おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

選ばれし・・

2018-03-31 16:30:44 | Weblog






出会えたことが

ありえないほどの

複雑な 縁(えにし)の糸の からまりが

見事に 解(ほど)けて

また絡まった あの瞬間だったこと




羽音を忍ばせて  

頭上を 通り過ぎる姿を

見つかってしまった あの時

不思議な力で 絡めとられた

私が小さな虫になっていた時だったこと




好みの波長が 偶然にも同じ韻をもち

五感に響く 夫々の感性が

何かしら 共鳴するのを

胸の奥に 残像となって感じるときが

続いた あとのこと 





選ばれたことを 確認できるまでの

ちいさな つまずきなど

なかったことに出来るだけの


思いを すべて

惜しげもなく 披瀝(ひれき)する勇気を

持ち合わせていたこと





世の片隅の 優しい心のいとなみを

恋のはじまりと 呼ぶのです 


リンゴ
花言葉 選ばれし恋、最も美しい人へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見えなくて・・

2018-03-31 06:30:46 | Weblog







心が 見えなくて

かけらでも 拾えればと

影を求め 姿をたずね

彷徨う うちに

季節が変わりました




寒い冬に 欲しかったものは

不要になり

求めていたものも

わからなくなり

何のために 彷徨うのか

問われる羽目になりました




それなのに なぜかさみしく

彷徨う意味が わからなくても

たりないものを 探しています




たりないものは なんでしょう

ほしいものは なんでしょう

寂しい意味は なんでしょう

うずく心は 何故でしょう




季節が 春になったから・・

陽気が ぽかぽか 謳うから・・




陽炎のように ゆらゆらと

さまよう心は どうでしょう




結ぶ楔(くさび)が 見えなくて




キブシ (雄花・雌花・実)
花言葉 待合せ、出会い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

儚きもの

2018-03-30 18:12:32 | Weblog






伝えることを 厭わ(いとわ)なければ

すぐにでも わかりあえるのに

少しの時間を惜しんだために

回り道をすることの 多さよ





分かっているはずと思ってしまうために

誤解が 誤解のまま

互いの間の空気を 汚してしまう





一度分かり合えたという幻影が

互いの視覚を 惑わせ

聴覚も 感覚の大方も狂わせてしまう

メラビアンの法則を

互いの間に 存在させるべきではない




ひたすら ただ ひたすら

互いを思いやる心の中に

育っていく 大切なものを

慈しみたいと 願うはかなさ





無垢でいること

無垢を疑わない事

はかなさゆえに 得難き

親愛の情よ

-2017年11月30日の詩 再投稿です-


マンサク
花言葉 霊感、直感、神秘
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろんな・・

2018-03-30 14:18:22 | Weblog





いろんなことが ありました

楽しいことが ありました

嬉しいことが ありました




いろんな 歌もうたったし

いろんな 涙もながしたし




沢山この身に おきたこと

すべてを 過去に潔く

捨て去り 生きてきた からは 

回想するのは いまさらで




回想されては すべてかなしい



ましてや 

初恋などのこと・・



そっと 触れずに あらまほし


オスマンサス・デラバイ
花言葉 初恋
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時には とどまり・・

2018-03-30 04:44:37 | Weblog






約束があり

約束を 追いかける時間があり

時間のかげで

喜びを 隠し切れず

ほほえみが こぼれだす純な想い





時には ささやかな拘(こだわ)りが

行く手をさえぎり

時間の運びを ゆがめ

心のポケットに忍ばせた

恋文を 破り捨てる




スケジュールだけが

心を置き去りにして

大切な 想いを 反故(ほご)にして

一人歩きしたりしないか




おおきな目的のための

僅かな耐える時間を

苦痛だと 呻(うめ)くなら



幸せな満ち足りた時間など

到底 訪れないと



世界中が 知っていても

耳に届かないこともある



哀しきかな 恋の盲目

ひとたびなりと とどまるべし


ガーベラ
花言葉 希望、常に前進
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春をおもう

2018-03-29 15:39:15 | Weblog





あのとき 

どうすれば

よかったのだろうか などと

唇の端に

薄笑いを浮かべながら

反省するのは とても酷いことだよ




青春のページには

後悔など 

あってはいけない 




生まれて 生きて 

青春の真っ只中にいることだけで

全身全霊が 

集中する時なのだから




畏れず 怯まず

希望の生き方をめざして・・




希望が何か解らないなんて

言ってはいけない




ぼんやりと 

昼寝の気分の間も

同世代の仲間たちは

前を向いて 走り始めている





目的が 何か見えないときも

若いというだけで

許される時代なのだから

投げやりな思いで

通過しては 

なんと口惜しいことか




世の中との関わり方を

何も知らなかったけれど

あのとき

できる限りの思いをこめて




ドンキホーテのように

(はや)りたつ血潮を

誇りにさえ感じていたと・・




遠い過去のことを話す目が

潤むのを 信じるがいい




青春の息吹を

日々吐露する君に託す 


ソメイヨシノ
花言葉 純潔、優れた美人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心 たゆとう・・

2018-03-29 05:48:08 | Weblog






一人でいることが

ごく普通の風景であると

感じられる時と





一人でいることが

何よりも わびしい風景であると

感じられる時が あり





その 想いに囚われて

ただそれだけで 自分の生き方を

糾弾してしまう哀しい性(さが)があり 





時が過ぎて 振り返り

なんと哀れな思い込みかと

囚われる心の小ささを

突放して 

人知れず空白を埋める術(すべ)

心の詩に託す




まこと おかしきかな

心の内よ たゆとう想いよ
 

クレマチス・アーマンディ
花言葉 心の美しさ、
    旅人の喜び
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駆ける・・想い

2018-03-28 17:00:38 | Weblog





心のふれ合いは 

空気感染のようでもあり


しじまの中で 何かが動く

小さな吐息と共に




心のふれ合いは

電波に乗って どこへでもいく


受け取るレシィバーがあれば

ため息さえ 瞬時に




心のふれ合いは

時を超えて 生き生きと再現する


知らなかった青春期に

遭遇したかのように




時を駆ける想いは

ふれ合える心を求めて

唯一の心のために

天空を彷徨い 右往左往




深夜に 嗚咽をもらし

朝になるのをまつ


サラサドウダン
花言葉 私の思いを受けて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しずかな激情

2018-03-28 09:38:29 | Weblog





今一番したいことは 何ですか



あなたには もう そんなにたくさんの

時間はないのですよ



かつての様に 限りないほどに思えた時間は

とっくになくなっているのですよ




一番 言ってはいけない人に

ずばり そう語れるのは

優しいのだろうか




優し気に聞こえる言葉の裏の

デビルの表情を 感じてしまう




素直に すべてを受け止めて

今に 順応して生きていくことを決めても

デビルは いつもそこにいて

落ち着くことを 許さない




心の底を 見透かすような

誘惑のささやきを 振り切って




朝のさえた空気の中に

今日の活力を求めるように




大きな 深呼吸をして

私のルーチンを 黙々と 始める



こうとしか生きられない

頑固な私が 今日もいく


ヒイラギナンテン
花言葉 激しい感情、愛情は増すばかり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

告白・・

2018-03-27 17:07:02 | Weblog






遠い空の果てから

天使が

ふわりと 舞いおり




愛を謳いはじめ 

はらからの喜びを

奏でるように伝える




冬の仕打ちに

ひがみ始めた 

疲れた心に

心地よい 安らぎと

夢見るようなゾーンへの誘(いざな)




恋人が 耳元で囁くのを

聞いたような

あまいリズムが

体内から 湧き出でて




知らない歌でさえ

謳ってみようとする

浮かれ具合・・

記憶にある歌は

ともに 声張り上げて




どこから来るかも知らねど

人の世に疲れ始めた心にも

よきこと たのしきこと を

ほんわかと 




しばし この郷に とどまり

沈みがちな心を

癒してほしい




移り変わり激しい 時の流れに

戸惑うばかりの日々に

ひかりを 射し照らして・・




春の精よ

遠来の天使よ

あなたが好きだ


アーモンド 
花言葉 希望、真心の愛
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありのままで・・

2018-03-27 07:34:25 | Weblog





あたたかさに 我を忘れて

彷徨い出た 野辺の果てにて

出会ったあなたに 

驚きを隠せない




ひっそりと 何も主張せず

ただそこに 佇んでいる

存在を 隠そうというのでもなく

ただ ありのままに




かつて あなたのように

生きることが 

深層の想いのなかで

切ないほどの 望みだった




いつのまにか

自己主張が過ぎる生き方を・・

思いのたけを 隠さない厚かましさを・・




心の中に 戦慄がはしる




いま あなたの前に

心を リセットして 

あなたのように ひそかに

あるともなく なしともなく





次あなたに逢うときは

驚かない私になっていたい

あなたの傍に 寄り添って

なにほどの違和感も感じない




生きる 途上で

望まない個性を 取り出して

偶像をつくりあげて

あたかも 

そのものずばりの存在かのように

振舞うのは やめておこう




私のなりたい 私で

日々送りたい


ユキツバキ
花言葉 気取らない美しさ、
    変わらない愛
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人の恋

2018-03-26 20:06:30 | Weblog





移り気を 責めたりしない

あなたの 求めるものが

見つかっていないのだから





短気を 恐れたりしない

あなたは 言葉で伝えるまえに

気持ちが 先走り

慌てふためいているだけだから





心が哀しむのは

あなたの真顔の裏に

隠れているかもしれない

最初からの裏切り

ただの 遊び心




心の声に 耳をかたむけて

向き合って 包み隠さず

傷つくことを 懼(おそ)れず

語りつくせば

きっと 見つかるものがある




間違いに気がついたとき

さわやかに 出直せる

ゆとりを 持ちたい




信じることから 始まる

ささやかな 大人の恋




・・憧れている心


クマガイソウ
花言葉 みかけだおし、気まぐれ美人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せの再来を・・

2018-03-26 06:26:03 | Weblog





花が 笑った

花は 幸せだった

鳥がうたった

鳥は 幸せだった





風が吹くと 花は揺れる

心も 揺れる

風の流れに 身をくねらせて





鳥は羽つくろいをして

飛び立つ 素振りをする

枝から 枝へ





花よ

春のひと時の 花たちよ

秘めた想いに 惑いゆれる

あなたの姿を 覚えておこう

記憶の扉に 鍵を掛けて





鳥よ

春にざわめく 鳥たちよ

あなたの後を 追いはしない

今を思い出したら

元の枝に 帰って来るがいい





気ままで 陽気な鳥たちよ

花の気持ちを

わかる日がくるとすれば

あなたは きっと

老いていることだろう


ロドレイヤ
花言葉はまだない (幸福の再来を願う花)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いたむ心・・

2018-03-25 16:26:03 | Weblog




空が 重く 暗く

頭の上に

のしかかってくる様な冬の日には

目線を下げて

心を 静めて

胸の内を 覘(のぞ)く日が多かった





晴れやかな 陽射しが

降りそそぐ こんな日は

(うつむ)いてさえ 草木の息吹を拾い

足の先から 満ちてくる生気を

心に受け止めて

なにかしら 

幸せを拾ったつもりになる





花々と触れ合うと

(がく)がうけとる

夜露のしずくを

(たなごころ)にうけてさえ なぜか

人恋しさが 湧きあがる





花たちは 春が来るたびに

生命のページを新たにし




この世の春を 

青春を

かつて 謳歌した者は

過去の栄光のページを懐かしむ





人の心に 

区切りをつける青春の時はなく

たとえ 背が曲がり

歩行が 苦しげになってさえ

誰かを偲び 恋の焔(ほむら)

(ひそ)かに 楽しむことを

知っておきたい




恋は 若者の特権ではないと・・・



アマドコロ
花言葉 心の痛みのわかる人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

告げられぬ想い

2018-03-25 06:55:22 | Weblog


オキナグサ(翁草、学名: Pulsatilla cernua )は、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草。
根出葉は2回羽状複葉で、長い柄をもち束生する。小葉はさらに深裂する。
茎につく葉は3枚が輪生し、無柄で基部が合着し、線状の裂片に分裂する。
葉や花茎など全体的に白い長い毛におおわれる。
花茎の高さは、花期の頃10cmくらい、花後の種子が付いた白い綿毛がつく頃は30-40cmになる。
花期は4-5月で、暗赤紫色の花を花茎の先端に1個つける。
開花の頃はうつむいて咲くが、後に上向きに変化する。
花弁にみえるのは萼片で6枚あり、長さ2-2.5cmになり、外側は白い毛でおおわれる。
白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の頭にたとえ、翁草(オキナグサ)という。
ネコグサという異称もある。
 
-ウィキペディアより-

* * * * * * * *




刹那に生きるか

永劫に生きるか




こたえはでない

考えもめぐらない




いえることは

今だけでは 駄目だということ

今があるから 

先のことも考えられる




今信じたことを

未来永劫 信じていけると

言えるのだろうか




未来永劫続くと

夢の中の約束事のようでもいい

信じる気持ちに

純粋に甘んじられる 心がほしい




疑いを知らない

純真な 心を取り戻したい




一筋に 打ち込む姿に

心うたれるとき

狂おしいまでの熱い思いが

怒涛のように 押寄せて

少女の気持ちで 受け止めたいと

思い馳せてしまう




刹那では覚えることのない

永劫の宇宙に ただよう恍惚が

たちこめるを知る



オキナグサ
花言葉 告げられぬ恋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする