おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

心の旅のこと

2018-02-28 17:47:52 | Weblog





心の旅には タイムテーブルはいらない

行く方向さえ 定めれば

出かけようと 思うだけでよい

方向がよくない時は 

いつだって 方向転換できる




汽車の旅がいいとか

船旅がいいとか

その醸す(かもす)情緒について

薀蓄(うんちく)をかたむけたこともある

かたくなに 夜汽車に乗りたいと

想い続けたこともあった




歩くことが 得意でなくなって

むしろ、車に乗る暮らしに 毒されて

旅先に思いを馳せるときは

そのつれづれに 愛車が寄り添う




人を恋うるも 気ままに

人から 遠ざかるのもまた気ままに

運転に疲れての サービスエリアでの仮眠は

充電時間として

ドアのロックを忘れずに



されど・・



人に寄り添いたい気持ちのままに

心の旅をはじめると

混雑に煩わされることもなく

ドライブの緊張を引きずることもなく

愛しい人に 遇うことが

唯一の目的で 宙を飛ぶことが出来る

そんな旅人でありたいと

なぜか 願うようになった




わたしの旅は つづく・・


モンステラ
花言葉 一途な幸せ
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本当の理由

2018-02-27 14:07:29 | Weblog






言葉が あふれて

思いが あふれて 

とまらない日は

涙も、

ため息も、

胸の中に 満ちて、

・・・・・・ 満ちて




理由(わけ)など なく、

わけなど・・・

本当の理由など  わからなく




あふれる言葉に

思いを のせて

詩の世界に 身を任せてしまう

それが 一番 いい。


オダマキ
花言葉 愚か
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恋はじめ

2018-02-26 19:29:42 | Weblog




何かが 足りない
何か 忘れている



時々 胸が 苦しくなる
時々 叫びたくなる



そんなとき
頭を下げて 悩める女の振りをして
地面を みつめる



ある時は 満ち足りた女になって
顔をあげて 下など見ない



本を読む
歌をうたう



指先を見つめる
あたまを 抱える



恋しい といえば
報われるのか

いとしい といえば
愛されるのか



恋は ひとりで描いた
幻影の 走馬燈



路傍の 菫草に似て
つつましい ひとり遊び


ハコベ
花言葉 初恋の思い出
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変わり目

2018-02-25 15:14:57 | Weblog




春風が すぐそこまでくると

しらぬ間に

草木もささやき

喜びを伝えようとする




ひなたのハンモックでのうたた寝

夢見るような 時間




小言を言わぬ人

未来のその先をみつめる人




伝えたい言葉

伝えなかった想い




転生のスパイラルは

今生で終わることを 

知らせると嘆くから

今一度 輪廻の仕組みの中に

身をおく決意をする季節



芽生えたものは

すべて 

季節のめぐみに身を任せ

何かしら ときめくことの

たのしさを知る


サクラソウ
花言葉 憧れ
 
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相反すること

2018-02-24 16:51:10 | Weblog





手が届かないと思うと

なんとか 近づくすべを

思い巡らせ

川辺の先の水面に 触れんばかりに

たわむ姿を 引寄せたい想いがつのり

ようように手に入れた一枝の

いとおしさ

その名を 猫柳という




持帰り 小さな花瓶にさし

その 変哲もない姿を愛でる心は

寂しいのだろうか

人恋しいのだろうか

ふと思い出す 

やはり野におけ蓮華草 という言葉




ものには 夫々ふさわしい場所があると

(いにしえ)の人は

いましめにしたという




立ち居地に思いを馳せると

心と暮らしのアンバランスに

ただ惑う優柔不断な姿をもてあます




よき市民である姿 と

心の惑いにさえ揺らぎつづける

自由人として 詩を生む姿 と




だれか 心の揺らぎを

とめてくれるなら

これほどの 当惑はないだろうけれど





何気ない顔をして

仕事に向かう 多重人格者まがいの心を

許してほしい


ニゲラ
花言葉 当惑
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秘密のこと

2018-02-23 21:06:28 | Weblog





楽しいことも

嬉しいことも

増幅して 倍増する転換スイッチがある

その場所は 誰も知らない




まして

哀しいことも

辛いことも

倍増するスイッチの場所など知らない

それは 摩訶不思議な作用が起因する




楽しそうな雰囲気で 

きらきら輝いている人を見ても

つらい心には 

楽しさをもたらさないのを

知っている人は あまりいない




楽しそうな笑顔が かえって

つらい心を 責め苛む(せめさいなむ)ことなど

知らずに過ごせることは

しあわせなのだ





哀しさも 寂しさも 辛さも

沢山知ることになった

過ぎてきた日々に

いまは 大きな声で サヨナラを言いたい




楽しいこと 幸せなことに

遭遇できた時

喜びの増幅スイッチを

わたしだけが見つけた

秘密のちいさなポイントを

躊躇なく 連打するだろう




傍には 霞たなびく春の日の

ゆるやかな あたたかさが

漂っているのだけれど

誰も気づかない

秘密なのだから


ユリオプスデージー
花言葉 円満な関係
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喜びに変わるときまで

2018-02-22 20:50:11 | Weblog





もしかの話に

たとえばの答えを

いつも なげかけてくる




核心をついた話には

なぜか はぐらかした答えを

用意している




一方通行の想いは

いつか 流れの渕で

とぐろを巻いて

行き場を失い 

哀しみの声をあげるから




執着をはなれて

時のながれにまかせ

ただ待つこころに

どこからか 

蝶の羽をまとって

舞い降りて




ぽつりと語るひと言が

何よりも確かな

喜びに変わる そのときのために




明日もまた このままで

時計の針を見つめて

夢とも現(うつつ)とも

見紛(まが)う空間に

想いを 委(ゆだ)ねたままに


キチジョウソウ
花言葉 吉事、喜び
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つまずく・・

2018-02-22 12:37:02 | Weblog





(つまず)いて 立ち上がるとき

思わず 何かに 縋(すが)ろうとする




たまたま 誰かいれば

その誰か

手を差し出してくれた人に




まわりに誰もいないとき

すくっと立ち上がって

周囲を見回し 無様な姿を

見られていないか 確認してしまう

反射的に・・だ




独り言をもらす

連鎖的に・・だ

危なかった。 大怪我するところだった。

よかった 怪我がなくて。




心が躓いた時


つまずく姿は 誰も気づかない

すぐ立ち上がれなくとも

痛みを託(かこ)ちて

その場に しゃがみこみ

涙を堪(こら)えて




立ち直るためにすること


心優しい人を思い浮かべる

手の甲に落ちた涙を

舐めてみて 

味気ないと落胆する




一人の部屋で

散々嘆いた後

白い紙に 思いのたけを

濃い4Bの鉛筆で書きなぐる




時間の経過が 

平静心を取り戻し

嘆きの渕から 這い出ることが

新生のこころの

旅立ちと 信じられるとき




あたらしい心のページには

嘆きの痕(あと)さえ見えなくて

ほんのひと時の惑いかのように

何気ない 明日の希望や

成し遂げたいことのリストが

連なっている




まだ 生きていると

だれかに 告げるために・・




人は 一人では 

生きていけないものだから


アネモネ(ピンク)
花言葉 待望
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失望

2018-02-21 17:38:29 | Weblog




あまりにも

荒唐無稽な 未来図を描き

その宇宙に 夢を泳がせた

月日を 振り返り

躓きは 思いもかけない

些細なことからでも はじまってしまうことを

悟った午後




砕け散った 想いのかけらを

もの惜しげに 拾い集めて

何かしらの 接着剤で 

修復することまで 考えをめぐらせながら

それが 何になるかと

問い詰める 心の中のだれかに

説き伏せられて

結末は 完全なる破壊しかないと




空恐ろしい 結論に導く存在を

振り払うことも出来ないまま

哀しげに 夕暮れが空を覆い始める




わたしの今日は 失望という

想いに 囚われて

フラッシュバックの罠の中で

抜け出すすべを 手探りしている




陽射しが優しければ

夢に出会えるあたらしい明日が

夜の帳を 連れ去ってくれるだろうか


ムスカリ
花言葉 失望
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小さなこと・・

2018-02-20 18:13:11 | Weblog




口ごもりながら

上目遣いに 

ほんとのところは どうかしら・・?

そんな 言葉で 動揺するあなた




隠し事をするから

謎かけのような 言葉遊びに

うろたえてしまい

何かの拍子に 綻(ほころ)びがみえている




完璧な 嘘で

表面を 取り繕っても

本当のことに変化するはずもない




たとえ 

傷つけないための嘘であろうと

さらに大きな傷を負わせてしまうことを

覚えておいてほしい




長く生きて

嘘の多さに 辟易しながら

過ごしていると

本当のことに 触れたいと

切望する心が 芽生えるのです




嘘と本当を 見わける

神通力のようなものも

いつのまにか 身に付いて




小さなことでも それが

真実であるなら

輝く宝石よりも

希少の存在であることを

わかっていて欲しい


アネモネ(白)
花言葉 真実
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やるせないこと・・

2018-02-19 18:43:45 | Weblog





永遠に 知りたくない事

片時も 知らずにおれない事

知りたいのに

知ったら 傷つくことが分かっているのに

知ろうとして むなしい努力をすること





知られたくない事

知られたくなくて 隠しているのに

知ろうと ひそかに模索していることに

思わず 手を貸してしまう

意味不明な 愚行を後悔すること





生きているとは

限りない 愚行の繰り返し





夢の中で 夢を見ているような

時間と時間の襞(ひだ)のような 空間を

悠然と 動き回る生き物になって

心の奥の 溜まった澱(おり)

少しずつ ゆっくりと 陽に当てる





愛するということは

平然と 愚行を繰り返す

言い訳の言葉なのかもしれない

人は 思っているよりも 純粋に

愚かな 生き物で





愚かであればあるほど 

いとおしい


ネモネ
花言葉 はかない恋
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めぐる・・

2018-02-18 15:26:59 | Weblog




不在の家の 門戸をたたく

その空しさを




心の扉を開こうと

こころみたあと

答えのない失望に 打ち震える想いを




返事の来ない

一方通行の手紙にのせた

報われない 熱い思いを




陽の目を見ることのない

純粋 無垢な 少女のような

熱望を




切り捨てて

拒み続け 横を向く

思いちがいに




嘆きの 慟哭は

決して 届かないのだと

諭す言葉の 裏腹を




ともに 哀しみ

ともに 嘆かんとする

想いもあることを




冬空を忌み

春風を 待ちかねる

頼もしき はらからと 

ともに 


アネモネ
花言葉 あなたを信じて待つ
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冬の雲が消えた日

2018-02-17 17:13:42 | Weblog





重い雲が 消えた

思いがけない 冬の贈り物




陽射しが あたたかくて

幸せになれる




こんな日は すべて忘れて

昔 辿った小径を

詩集など 小脇に

青春の風情 そのままに




惑うことの多い日が つづくと

追憶のときの流れに揺蕩(たゆと)うて 




もしも・・

まっさらな気持ちを取り戻せたら

彼の人を 正面から見つめ

黙ったまま 時間が流れる音を聞く




そんなことが できるなら

青春の日の記憶そのままに

小脇の詩集が 誰のものであれ




陽射しが あたたかくて

・・・幸せ と 

素直になれる


オキザリス
花言葉 喜び、母の優しさ
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クチナシ によせて

2018-02-16 15:08:16 | Weblog


クチナシ(梔子、巵子、支子、学名: Gardenia jasminoides)は、
アカネ科クチナシ属の常緑低木である。
野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが多い。
乾燥果実は、生薬・漢方薬の原料(山梔子・梔子)となることをはじめ、様々な利用がある。

果実が熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。
他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビのこと、ナシ=果実のなる木、
よってヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)
からクチナシに変化したという説もある。

樹高1-3 メートルほどの低木。葉は対生で、時に三輪生となり、
長楕円形、時にやや倒卵形を帯び、長さ5-12 センチメートル、
表面に強いつやがある。筒状の托葉をもつ。

花期は6-7月で、葉腋から短い柄を出し、一個ずつ花を咲かせる。
花弁は基部が筒状で、先は大きく6弁に分かれ、
開花当初は白色だが、徐々に黄色に変わっていく。
花には強い芳香があり、学名の種名 jasminoides は「ジャスミンのような」という意味がある。

10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。
果実の先端に萼片のなごりが6本、針状についていることが特徴である。
また、側面にははっきりした稜が突き出る。
(ウィキペディアより)





秘め事のすきな 風の誘(いざな)いには

時として 心魅せられ

天空に 身を任せ

そのまた はるか彼方の

異郷に 夢を あそばせる




帰路を忘れた 遊び人(びと)

うたかたの そよ風にのせ

花の香りを 伝えたならば

その元をたずね たずねて

一瞥の のぞみをもつという




生きる道には 

幾万の手立てが

ひらり ひらりと舞い誘う




岐路に立ち 

行く手 覚束(おぼつか)なく

哀しむときは

元の巣に 舞い戻るもあらむ




季節がくれば

待ち人の庭に 香り花開く

くちなしのごとくに


ー生まれた季節に咲く とても好きな花によせてー



クチナシ
花言葉 私は幸せ者、喜びを運ぶ
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チョコの日

2018-02-15 14:30:46 | Weblog





チョコレートに

かわいいリボンを結んで・・

贈ったつもりの日



届きましたか 



心を 受け止めてくれたあなた




何も 求めなかった

希望を 見せてくれた

自由の意味を 教えてくれた



そばにいなくても

いつも 思っていると・・

夢を 見させてくれた



それでは 足りないと 

言えない



もっと 幸せがほしいと 

言わない



こうして 

今年の バレンタインデー も

過ぎていきました



つもりの日として


ラナンキュラス
花言葉 とても魅力的
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