![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/14/1b20d571104b281738bd2fc4f58e72f4.jpg)
あなたでなければ という
だめなんだ とつぶやく
心の棘(とげ)を 抜くことが
毎日心を悩ませる
安らかな眠りを過ごしたと
一人 ゆとりをかみしめる時間
気持ちの良い目覚めは
庭木に訪れた 山鳥の
声を潜(ひそ)めた 歌声
夢の中で ささやいた
あなた恋しの 詩のリズム
何気なく開いた
古いメッセージのページ
仔猫をもらってきた と一言
好きではないと言わなかった私
好きになろうと つとめたこともある
理由を聞かれたら 困ることになる
一方的な わがままな思いでしかなく
蛇を 見たくないほどの
狂おしいものではない
犬のほうが より好きだと話して
話の矛先(ほこさき)を変え 触れなかった心の棘
世の愛猫家の 顰蹙(ひんしゅく)を買う
脅威(きょうい)におびえて
愛くるしいまなざしは
すきなのよ とても・・と
心の棘(とげ)を 一つ抜く
今日も・・
だめなんだ とつぶやく
心の棘(とげ)を 抜くことが
毎日心を悩ませる
安らかな眠りを過ごしたと
一人 ゆとりをかみしめる時間
気持ちの良い目覚めは
庭木に訪れた 山鳥の
声を潜(ひそ)めた 歌声
夢の中で ささやいた
あなた恋しの 詩のリズム
何気なく開いた
古いメッセージのページ
仔猫をもらってきた と一言
好きではないと言わなかった私
好きになろうと つとめたこともある
理由を聞かれたら 困ることになる
一方的な わがままな思いでしかなく
蛇を 見たくないほどの
狂おしいものではない
犬のほうが より好きだと話して
話の矛先(ほこさき)を変え 触れなかった心の棘
世の愛猫家の 顰蹙(ひんしゅく)を買う
脅威(きょうい)におびえて
愛くるしいまなざしは
すきなのよ とても・・と
心の棘(とげ)を 一つ抜く
今日も・・
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あなたが 微笑みながら 踏みしめた山辺の途を
取り残されたあなたの記憶の中に
二人で肩を並べて座った 語らいの小岩の陰に
私は 数時間 数日間 あるいはもっと・・
探しているのだけれど
あなたの微笑みは 私が作り上げた
空しい映像の繰り返しで
現実のあたたかさも 冷たさも
あなたの息吹の 安心も
何も 伝わっては来ない
秋風が吹いて 小枝がかすかに震えるように
あなたが うなずく素振りだけでも
見逃さずに受け止めようと
あなたの周りを 徘徊しては
あなたの眠りを妨げてしまう
この 眠気はなんだ
現実のつらさから逃れるすべを
眠りの中に 求めるのなら
一番必要なものは
あなたの胸のぬくもり
それこそが 幸せのかたちだと
意識の片隅で ニンフがささやく
世の中は 雨
昨日も あめ、
わたしは 睡魔の手の内で
このまま 目覚めることのない時間を
探している
目覚めて 笑顔で おはよう!
目覚めて 今日も 元気!
何気ない挨拶を 交わせる幸せ
あなたと 分け合いたい 夢
取り残されたあなたの記憶の中に
二人で肩を並べて座った 語らいの小岩の陰に
私は 数時間 数日間 あるいはもっと・・
探しているのだけれど
あなたの微笑みは 私が作り上げた
空しい映像の繰り返しで
現実のあたたかさも 冷たさも
あなたの息吹の 安心も
何も 伝わっては来ない
秋風が吹いて 小枝がかすかに震えるように
あなたが うなずく素振りだけでも
見逃さずに受け止めようと
あなたの周りを 徘徊しては
あなたの眠りを妨げてしまう
この 眠気はなんだ
現実のつらさから逃れるすべを
眠りの中に 求めるのなら
一番必要なものは
あなたの胸のぬくもり
それこそが 幸せのかたちだと
意識の片隅で ニンフがささやく
世の中は 雨
昨日も あめ、
わたしは 睡魔の手の内で
このまま 目覚めることのない時間を
探している
目覚めて 笑顔で おはよう!
目覚めて 今日も 元気!
何気ない挨拶を 交わせる幸せ
あなたと 分け合いたい 夢
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完成したジグゾウパズル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/39/05f6a9de3073e8c8c82f7ba0938cf8be.jpg)
いっぱいの珈琲が 語る
青春の記憶
珈琲色の中に溶け出した
若くて幼い 惑いの想いは
いつの間にか
消えてしまった
青春という言葉を
過去の中に置いてきたときから
惑いの意味も なぜか違う
少しずつ大人の分別が顔を出し
自分を縛る約束事が増え
徐々に 生きづらくなる
楽しいだけではすまない
誰かを好きになる時ですら
何がしかの 縛りの約束事が
判断の基準になる
たとえ 誰かのアドバイスを無視する時ですら
胸の奥に 組み立てた生き様の約束事が・・
しっかりと 縛りの約束事が 登場する
それは 要するに 個人的な
排他的嗜好の根源でしかないけれど
一つの保身の方法であった・・と
珈琲色の回顧
青春の記憶
珈琲色の中に溶け出した
若くて幼い 惑いの想いは
いつの間にか
消えてしまった
青春という言葉を
過去の中に置いてきたときから
惑いの意味も なぜか違う
少しずつ大人の分別が顔を出し
自分を縛る約束事が増え
徐々に 生きづらくなる
楽しいだけではすまない
誰かを好きになる時ですら
何がしかの 縛りの約束事が
判断の基準になる
たとえ 誰かのアドバイスを無視する時ですら
胸の奥に 組み立てた生き様の約束事が・・
しっかりと 縛りの約束事が 登場する
それは 要するに 個人的な
排他的嗜好の根源でしかないけれど
一つの保身の方法であった・・と
珈琲色の回顧
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完成したジグゾウパズル
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眠りの浅い 夜半は
彼方、此方から 浮かびくる
想いの精霊たちが
名を呼ぶので
闇に目を凝らして
姿を捜し求めるけれど
いたずらに時間だけが過ぎて
何も 見えはしない
一人を感じる時間が
紛(まご)うことなき弱い心に
寸暇与えず 覆いかぶさる
眠ったつもりで
かたく目を閉じていても
まぶたの裏を 軽くノックする
悪戯好きな 友達
過去の捨てた想いまでが
まとまって 和気藹々と輪を作り
誘い出しにくる
闇の中に なにがあるのだろう
一人かこちて哀しむよりは
誘われて 仲間入りし
朝を迎えることが
満ち足りた時間だとするならば
夜毎 想いの精霊たちと
泡沫(うたかた)の 時をまどろまん
東の空が 白むまで
彼方、此方から 浮かびくる
想いの精霊たちが
名を呼ぶので
闇に目を凝らして
姿を捜し求めるけれど
いたずらに時間だけが過ぎて
何も 見えはしない
一人を感じる時間が
紛(まご)うことなき弱い心に
寸暇与えず 覆いかぶさる
眠ったつもりで
かたく目を閉じていても
まぶたの裏を 軽くノックする
悪戯好きな 友達
過去の捨てた想いまでが
まとまって 和気藹々と輪を作り
誘い出しにくる
闇の中に なにがあるのだろう
一人かこちて哀しむよりは
誘われて 仲間入りし
朝を迎えることが
満ち足りた時間だとするならば
夜毎 想いの精霊たちと
泡沫(うたかた)の 時をまどろまん
東の空が 白むまで
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完成したジグゾウパズル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/64/d89343c6b27f39d60c25731753313839.jpg)
逝去を知らせるベルがなり
近隣の一人住まいの女性が
この世との決別を
一人でむかえた夜は 雨が降っていた
教育者としての生き方を選んで
自身の家族を持たなかったため
その通夜の客は少なく
唯一の血縁者 彼女の甥と
その家族が 席を連ね
あとは、
町内の有志のみの静かな弔いであった
92歳まで 長寿を全うしたが
かつての 職場の同僚、友人たちは
すでに この世にはいない
沢山の逝去を 見届けたであろうに
彼女は この寂しい通夜を 予測しただろうか
突然事故で幼い命が 召されることを思うと
憤怒したり 悲しみを分け合ったり
心かき乱す人は あまりにも多かろう
自分ひとりの ささやかな悩み事に
日常を かく乱したりして
身の置き所なき嘆きなど
贅沢者の たわごとに過ぎない
誰かが 惜しんでくれることを
期待する 身の程知らずの日常から
誰かの心をうつ詩を
滲ませることは できないと
反省一頻り(ひとしきり)の
雨の晴れ間の午後
近隣の一人住まいの女性が
この世との決別を
一人でむかえた夜は 雨が降っていた
教育者としての生き方を選んで
自身の家族を持たなかったため
その通夜の客は少なく
唯一の血縁者 彼女の甥と
その家族が 席を連ね
あとは、
町内の有志のみの静かな弔いであった
92歳まで 長寿を全うしたが
かつての 職場の同僚、友人たちは
すでに この世にはいない
沢山の逝去を 見届けたであろうに
彼女は この寂しい通夜を 予測しただろうか
突然事故で幼い命が 召されることを思うと
憤怒したり 悲しみを分け合ったり
心かき乱す人は あまりにも多かろう
自分ひとりの ささやかな悩み事に
日常を かく乱したりして
身の置き所なき嘆きなど
贅沢者の たわごとに過ぎない
誰かが 惜しんでくれることを
期待する 身の程知らずの日常から
誰かの心をうつ詩を
滲ませることは できないと
反省一頻り(ひとしきり)の
雨の晴れ間の午後
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完成したジグゾウパズル
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思いがけない
望まない贈り物をもらったような
突然の出来事を
半ば あきらめの感情を持ちながら
受け止めたある朝
心の中で 昇華しつくすまで
たくさんの 時間があり
新たに生まれた 懸念などもあり
持ちきれないほどの 思いを持ちながら
平静な顔をして 友人に手を振ってしまう
その挙句
今度 お茶しようね! などと
軽い調子で 声かけられると
何故か 涙ぐんでしまう 私がいる。
思えば 誰彼といわず
軽いノリで 声かけあう 付き合い方を
したことがない私が居て
突然の あり得ない お茶の誘いが
本気かどうかよりも
気軽すぎて 戸惑いのほうが大きすぎる
まだまだ 成長しきれない私を
はぐくむ勤めが 私には あるようだ。
傷つきやすくて 引っ込み思案な私とは
長い付き合いなのに
まだ すべてを 理解しきれないで
生きるということの 大きな課題を
果たせずにいる
せめてもの 救いは
こんな私を 側面から少しづつ
理解し 解明して
それでも あきれて投げ出すことなく
理解しようとしてくれる
あたたかい心の持ち主と遭遇できる
有意義な旅を している途上だということ
望まない贈り物をもらったような
突然の出来事を
半ば あきらめの感情を持ちながら
受け止めたある朝
心の中で 昇華しつくすまで
たくさんの 時間があり
新たに生まれた 懸念などもあり
持ちきれないほどの 思いを持ちながら
平静な顔をして 友人に手を振ってしまう
その挙句
今度 お茶しようね! などと
軽い調子で 声かけられると
何故か 涙ぐんでしまう 私がいる。
思えば 誰彼といわず
軽いノリで 声かけあう 付き合い方を
したことがない私が居て
突然の あり得ない お茶の誘いが
本気かどうかよりも
気軽すぎて 戸惑いのほうが大きすぎる
まだまだ 成長しきれない私を
はぐくむ勤めが 私には あるようだ。
傷つきやすくて 引っ込み思案な私とは
長い付き合いなのに
まだ すべてを 理解しきれないで
生きるということの 大きな課題を
果たせずにいる
せめてもの 救いは
こんな私を 側面から少しづつ
理解し 解明して
それでも あきれて投げ出すことなく
理解しようとしてくれる
あたたかい心の持ち主と遭遇できる
有意義な旅を している途上だということ
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完成したジグゾウパズル