あなたの存在・・

壁に　頭をぶちつけた気分



描いていた未来の絵が

誰かの手で　知らない間に引き裂かれて

そこここに　散らばっている

呆然とながめて立ちすくむ気分



青春の途上で　

幾度か味わったことのある

救いを求めたくなるような　たよりない想い



年をかさねても

突然現れる魔物のような時間の流れから

あなたを　見つめることで

救われる心があることを

伝えていきたい　幾度でも　

幾度でも・・




あなたの存在が　

心の癒しの元なのだから




四季の恵みに　讃えられて

ひっそりと花びらを　ふくらませる

あなたに　

言葉を選んで・・　




あなたを想う

わたしからの　ささやかな贈り物を

今日も・・

ネメシア
花言葉　正直、包容力、偽りのない心、過去の思い出

人恋しげに・・

真夏日に　涼しげに咲く　アスターの

想いはいかに　人恋しげに

アスター
花言葉　変化、追憶、同感、信じる恋

その瞬間から・・

何気なく口にした　言葉が

相手の心の中で　どう広がったか

気付かないのが　普通のことなのだろう




受け止めた心が　傷つきやすい

壊れやすい心であったなら

その瞬間から　立ち直るための戦いが始まる




壊れる心を見たくないから

傷をいやすための試行錯誤が

呪われたように　繰り返される




今　その瞬間も

弱い心は　戦っている

オニユリ
花言葉　愉快、純潔、富と誇り、賢者

思いのたけ・・

もじもじと　声にならない　声をあげ

思いのたけを　吐露するはいつ

*　*　*　*　*　*　*

言いたいことを　言いたいだけ・・
いつも　そうできる人は心の内は軽やかだろう
いつも言葉を飲み込む癖はよくない
分かってはいるけれど・・・

スターチス
花言葉　変わらぬ心、途絶えぬ記憶、誠実、変わらぬ誓い、愛の喜び

突然の便り

突然の便りが　喜ばしいとは限らない

書く時は　万感の想いをこめて

美文を連ねるだろうし

相手の心に響くことを願ってペンを持つ



活字が大部分を占める時代になって

肉筆の手紙は　

封筒すら捨てがたいものがあるけれど

喜んで　受け入れる内容であるかどうかは

まったく無関係なのだ。



さらりと返事を返せない気持ちと

返事しないで拒否を表現したつもりになるのも

卑怯な気がして　自分を責める

人とのかかわりは　まこと疎ましく

厄介なことなのではある。

アカツメクサ
花言葉　善良で陽気・豊かな愛・実直・勤勉

幸せの捉え方

思い出の中に溶け込んで

あなたと語る　ひと時

幸せは　あそこに置いてきたのでしょうか




今も尚　変わらぬ心持ながら

何か　違うと思えるのは

わたしの心の変化でしょうか




路傍の花を見つけては

いち早くカメラに収めて見せてくれ

いじらしいほどひっそりと咲く花を

最大限にたたえる心の豊かさ




その空気感に　揺蕩うて

これが　幸せの本質だと思い込む心

わたしの中の　幸せの捉え方が

変わってしまったのだろうか




人間界の殺伐とした空気に

心底馴染まない生きづらさを

忘れさせてくれるおおらかさ



求めるものを探し続けるのが

生きるということなのです

わたしの中では・・

カタバミ
花言葉　喜び、母の優しさ、輝く心

心のゆるみ

靴ひもの　ゆるみ知らずに　闊歩する

君よ気づくや　心のゆるみ

*　*　*　*　*　*　*

ふと気づくと　すっかり心を許して
すべてを受け入れる気になっている
一度　立ち止まって　心に問いかけるのも
必要なのかも・・

アケボノフウロ
花言葉　変わらぬ信頼、陽気

変わるを知る・・

心変わりは　誰にでもある

永劫不変な心など　あるはずが無い

承知の上で　はじめるがよい

あなた自身の気持ちさえ

明日の想いは　定かではないはず




きっぱりと　変わりはしないと言い切る時

あなたの目は　空を泳いでなかったか

それを信じると　答えた時

何の疑いも　もたなかったか




信じて欲しいと願ったし

信じたいと思ったはず




言い訳や注釈がつけられて

繕われ　修正されながら

約束は　果たされていく




ふたりの間に　不思議な力が働いて

未来が　今を引きずって

老いてしまうとき

願ったものを　手にしたと言い切れる人は

どれほどいるだろうか

キリンソウ
花言葉　警戒、警戒しながら、要注意

粋がって・・

粋がって　新しきこと　始めんと

躊躇う先に　アサガオの笑み

*　*　*　*　*　*　*

石橋を叩いてわたるという・・
石橋を叩いてなお、わたらない　ためらいばかりの性格が　
いままで　わたしを助けてきた・・　と
・・そう　思う

アサガオ
花言葉　はかない恋、固い絆、愛情

大切なもの・・

いつか来たことのある街角で

いつか　あったことのある人を偶然見つけて

予期しない　胸の高鳴りに　おびえてしまう



ただそれだけなのに　

偶然は神の啓示であるかの如く

その瞬間から　胸の中の大部分を占め

逃れられない



何故だろう



恋に恋する癖を持つあなたは　きっと

風を聴き　花を語り　雨に憂う



あなたが語った　未来はどこに・・



解析書が必要ですか

まよえる仔羊など　見たくもない




複雑怪奇な心模様は　充たされない不幸を

心の豊かさと勘違いして

一番大切なものを　忘れてはいませんか




あなたの　すぐそばに私はいます。　

*　*　*　*　*　*　*

恐れとか　疑いとか　・・・　
存在を認めたくない感情が支配する日々がおとずれると
そこから脱却するために　何か行動を起こしてしまう。
それは　やはり違うと思う。

とどまって　足元を見つめなおす・・

正解は　すぐ傍にある

　



カクテル
花言葉　愛、美、内気な恥ずかしさ、輝かしい

忍ぶおもいの・・

足跡の　残らぬ ぬかるみ　歩くよに

あなたの後を　追うはむなしき





明らかに　喜びこらえ　うつむきぬ

忍ぶおもいの　ダリアに似たり

ダリア
花言葉　華麗、優雅、気品、感謝

ありのままで・・

突き上げてくるような

心の中の　衝動に

抗いがたかった　青春の思い出は

いつの間にか　鳴りを潜めて

自分の有り様（ありよう）を　

居心地のよい場所に位置づけている




ずるい大人になったものだ

年を重ねて知り合った知人に

過去の自分を　説きあかして何が生まれる




ありのままを見せることの大切さ・・

今のままから始まる　人生の扉を

手をとって　ひらいて見せよう




何かが壊れたとしても

それは　壊れるべきものなのだから

懼（おそ）れてはいない

カンナ
花言葉　情熱、快活、永遠、妄想

あなたのために・・

見つめる目　聞き耳たてて　胸ひらき

あなたのために　歩み止めずに

*　*　*　*　*　*　*

誰かが　見てくれている、
誰かが　気にしてくれている
そう感じることで　元気になれる私がいる

デュランタ
花言葉　あなたを見守る、独りよがり、歓迎、目を引く容姿

何かが変わる日

いつか　ずーっと前に聞いたことがある

なつかしい　どこかもの悲しい　だけど優し気な音楽



音楽というには　まるで未完の音の羅列



その中に　身をゆだねて

静かに　



何かを思い出そうと心の中をまさぐっている

初心（うぶ）な　素直な私の存在を　意識できる時間



あなたと向き合っていると

知らない間に　私は　私以上のわたしになってしまう



いい子で　可能性に満ちて

何かしら　将来の幸せを約束されたような安心


まったりとした表情で

すべてを　許してしまいそう・・




ひまわりとの　出会いを

わたしの　夏の記念日にきめた。

　








ヒマワリ
花言葉　私はあなただけを見つめる、愛慕、崇拝

思惑は・・

思惑が　そのまま生きる　時あれど

伝わる前に　変わるは哀し

*　*　*　*　*　*　*

人とのかかわりで
素直に　想いのままに　話し合えれば　幸せになれる。
思いがけない印象で　受け止めてしまうとき
心に　黒雲がかかる不安がよぎる。

アマチャ
花言葉　祝杯、至福