コラテラル－巻き添えとは・・・・？

新しくできた映画館でコラテラルを観賞した。
タイトルの意味を始めて知った。
すばらしい構成がぐいぐいとスクリーンの中に引き込む
勢いであった。　
映画鑑賞のコラムニストではないので、映画のことは、この辺で・・・切り上げて、

人生はコラテラルの連続ではないかと
ふと、思ってしまった。

二十歳前後に出会った異性と恋に落ち、その人の人生の
一部に引きこまれて、その人と時間と空間を共有し
その人を中心に、発想が派生する。

われに返ったとき、すでに、十分コラテラル状況に陥っている・・・・。
ここはどこ？　私はだれ？

自分探しの　旅は、コラテラルを自覚したときから始まるのでは・・・・。
そして、知らず知らずのうちに、
それを、繰り返しているのが　人生そのものなのでは・・・？

悲しみを数えるまえに

数えると悲しみや、辛さが多い日々が続くことがある。
数え始めると悲しみは、なぜか少しずつ増えてくる。

小さな嬉しいことや、　小さな楽しいことを、ひとつでも見つけたら
胸の中で暖めたい。　のどもとに　嗚咽のようにこみ上げてくるものは
飲み干すことにした。嗚咽のわけなどに、かかわってはいけない。　

そんな時、ありの行列を見つけた。
黙々と、歩き続けるありの営みが、大きな意味に感じられて2～30分
見つめていたら、　その前の感情の起伏は消えていた。

ひたすら、ひたむきに、前向きに動くことが
迷いから、立ち直らせてくれるときがあるのを・・・今、知った。　

人をせめる・・

人とのかかわりの中で、ちょっとギクシャクすることがあります。
そんなとき、さらりと上手にかわせる人がいます。　ギクシャクを分析して相手を屈服させようと
する人がいます。
その人とのかかわりの度合いが、互いに相手を理解しあえている同士であれば、解析は関係修復に
役立つこともあります。
悲しいことに、時として　自分の非を認めたくない・・　あるいは自分の非を認識していることを
気づかれたくない気持ちの動きに　支配されることもあります。
そんな時、　人を責めてはいませんか・・・・？