寝不足を 託(かこ)ちて
心 此処にあらず
仕事に没頭するべき時間から
抜け出して 彷徨う
山に登りて 山を語らず
海に遊びて 海に囚われず
川に下り立ち 水の行く末を追う
だれかれとなく陥る
仕事からの逃避行願望
支離滅裂な 言い訳をめぐらせ
日めくりカレンダーの
少ない枚数を 嘆き
旅行会社の魅力的な
キャッチフレーズに
北国の 銀世界に想いを馳せ
樹氷の無彩色の額縁の中に
見知らぬ人となる
もういくつ寝ると お正月・・
小さな体以上の 希望に胸膨らませ
大声で歌って歩いた
子供の日は過ぎ去って
必ず来る 元旦を嫌って
暦の仕組みさえ
宇宙の輪廻さえ
恨めしく思う日があるのだと
誰が 知っているだろう
できることなら
数十年を駆け戻り
あのころの 私を抱きしめたい
心 此処にあらず
仕事に没頭するべき時間から
抜け出して 彷徨う
山に登りて 山を語らず
海に遊びて 海に囚われず
川に下り立ち 水の行く末を追う
だれかれとなく陥る
仕事からの逃避行願望
支離滅裂な 言い訳をめぐらせ
日めくりカレンダーの
少ない枚数を 嘆き
旅行会社の魅力的な
キャッチフレーズに
北国の 銀世界に想いを馳せ
樹氷の無彩色の額縁の中に
見知らぬ人となる
もういくつ寝ると お正月・・
小さな体以上の 希望に胸膨らませ
大声で歌って歩いた
子供の日は過ぎ去って
必ず来る 元旦を嫌って
暦の仕組みさえ
宇宙の輪廻さえ
恨めしく思う日があるのだと
誰が 知っているだろう
できることなら
数十年を駆け戻り
あのころの 私を抱きしめたい
ヤブツバキ
花言葉 至上の愛らしさ