トンネルをぬけると
そこには
思いの湿原がつづき
かなたの空に
天女の歌声が響いているようだ
私たちは 迷いながら
湿原を横切り
背負ってきた 重い荷物を
少しずつ下ろして
ようように
見え始めた 先の時間を
手繰り寄せる
まだまだ
道を見失いそうになるかもしれない
その危うさが
戸惑いにつながり
後戻りしかねないけれど
互いの 励ましが
大きな迷いから 救いだす
あたたかい手となる
とりあえずは
もう迷いたくない気持ちと
迷わせてはいけない思いやりと
出合った事のないほど
大きな心の抱擁
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ミセバヤの花
花言葉 大切なあなた、つつましさ