おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

丸い言葉

2017-05-31 18:41:24 | Weblog
言葉の中に
丸い言葉 と
角のある言葉 があり

心にも 丸い心と
角のある 心がある


まるい心の人に 出会えた日は
まるい 心が 伝わって
やさしい 気持ちになる


まるい心の人とだけ
出会うように
何か システムを構築できないかと
考えてしまう


そんな 世の中だったら良いのにと
空想する


それは 決まって 角のある言葉に
傷つけられた あと
しばらく 
どうして、 なぜ、と
自問自答 を 繰りかえし
逃げだしたくなっている時だ


そんなに 敏感では
生きづらい でしょうと
人は 言う。



せめて 自分だけは
誰かの 心を
逆撫で することは無いように
生きていたいと思う。







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代償 

2017-05-31 11:14:04 | Weblog
思い出せないくらい
遠い昔に 
背を向けて
去った人の 縛りが
私を ささえていた


それに 気づいた日
新しい 思いへのスタートの
日になった。


夢の中で 逃げても逃げても
追いかけられて 
足を捕まれそうになる
あの 恐怖


現実の世界では
折に触れ トラウマとなって
縛られていた


不信感と
繰り返す 嫌悪


それは 無関係な人に向かって
さえ
諸刃の刃となって 拒否し
自分を 否定する


愛に 飢えた獣でありながら
取り澄ました 人間の皮を
被って 自然を 装い続けた


賛辞を 受け止めることなく
罠と 理解した。


あの 遠い日
傷ついた心を
素直に 認めることを拒んだ
代償を 払い続けていたのだ


私は 気づいた日に
新しく 蘇生した


蘇生した私を
受け止めてくれる 人に
出会いたいと 
切実に 思い始めている。
 







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今日の思い

2017-05-30 15:05:43 | Weblog
いろんなことが
とりまく日常で 発生し
決断を 迫られるとき


一番ほしいと思うもの
冷静 沈着な 判断
グローバルな 視野
そして やさしい
思いやり



人生で 躓く時
浅い経験 からの
早まった 決意


望んでいることへの
分別

変えてはならない 
摂理


取り巻く環境での
不協和音


向かうところが
自分自身にとって
居心地のよい環境かどうかの
相克


進み始める前に
できることの 数々


これら すべてが
私を つくり上げていく

ひとつ 前に進むために









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つきあいということ

2017-05-29 23:27:32 | Weblog
行づりの知人たちと
しばしの 談笑

笑顔で別れたけれど
何を話したのかさえ 思い出せない

どうでも良いことに
相槌をうち 互いの理解者のように
語りあうのに

その人の 思いに 
何の興味も持てないことを
気づかれないように
笑顔で 話す。

私は 偽善者だと 思う

そう思うけれど
この 接し方を
やめることが できない。

生きていく上での
潤滑油 だと
心が 嘯いている


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ほんとの恋

2017-05-29 01:30:35 | Weblog
同じ空気を 吸っている
それだけで
なんとなく 心が落ち着く・・


そんな風に 
恋のはじめを告げる友に
羨望の心を 気づかれないように
話をそらしたりする


爪の形が 好きなの
指の長さが 爪の形ととても
しっくり合ってるし
その指が ページをめくる仕草が
目に焼き付いてる


恋のはじめは
いつも その人の 本質や
暮らし向きや 志向や
性格など 関係なく
些細なことから 始まることを


そして それが大きな誤算であることに
気づくのは
気持ちが 引き返せないところまで
行きついた頃だということを
友は 知らない


わたしも なおさらに
知りえない 年頃だった


打ち明け話をすることが
恋ごころに 新たな火をつける
相乗効果があることを
誰が 気づくだろう


青春は 火だるまになって
苦しむことも 厭わない
無限の力を秘めた 年頃であった


邪心のなさが 
力そのものなのだ


あの頃 それを
ほんとの恋 と名付けた




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五月の午後

2017-05-28 16:55:28 | Weblog
しずかに 寄り添って
空気みたいに
存在感のない 人

語りかければ 目線で
返事をして
かすかな 微笑を
応諾の 合図とする 人

人ごみの中には 入りたがらず
数歩あとを 遅れることなく
ついてあるく

別れる時は
少し 小首を傾けて
軽いお辞儀を する

大きな声では 笑わず
大きな声で 呼ぶことも無く
手を 小さく 振って
しずかに
しずしずと 去っていく

まるで 皇族の人の
所作 を まねているような
おとなしい人

なにを 考えているのか
わからないけれど
敵では 無いのだと
体全体で 表現している

そんな 人に なりたいと
思った 五月の午後。


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わたしは私

2017-05-28 11:42:22 | Weblog
やさしい言葉の 
隠れた こころを
覗き見して
うなずいて

厳しい言葉の裏側の
ほんわかした
思いやりを
垣間見て

つないだ手を
振りほどく しぐさは
拒絶の 現れではなく
もっと しっかり
捉まえて という
信号であったり

さよなら というと
聞こえない振りで
そっぽをむいている目が
潤んでいたり

わたしは私 というのに
いつも なにかに
縛られて 不自由な気持ちが
居心地よかったり

あすは どんな 不協和音が
心の上に 居座るのか
計り知れない

この生き方が
私の 生き方 と
顔を あげて きっぱり言うのに
すぐ下を むいて
・・・かなと
訊いてくる 心の中のわたし


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モンステラ

2017-05-28 01:13:32 | Weblog
電話がなると
それは 新しい時間へのスタート

古い洋服を脱ぎ捨てて
新しい ストッキング
とっておきの お出かけ服

髪に お気に入りの
パールの髪飾りを

心は すでに
表の通りを横切って
街灯のともる 舗道を駆け抜け
角を曲がった カフェテラスの中
モンステラの鉢のむこう

息せききって たどりついた背中に
背後から大きな手が
早かったねと そっとたたく


電話が鳴ると
いつも始まる 
新しい時間のスタート

夢想の世界に 彷徨い出る合図

それ以上は 進展しない
アバンチュールのタイムテーブル

そんな時
ドアをノックする音がしただけで
早鐘のように 鼓動が高まり
現実の自分の姿を わすれて
恋する女の顔で
ドアを開けそうになる

ドアの外には
配送品をかかえた 男の人

無残にも 打ち砕かれた
仮想空間







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怠惰からの脱出法

2017-05-27 11:46:47 | Weblog
何かにつけて 怠惰になる

暑いといえば
一言だけれど

それだけではない なにか

自分を 許そうとしている
甘やかそうとしている


そんな中 旅行の話がでて
シンガポール 行きが
まとまった

怠惰を 忘れて
昂ぶっている

なんと 単純な
自己中心的な

そう思い始めると
小声になる
小声で 計画を練る

秘密のにおいが し始める

これで 数ヶ月は
退屈で死にそうなどと
言わなくて すむ 


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挙動不審

2017-05-26 18:55:30 | Weblog
何か忘れているようで
おちつかなくて
うろうろと
歩き回って

足元の 石ころをけったり

そんなに親しくない人に
丁寧に
挨拶してみたり

公園の子供に
笑顔で 声かけたりして
いい人の振り

その後 また
小石を蹴って

それから

用も無いのに
通りすがりの コンビニに立ち寄り

仕方が無いから
ガムを 買ったり

挙動不審者となった日

寂しいわけではない と
つぶやいた 
独り言


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自分勝手

2017-05-26 14:27:29 | Weblog
口を閉ざして
気持ちを 伝えるのを
ためらう人よ

いつまでも
待つわけではないし

気持ちは いつも
ところ定めず
動き回るのだから

タイミングよく
あなたの気持ちと
適合する 瞬間など
めったに 
無いことなのだから

動き回る 気持ちの中に
ぐさりと
楔を 打ち込むような
激しさを
見せてください

時間がたてば
その分だけ 引き寄せられるような
そんな 思い入れを
見せてください

気持ちは 不安定で
その場その場で
様変わりするのを 理解して
どこかへ 彷徨って
しまっても
ふと思い出して
後悔しながら 戻れるほどの
深い愛で 
引き止めて ください


自分勝手では 
いけませんか



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時間泥棒

2017-05-25 16:22:49 | Weblog
夜更かしの後の日
朝は そこそこに目覚め
何か 充実したような気分で
手当たり次第 取り掛かり

昼ごろには
途方もなく 眠気に襲われて
それを
吹き飛ばすような
イベントもないので

一気に 怠惰な時間に
もぐりこみ
夢想の世界に あそぶ

時間泥棒のわたしは
盗んだ時間を
もっとも 有意義に
すごそうと
ダウンロードした
電子書籍の 読みかけの
ページを繰り
現実の 世界から
逃避する

今日も いっぱい
満ち足りた 一日になりそうだ

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紫陽花

2017-05-24 22:34:42 | Weblog
移り気だと 言われながら
愛されつづける 紫陽花

雨の中で出会うと
その姿は
あでやかで 媚びている

誰に媚びようとするのか
その姿態



陽ざしの中で 出会った時は
どこかしら 楚々として
冷たささえ 感じられる

誰を 遠ざけようとするのか
その佇まい



愛は 沢山もっているから
どんな 仕打ちにも
打ちのめされることは 無いのだね

傷つくことを 恐れないのだね



雨の中の 
     紫陽花 に なりたい


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雨です

2017-05-24 16:54:51 | Weblog
雨 です。

今日は 雨です。

屋根が 泣いています。

花たちが 泣いています。

ツバメだけが 
元気に 飛んでいます。
忙しいのでしょう。

雨だからって 休めないのでしょう。

雨です。

子らの声が
傘の下から 飛び交います。

ヤンチャ坊主も
雨は 嫌いではなさそうです。

それなりに 雨を
楽しんでいます。

でも

晴れたほうが もっと
よいことが 沢山
やってきます。

夜まで
雨でしょう。


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初夏のひと時

2017-05-23 16:46:44 | Weblog
少し 歩けば
汗ばむ ので
木蔭のある 歩道は 
砂漠の オアシス

こころ急く ときは
車で 通り過ぎて
気づかないけれど

歩いてみると
歩道の傍の 店舗が
水遣りを 怠らないのか
可憐な 四季の花の花壇が
気持ちを 和らげてくれる

思いやりは
気まぐれでは 出来ない
毎日の たゆまない
心遣いが
偲ばれる

此処にも 暮らしがある

だれか 一人のためではなく
自分だけのためでもない
思いやりが そこ ここに
あふれた街なのに

時々 一人で生きているような
気持ちで いるのは
こんな 無償の行為を
ひそかに 続けている人に
無礼なことだと
反省することしきりな
初夏の ひと時


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