おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

恋するオーラ

2018-05-31 17:40:07 | Weblog





恋に悩む日々は

雨の空を眺めて

心が 泣いていると思い

こんなに辛いことなら

あっさりとやめればいいと

思ってみたり




辛いのは 雨空のせいにしたり

風のささやきが

小うるさく感じたり

小川のせせらぎの音が

泣いているように聞こえたり




友達のいたわりに

かまわないで欲しいと

心が拒否したり

それなのに 作り笑いで

応対したり




本をめくる指先が

とてもすてきに見えて

指に恋したのだったかしらと

思い返したり




何気に知った彼の好みの楽曲を

一人の部屋で

終日聴いて過ごしたり

少女らしく過ごしている自分を

ちょっと 素敵と思ったり




恋するとは

自分を好きになること

自分が好きでない人を

誰も好きにはならないよね




素敵な自分をきっと好いてくれると

信じてると

オーラがでてくる・・かな


ハナビシソウ
花言葉 消えることはない想い、希望
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋を知るとき

2018-05-31 07:26:32 | Weblog





優しい瞳を持つ少女は

哀しませてはいけない

その目にたまる涙を

美しいと思うあまりに

意地悪な言葉を投げかけて

苦しませてはいけない




少女が大人になった時

瞳から こぼれる涙を

手のひらに受けながら

かつて なぜか訳のわからない涙が

頬を伝った日を思い出すだろう




かつて 誰かを 慕ってほのぼのとした

気持ちが 芽生えたことを

記憶の中で 想いをはぐくみ

人を恋うることが

不条理な 想いの荒波に出会う

始まりであることを

いみじくも 知ることになるだろう




恋は 誠に厄介なもので

時には 不条理そのものであるから



スターチス
花言葉 変わらぬ心、永遠に変わらない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝶の嘆き

2018-05-30 16:14:55 | Weblog





雨が 降り止まない日には

空を見上げて

ため息を 一つ

また 一つ





それが 誰への合図でもない

体の中の

むずかる心を

落ち着かせるための

子守唄




紫陽花は雨を受け止め

久しく会わなかった恋人のように

喜々としている




黙々と働く蟻たちは

葉陰の秘密の道を辿って

家路を急ぎ




濡れた翅(はね)を閉じたまま

じっとしている蝶は 

何を思っているのか




恋人は今頃 どのあたりか

どこで 彷徨っているのか

蝶の悲しみが

ひとしきり 雨を降らす



センテッドゼラニューム
花言葉 真実の愛情、君ありて幸福
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積み木を積む

2018-05-30 09:46:01 | Weblog






言葉にならない 言葉が

あなたの瞳の中に見える

言いたいことを のみ込んで

言葉にしようとしないのに

あなたの 所作がすべてを表している




不確かな あなたの態度に

私はいらいらと

時間の流れを 数えている

今日は これでおしまいだといい

哀しい目をそらす




雨が降り始めると

上着を脱いで かけてくれる優しさは

あなたの 習性に過ぎないことを

私は ずいぶんと長い間判らずにいた




反射的な あなたの返事は

いつも 私を気遣っているが

私でなくとも あなたは同じ反応をする

優しさと人は言うけれど

それはひどく 冷たい私への侮蔑になること

気付いてさえいない




こうして 育つ愛もあるのだと

言い聞かせねばならないのは

とてもつらい

二人は すれ違いの部分を

気付かないふりで 日々積み木を積む


モミジイチゴ
花言葉 嫉妬、後悔、うらやむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わり身のこと

2018-05-29 16:30:24 | Weblog






裏切られることよりも

裏切ってしまうことを

畏れている



積み重なる

想いいれの交錯

新しい局面での対応



人は誠に複雑な生き物

突然 素直さを無くす心

哀しみをつれて来る時間

そんな突然が ある限り




どんな時も 変わらず

愛を詠いつづける心を

持ち続けると

言い切れない不安な想い




あなたが 変わることよりも

わたしが 変わることの

可能性を 完全否定できない



苦しみながら 

それは訪れるのだから


トリカブト
花言葉 騎士道、栄光、人嫌い、厭世家、復讐
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きてる・・

2018-05-29 08:48:39 | Weblog





夢遊病患者の様に

ある時間になると プツンと

何か切れる気配がして 心の隙間から

抜け出す者よ

心の中に潜む

わたしの心の分身よ




日常の課せられたすべてを

真摯に受け止めて

その真っすぐさ故に

多くの苦しみさえも 

かわすことのない 潔い生き方を

哀れと思うのか




毎日 毎日

詠うがいい 叫ぶがいい

その強烈な 吐露が

だれかの心に同期して

受け止められる瞬間が

生きてる証になるのだ


インパチェンス
花言葉 鮮やかな人、強い個性
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空白の向こう側

2018-05-28 20:51:09 | Weblog







空白の一日を つくろうと思った

すべての感情と 日常の煩わしい関りと

決別する瞬間を 想定して

家に引きこもった

部屋から出なかった




何処かで何かが きしんでいる

ぎしぎしと音をたてる

容赦なく 宅配便が届く

郵便がポストに投函される

ゴミ収集の車の音楽が聞こえる




生きている限り 空白の時間など作れない

胸の内は 思いがあふれ

意識は宙を飛び たどり着くところは

いつも 同じところ




花が咲き 愛しい人が寛ぎ

空気は澄んで

夢の中では 小鳥さえも

愛の詩(うた)をさえずる

信じがたいほど 信じられること

この思いが続く限り

幸せは 隣にいる


ムラサキヤシオツツジ
花言葉 優美、貴婦人
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

届かない声

2018-05-27 16:16:38 | Weblog




届かない声を

聞きとめようとして

木立のざわめきが

風のささやきが邪魔をする午後




まどろみの中の

彼の人の声を現実に引寄せようと

しきりと研ぎ澄ます

意識の応酬




確かにそこに居たはずなのに

まどろみの中の幻影であったと

嘆きつつ 再び 

まどろみの中に

潜り込む 




ああ、 切なくも 可愛い

もの思いに取り憑(つ)かれた心


クロユリ
花言葉 恋
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せになってください・・

2018-05-27 09:38:26 | Weblog





やっと 結婚を決めたと

風の便りに ききました

いろいろな 思いが駆け巡ります

あなたの 門出を心を込めて

おめでとうで祝います




結婚の決意など きっと一生聞くことはないのだと

思い始めていたところでした

つらい病を耐えて過ごしたあなたの数年を

心を痛めながら ただ 伺っていました

遠くから 伺い推しはかることだけしか

できなかったこと ごめんなさいね




ありがとう

よくぞ 決心してくれました。

つらい時期を 心おれずに堪えて過ごした

けなげなあなたを たたえます。

あなたについてきてくれる女人(ひと)

知らない人ですが

あなたを 決意させたのだから

きっと 素晴らしい 可愛い人なのでしょう。




今日からは あなたを思って

涙ぐむことがなくなるでしょう

幸せになってください。




今日は一人で乾杯しましょう

あなたの 未来の未知なる幸せを祈って


ゴデチア
花言葉 変わらぬ愛、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほろ苦い想い

2018-05-26 16:07:21 | Weblog





蜃気楼のなかに

立ち止まらないで

蜃気楼の向こうから

呼びかけないで



そこにいるのは 異次元の住人

手の届かない憧れのニンフ



言葉が通じない

心が通じない

愛が通じない



丹精籠めた花壇の傍に

腰を下ろして待つ

落ち着かない心



気がついた時は

もう 始まっていた

初恋に似た

ほろ苦い想い



蜃気楼の中から

繰り返し呼ぶ声よ

惑わさないで



冷静さを失っていくのを

おののきながら

感じている

不安ばかりの心


キバナコスモス
花言葉 野生的な美しさ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

So don't stop my Love!   

2018-05-26 05:23:22 | Weblog

朝の目覚めは この音楽から活力を!

速やかに 
自分を取り戻して

元気を出して!!


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信仰らしきもの

2018-05-25 19:22:18 | Weblog




時間に追いかけられ

息つく暇のない日が続くと

幸せと不幸せを

天秤にかけ

どうでもよいと

投げ出してしまいそうになる




日常の平穏な暮らしの中に

隠れている幸せを

見つけられないことが悔しくて

投げ出すことも出来ず

足踏みしながら

時間が過ぎて流れ去るのを待つ




心に棲みついたエンジェルを

なくさないように

(いと)おしむことが

幸せへ繋がっていると信じる心

愛したらひき返さない一途な想い

唯一の私流の

信仰らしきもの


ザクロ
花言葉 円熟した優雅さ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陽の目をみないまま・・

2018-05-25 11:38:22 | Weblog






それが どんなにささやかで

取るに足りないものであったとしても

価値は 対峙する人と 時、場所などによって

捉え方がちがい

受け止める人によって

感じ方も違ってくる




愛が その対象である場合

発信する側の自己満足が

受け止められるかどうか

環境が それに値するかどうか

そして 

ともなう微妙な感情のずれが

どこかで 補足されるか




思えば 感情ほど不文律で

不可解なものは無い




不確かなものをめぐって

心に届いたとか

届かなかったとか

大仰(おおぎょう)に騒いだとして

何が残るだろう

陽の目を見ないまま 育てる愛もある


キキョウ
花言葉 永遠の愛、誠実、清楚、従順
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逃避行

2018-05-24 19:00:15 | Weblog





あなたの悶えは

すぐ 届く

なにも言わなくても・・



花の陰に憩う 小さき虫の名は

知らないけれど

あなたの 心の呟きは・・



私の扉を コツコツと叩き

軒下に しばし憩う

迷い蝶のように



空気の流れを 読み取って

すぐ 頬ずりするのを

とっくに 知っているようだ



私の苦しみを

予知できたのか



戸惑いを知った上での

おとないなのか

ともあれ・・



すべてに 解き放たれて

自然の日ごとの変化に

身を任せるように



あなたと手をとり

彼方の空へ 

逃避行する夢を見る


アンスリウム
花言葉 煩悩、恋にもだえる心
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蘇鉄への思い

2018-05-24 13:15:19 | Weblog


今や蘇鉄はありふれた庭木だが、そもそもキリスト教伝来とともに日本に渡来したもので、
インドやフィリピン原産の植物である





雄雄しいという 

花言葉は知らなかった

悠然とした姿の存在感に

ただ、漫然と惚れた



小さな鉢植えに過ぎなかった彼は

敷地内に直植えすることを

忌み嫌われる風潮のため

鉢から出ることのない生涯となる



規則を知りながら 

規則を破る

造反者の心理さながらに

うきうきと成長を見守った



数年毎に鉢を大きなものに植え替え

これ以上おおきな鉢は無い

というところまで育った



玄関先で 警備員さながらに

日夜 守ってくれている

まさに 雄雄しい

花言葉そのものの姿



沢山の感謝と愛と

憧れを 彼に注ぎ続ける

これからもずっと


ソテツ
花言葉 雄雄しい
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする