おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

棘をみつけて・・

2018-01-31 16:53:02 | Weblog




棘のある枝を 眺めると

優しい 微笑の裏側に

何かしら 気になる含みをもつ人を

思い出してしまった




たくさんの中にいる

ちょっと違う思いを持つ人を

色分けして考えることはないけれど

どうにも馴染めない

隠した棘を

何とか 隠したままで 居て欲しいと

願ってしまう




素直で居ることが

どんなに 生きやすいかを

沢山経験して

飾らない そのままを

受け止めてくれる 人の群れの中に

居所を定めたいと・・




人は 一人では 

生きていけないものならば

せめて 素のままの

飾りっけない ありのままの

一番楽な姿を

そのまま 受け止めて欲しいと・・




やっぱり、 言葉にして

伝えなければ 

いけないものなのだろうか




そうだとすると

なんだか 面倒くさいと

考えてしまう 心がある




どんなに 時を経ても

馴染めないものを 

排斥しようとする 心の動きが

哀しくなる


ボケ
花言葉 先駆者、妖精の輝き
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物語に生きてみる・・

2018-01-29 22:02:05 | Weblog

春から初夏にかけて
目を楽しませてくれる 大好きな花
早くその姿を見たい。 いま、心の底からそう思う。





行きつ戻りつする

心の旅を

愉しめる時間は あまりない。



生まれてくる ため息を

揉みつぶして

想いの袋に 閉じ込めて



あるとき その目を

眺めているだけで 

さわやかな気持ちになれる

そんな人に 巡り合ってしまったら



顔をあげて 歩けるだろうか



足元を見つめて 

通り過ぎるのを・・

その時間の経過を ただ待つ 



消極的な髪の長い 女が

佇んでいるのが 見える。



こうして 恋の一歩は

はじまるのかもしれない。




物語の中に 生きて

物語の人になって過ごせるならば

現実の戸惑いや 心の嘆きを

針の痛みほどにも思わなくて・・




逃げ出すことを

目論む(もくろむ)ことなど ないのだろうに。




何かにつけて 逃げようとする心を

持つのは とても苦しい。


カラー
花言葉 華麗なる美

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分別について

2018-01-28 18:34:49 | Weblog





遠すぎると思うと

あなたは すぐそばにいて

見守ってくれていたり




近くに居るからと 

のんびりしてると

あなたの目は 遠くを泳いでいたり




あなたの意識を 繋ぎとめようと

ひょうきんな 言葉を選んで

アピールしてみるけれど




あなたの 胸の中にまでは

想いは 届かないらしいと

知ってしまった時は

絶望感よりは ケラ ケラ

笑い飛ばすのが 自然で




あなたとの距離は

これ以上に近づけないと

知るべきだという 風情で




人は それほどまでに

複雑で 容易には

心のうちを 明かさないものと

其ればかりを 説く

哀しい人 




ないもの強請り(ねだり)

生き方を

勘違いのまま 続けることが

幸せの 近道なのなら




遠くを見がちな あなたの視線の先を

探そうとは しないと

そう決めることは



傷ついた心を 隠したまま

今が幸せと 繰り返し

思い込もうとする 作業に繋がる




すべてを知ることは

決して 

幸せへの隘路(あいろ)ではないと・・



分別とは

そういうことなのだろうか



ヤツデ
花言葉 分別、親しみ





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心づかい

2018-01-27 19:37:36 | Weblog




何をしても

どこを向いても

数々の希望と 

未知の物語りへの期待に

胸膨らませることが

当たり前のことのように

過ごしてきたけれど




どんなに困っても

必ず 解決の道が開け

その道を 何の疑いもなく

踏み出すことが 

当然のことのように

受け入れられる時代(とき)

永遠につづくような

錯覚の中で 生きてきたけれど




いつの間にか

臆病な想いが 心の

其処ここに 棲みつき

心を こめた説得を繰り返してくれる

大切な人を

疎ましく思ったり




たえまなくおしよせる

時間の波に 飲み込まれて

本当のところ

一番 大切にすべきものを

見失ってしまったり




無駄に過ぎる想いの流れを

堰き止めるすべなどないことを

半信半疑のまま

心に 言い聞かせたり




これまでに 積み上げてきた

想いの数々を

繰り返し 思い起こしては

落ち着くべき 所在を

反芻する 日々がやってくる




年を重ねるということは

不文律に 

抵抗をしりぞけ

受け止める心を 準備する

作業なのだと



哀しくもある・・・



ラッパ水仙
花言葉 心づかい、あなたを待つ
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なくした・・バランス

2018-01-26 19:08:41 | Weblog




沢山持ちすぎたために

身動きができなくて

達磨ころがしのような

無様な姿を 見せてしまった と

嘆く心が ある



解き様のない謎かけを

解いて見せると いきがって

繕えない想いのほころびを

角度を変えて 観察しては

手に負えないと 投げ出してしまう

中途半端な 未成熟を

きっと 心のどこかで

許しているに 違いない



肉体の成長や老化とは別な

ヨチヨチ歩きを続けている

心の想いの数々を

一からげにして 遠くへ

持ち去ってくれる聖人は

いないよね どこにも



心と体のバランスが

うまく取れない日が続くと

途方もない 幻影が

近づいてきて

すっぽりと すべてを

拭い去ってくれるような

説明できない 安堵をつれてくるようだ



現実には この世の仕事に

取り紛れて 

ほんとの 心を抹殺している

だけなのかもしれない



ひそかに 嘆いている・・



クロガネモチ
花言葉 魅力、寛容
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病むということ・・

2018-01-25 18:34:14 | Weblog




気だるいような

物憂いような

とりとめない無作法ものの心を

こっそり 山すその物陰に

投げ捨てて 帰って



さっぱりした 気持ちよい紅茶の香りに

癒される時間を 過ごしてはみたが・・



あの 無作法ものは

落ち着くべき 場所をさがして

あちこちを 彷徨っているかもしれないと



大切なものを 無理やり捨て去ったような

罪悪感に似た 懐かしみを捨て切れず



数時間後には 受け止めるのは

この胸しかないと

おそるおそる 

置き去りにした 山すそまで・・



こうして 心の中は

無作法ものの 狼藉(ろうぜき)で 

時として 壊れんばかりの

哀しみに 満ち満ちて過ぎていく



いつか 春が来て

太陽が 降りそそぎ

小鳥たちが さえずりを思い出す

その時まで


ロウバイ
花言葉 ゆかしさ、慈しみ
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星屑も・・

2018-01-24 18:12:42 | Weblog




淋しいよ と つぶやくと

淋しいよ と 返ってくる

心のこだま



笑っていたのは 嘘で

泣いていた涙は ほんもの



東の山と 南の山が

黒い雲に覆われ

西の雲間から 申し訳なさそうに

陽射しが もれているから・・



明日の手紙を 書くのはやめて

今宵の 星の瞬きを

見つけに出かけることにしよう



巷では 鼻眼鏡にうつった

喝采の一部始終を

レポートする 愚か者もいて

にぎやかに 降雪のうたげをくり広げ



あまりの疎ましさに

思わずつぶやいて 嘆く



淋しい言葉だけが

心の中に くりひろげる

冬の景色の 無彩パレット




灰色のキャンバスに

一滴の血の涙を落とす

投げ遣りな 煩(わずら)い人は

冬の夜空で 星屑さえ

(わずら)うと いう



ブルーデージー
花言葉 恵まれている
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雪の想い

2018-01-23 18:54:13 | Weblog



溢れる想いを

唇に乗せて 過ぎ行く風に托したとて

その小唄は 

あなたの耳には届かないのだろう




街の騒音が 

切ない想いを 飲み込んで

その小唄は

高い枝の先のほうに

かろうじて しがみつくことだろう




冬の風は 非情ではあるが・・




その非情さが 北からの雪の便りを

こともなげに伝え

問いただす 時を待たずに

姿を消すから




もしか 雪の便りの真ん中に

あたたかい魂の息づきを

かくしてはいないかと

いっぱいに 広げた たなごころに

そのかけらを 受け止めてみる

いつもの癖




所定めず舞い降りる

雪の 隠された物語を・・



誰かが伝えようとしている

魂の息づきを・・ 



感じ取ろうと 

無為な想いに 翻弄されてしまう



ピラカンサス
花言葉 美しさはあなたの魅力
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もどりたい

2018-01-21 23:14:09 | Weblog


たくさんご心配をいただきながら
無音に過ごし 申し訳ございません。
一応の元気を取り戻しつつあります。
コメントやメッセージへのお返事は
おいおいさせていただきますので 今しばらく
お待ちください。





目を閉じて過ごす時間は

この世に

存在しないときと 考えると

しばらく存在していなかったことになる




心も いつしか無になり

無の中で 形を残そうと迫ってくる

何某かの幻のようなものは

幻覚の部類のものだろうか




幻覚だとしても ストーリー性をもち

葛藤もあり 懐かしさや

心苦しさを 糸引くように

形づくって




やっと無を愉しめるとまで

享受できそうな 境地に

押し入ってくるのは 

少し痛い点滴の針




こうして たくさんの日数が

わたしを置き去りに 遠くへ姿を消し




夢幻の世界への

逃避を許さない現実が

すぐそこに 近づいて 呼び声を荒げている




ささやかな 逃避行は いま、

終盤を迎えようとしている


ナナミノキ
花言葉 時の流れ
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もれなく・・

2018-01-11 10:53:25 | Weblog




インフルA

ワクチン接種の甲斐なく・・
多少軽いとはいえ 食欲なく 意欲なく

当面この無頼漢と 仲良くしています。
 
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雨の日の記憶

2018-01-08 18:30:33 | Weblog



雨が 降ると
心の中に
忘れていた 思いが
よみがえる。


あなたとの 最後の時間に
あなたは
黙ったまま
手を 開いたり
握りこぶしを 作ったり


首を 横に 傾けたり
周囲を 気にする
そぶりを したり


少しも 落ち着かなかった


その間中
わたしは 傘から
伝って 落ちてくる
雨のしずくが 気にかかり


あなたの 顔を
見ていなかった


わたしの目は
落ちてくる 雨と
地面の 水溜りの 広がりを


そればかりを
追っていた。


何か
約束のような
又 の話が
耳を 素通りして


気が付いたら
あなたの後姿が
知らぬまに 遠かった。


そして
わたしの 心の中に
思いも付かない 大きさで
空洞が 
出来てしまっていた。


2017-03-31投稿分 再掲載



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ある変身

2018-01-08 11:48:21 | Weblog






雨上がり 歩道の 水溜り
何気なく ひらりと 飛び越える わたし
それは 数年前の 走馬灯の一場面



たちどまり 水溜りを覗き込み
空が写っているのを たしかめて



手をかざし ふっ~ぅ
息を吐いて それから・・



水溜りを 避けてあるき
行き過ぎて もう一度
なぜか 振り返る 今の わたし



何かが 確実に 変わっていく



わたしの中の 変身に
気づく わたしが いとおしい。




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今を 生きる・・・

2018-01-07 18:45:37 | Weblog






日々は すぐ 過去になりたがる。
時間は 限りなく 足早に 通り過ぎる。



まったりとした うつつの陽炎よ
いま 何処に・・・



心の扉を ノックする 陽炎よ



歩きつかれた 足を とめて
暗闇の道に ぼんやりと ともる 街灯を
やさしいと思う 心が いとおしい・・



あすもまた、 この道をたどる私が みえる。




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大きなため息

2018-01-07 09:17:37 | Weblog







あぁ~ 大きなため息



心のうちを さらけ出して
それでも 受け止めてくれる人なら
一緒に歩いてもいい。



一緒に唄ってもいい。



そして 一緒の夢を見るのも かまわない。



小石につまづいたとき
ささえてくれる手が
思ったより 冷たいとしても



また、 大きなため息。



心が どれほど、あたたかいか
知るすべのない 出会いの はじめで
ささえてくれる手を 
振りほどく勇気は 



きっと  わたしには ない。


レッドロビン
花言葉 賑やか

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切ない 風情

2018-01-06 16:18:45 | Weblog






あなたと 会わなくなってから 長い時間が過ぎて
あなたの 筆跡の生々しい 手紙が 
あなたの姿を 運んできます。




どうしてる? どうしてた? 変わりない?
文字から あなたの声が 飛び出してきて
私のまわりを くるくる 飛び回ります。




綿雪が 地面に届くまで 落ちるところを 決めかねて
風に舞うような・・・
切ない 風情を みているようで




また、疲れてしまう わたしを 知っていますか?



オウバイ
花言葉 控えめな美、期待
 
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