUTUBEで改めて聴いた感じでも凄く好きな曲もあるけど、全体的にはハマれずという感じ。


・STEVE CAMP「FIRE AND ICE」('83)、「SHAKE ME TO WAKE ME」('85)

 

STEVE CAMPは、5th「FIRE AND ICE」、7th「SHAKE ME TO WAKE ME」、8th「ONE ON ONE」('86)の3枚を聴けたが
5th、7thが産業的なAORで、自分の好み。特に7thは、CDが入手できなくてLPを購入したのだが
CDが入手できなかっただけあって、とても良いアルバムであった。85年頃の音が一番好きな自分にとって
7thは、発売年通りのいかにも80年代中旬の音の産業で曲調も好みなので、自分にとっては最高であった。
シンコーのAOR本に載っている8thは、曲が自分には合わなかった。好みの問題としか言えない。


・DAVID MEECE「7」('85)



DAVID MEECEは、「7」「CANDLE IN THE RAIN」('87)、「LEARNING TO TRUST」('89)の3枚を聴けた。
この中では「7」が産業的で一番好みであった。それでも STEVE CAMPに比べると AOR寄りという感じがする。
他の2枚は、もっとAOR寄りになっているので、自分の好みには合わなかった。
「7」だけ CDが入手できずにLPを購入。STEVE CAMPもそうだが、一番好みのアルバムが入手困難なのは残念。
産業的なアルバムは、人気が高いのか、流通量が少ないのか。

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