おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

独り言

2017-03-30 17:13:04 | Weblog
口から 毒気が 出ています
頭から 沸々と
湯気が たっています

何かを 力説したいのでしょう
誰かを 説き伏せるつもりでしょう

相手も 負けては いません
それ以上の 勢いで
追い討ちを かけています

互いに 言い負かせる
つもりでしょう

滑稽です

本当のところ
切なくなるほど 馬鹿馬鹿しいです

黙々と
わたしの 信じる道を
選びます。

馬鹿馬鹿しい 流れに
巻き込まれては
悲しくて 生きてはいけません

正攻法で 話し合えませんか
悲しくなる人が 
増えるだけです




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あなたとの 間

2017-03-29 16:11:38 | Weblog
いつもの 人が
しばらく見えないと
その人のことが
頭から はなれない。

風邪でも・・・

怪我でも・・・


堂々巡りで 思ってしまう


その節は・・・ なんて
軽い調子で

その角を曲がった あたりから
顔を のぞかせて

白い歯をみせて
目は 思いっきり
微笑んで

そんな ことの繰り返しが
自然と
心の底のほうに
折り重なって
ひとつの イメージを
創りあげる

あなたとは
そんな 
間柄でしたね。



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夢の中

2017-03-28 22:38:54 | Weblog
明日の朝は
早く出かけるから

夢の中に 出てこないで
今夜だけは



私の眠りの
邪魔をしないで

私の夢を 乗っ取らないで

 

始発の電車に乗って
あなたのすむ街へ・・・

だから・・・

今夜は ゆっくり
休ませて

あなたの通る 街角で
あなたを 待つつもり

あなたを きっと
見つけて見せる


夢の中で 巡りあった
あなたを











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わだかまり

2017-03-28 10:56:08 | Weblog
きっかけは 解らない
とにかく
いやな気分だけが
胸の奥に たまっている

読みかけの本を 開いても
邪魔をする

散歩に出かけても
知り合いと 言葉を交わす
数秒だけ 
その思いから はなれる

サイフォンから
たつ 珈琲の香りで
いつもなら 癒される

記憶をたどっても
原因になりそうなことは
思い出さない。


パソコンを 立ち上げて
受信メールを チェック

見つけた。

あなたからの メールが
絶えて こない

こないメールを
ずっと まっていた

わたし



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過去の住人

2017-03-27 21:51:18 | Weblog

あの日
大切な人に 出会ったのに
認めようとはしなかった。


胸に手を 置いて
あなたが 探していた人だと

告げることが できなかった。



私の暮らしは 後悔の連なり


背を向けて 去っていく姿を
追いかけなかった。

私の 人生も
やり直し がない。


あなたとの 急接近を
ただ 恐れと受け止めたのが
間違いの 交点 だった。


あなたは 一度も振り返らずに
町の雑踏に 飲み込まれた。


あれから 幾度も
あの 街角で
あなたを 探す 私を
わたしは
幾度も 突き放した。


あなたを 求める 私を
切り捨てて 
過去の 住人にかえた。


いまも、
私を 許すことができない
わたしが いる。




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映画 と ランチ

2017-03-27 15:53:49 | Weblog
休日は 映画と
ランチ の セット



それにしても

大人な あなたは つまらない。



あなたは すぐに
冷めた 解説者に 変身する。



ドラマの中に
しばらくは 身を預けて
食事も 上の空で・・・




数分間は

現実から

抜け出したいよ。

・・・せめて





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靴の紐

2017-03-26 15:24:25 | Weblog
靴の紐が ゆるんだら
立ち止まって 
結びなおす

そのまま 進んだら
ゆるんだ紐は 解けて

また 

そのまま 進んだら
紐を 踏んづけて
ころぶ こともある

紐が緩んだ 靴は
脱げて 
置き去りにしてしまう


転びそうになったとき
となりに 
支えてくれる人が いれば・・・

紐を 結びなおしたほうが
よいと
声かけてくれる人が いれば・・・



私は
転ばぬように

靴の紐を 見ながら
歩いて いる。






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My best friend

2017-03-25 11:35:05 | Weblog
海を 渡った 
My best friend よ

少女のころ
二人で語った 夢物語を
いまも
追いかけて いますか。

一つ一つ 確かめながら
あの時 一緒に
時代に 決別して
未来への 扉を
ノックしなかった 
臆病な 私を
許していますか。


海の向こうの
得体の知れない 希望を
受け容れられなかった
わたしを 
笑って いますか。


勇気ある あなたの
高らかな 凱旋を
待ちながら・・・

二人の故郷にも
得体の知れない 怪物が
潜んでいて
少女の 夢を 食べつくす
ということを
数年かけて 知りました。


二人で語った 夢を
捨てられず
相変わらず もがきながら
生きています。


そして 徒然に
問いかけています。

永遠に Best friend の あなたに





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愛の残骸

2017-03-24 12:13:32 | Weblog
雲の切れ間から
陽射しが こぼれ

周りの 草木が 
よろこびを 謳う

その中で 
小鳥たちは
愛を さそっている。

心地よい さえずりに
引き寄せられ
雑木の 小径に
わけいる

足元に散らばる
痛々しい ヤブツバキ

愛の残骸

そして・・・突然

あなたの 別れの
一言が 幻聴となって
ながれてくる。




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裏切りの季節

2017-03-23 22:28:46 | Weblog
こんな風に
つらいときは
顔をあげて 歩けない。

顔を合わせたくないから
下を向いて
ただ、ひたすら 下を向いて歩く。

できれば 外出はしたくない。

小さなことが
必要以上に 気になって
全てが 自分に向けての 
警告のように
心の底に 響き渡る

全てを 恨めしく思う。

優しい人も 寄せ付けない。

温もりがほしいのに
心を 凍らせて
壁を たてて 拒絶する。

部屋にこもると
涙の 浪が 押し寄せて
窒息しそうになる。

そんな日には 
下手な 芝居を見た後のような
むなしさに 息苦しくなる。


それに触れるのも 忌まわしい。
 

分厚い コートの衿を立てて
やり過ごした後

私は 数十年を  
一度に年老いた 気持ちになって 

また 
立ち上がって 歩み始める。


春冷えの日 の

野の花のように


 
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こたえを さがす旅

2017-03-23 11:36:46 | Weblog

忘れ物を している
気持ちに なることがある。

わたしの 人生の 忘れ物は
何 なのだろう。

あの時
あの一言を いえなかったこと。

あの時
涙を 流さなかったこと。


それほど 重大なことでは
なさそうだけど・・・

あのとき 忘れた 一つのことが
人生の方向を 変えてしまった
かもしれない。


後悔と 反省と
修復と 決断と

いのちを 紡ぐ 一つひとつに
確かな 手ごたえを
感じることが できただろうか


明日 出会うかもしれない人に
素のままの姿で
恥ずかしくは ないか・・・

過去を ひろって
手にかざして 見せても
笑顔を くずさず
向き合えるか

こたえを さがす旅は
まだ つづく。

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あなた と 

2017-03-22 12:32:02 | Weblog
あなたは ゆったりと
恋歌を 口ずさむ

わたしは ひそかに
哀歌を 繰り返す

心の中の リズムは
不思議と 調和している

春の日の 陽気に誘われ
小川の 土手を
若草を 踏みわけて・・・

行く先は 決めていない

あなたは バラードを
わたしは エレジーを

行く先のない 二人

行く先を決めない 二人

足の下の 若草の
蒸れた匂いは 
まだ まだ 続く



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川辺のしらさぎ

2017-03-21 15:00:39 | Weblog
休日のある日
闇の中で見つけた 光明のように
ひとつの 声が 届いた。

不思議に
素直に 耳を傾けることが出来る

わたしの向かうべきところを
指して こちらだと 言う。
わたしの 心の傷を 
解っている 様子だ。


冬の川辺に 降り立った
白鷺のように
目を奪う いさぎよさで
心の中に 入ってくる。

その声に わたしは  無言で

あゆみを止めることなく
生きていくことを 誓った。


心の中の 
自問自答のくらしに
慣れてしまうと

白鷺の 到来は
新鮮 そのものだ。

その瞬間から

いつか又 
その姿に 出会えることが
わたしの 希望となった。




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遠い日の再会

2017-03-19 22:58:22 | Weblog
その人は 丸い背中を見せて
年月を 語る背中は
妙に 物悲しい

ワタシデス
アナタノ ムスメデス


他人のような顔をして
他人のする挨拶をして

駄目でしょ 
そんな風に 現れては
そんな姿を 見せては


幼い子供を捨てた 若さは
どこへ 置いてきたの

他人のような顔をして
他人のする挨拶をして

それ以外は なにも
どんな言葉も 

話さない
話せない

長い年月は取り戻せない
取り戻す気もない

他人のような顔をして
他人のする挨拶をして

その背中は 泣いているようだ
丸い背中は なにも言えない

その背中から 逃げるように
離れた 私は

涙の湖を 泳ぎ
涙の岸に 泳ぎつき
数年を 涙の岸辺で 過ごした。

その人が 逝ったことを 知った日
その人を やっと 捨てることが
できると 思った。


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やさしい 陽ざしの中で

2017-03-19 14:23:21 | Weblog
やさしい 陽ざしの中で
やさしい 気持ちになり

道ばたの 土筆や
タンポポに 癒され

こころの底の 哀しみや
寂しさを わすれて

ぼんやりと
時間の流れに まかせて 遊歩。

リードを 長くして
わたしの 相棒たちは
どこへ 急ぐのか 駆け足で
時々 止まっては 振り返り
はやく、はやく、と促す。

彼らにすれば 
まえへ すすむ 気持ちだけのようだ。

そろそろ 帰ろうか・・などとは
けっして 言わない。

陽ざしが 心地よいから
彼らの 望むように
先へ 歩み続ける。

戻る時間など 気にかけない
こんな 休日が もっと
あってもよいのに・・・



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