
あなたの居た秋は
いつも豊かで
心も 平和であった
子供のように身軽に
ささっと 頭上の枝に登り
私が指さす実を もぎとり
虫取り網に入れて
地上で待つ 手にさしのべて
ホラッ と言う
母のその笑顔が 大好きだった
私は 地上にうねる古木の
露出した根っこの上に立ち
あなたと同じ木に
登った気持ちを 味わっていた。
そんな記憶のページに
あなたとの暮らしが凝縮されている
柿の実りを知る頃になると
あなたは 繰り返し
私の脳裏によみがえり
あなたの姿や
無言の教えと
変わらぬ笑顔の意味をなぞるように
私は 生きてきた
実を付ける告知のように
柿の花が咲き
それから・・・
わたしの心は ふるさとに
帰っていく
母のいない ふるさとに
いつも豊かで
心も 平和であった
子供のように身軽に
ささっと 頭上の枝に登り
私が指さす実を もぎとり
虫取り網に入れて
地上で待つ 手にさしのべて
ホラッ と言う
母のその笑顔が 大好きだった
私は 地上にうねる古木の
露出した根っこの上に立ち
あなたと同じ木に
登った気持ちを 味わっていた。
そんな記憶のページに
あなたとの暮らしが凝縮されている
柿の実りを知る頃になると
あなたは 繰り返し
私の脳裏によみがえり
あなたの姿や
無言の教えと
変わらぬ笑顔の意味をなぞるように
私は 生きてきた
実を付ける告知のように
柿の花が咲き
それから・・・
わたしの心は ふるさとに
帰っていく
母のいない ふるさとに
-再掲載-

柿の実
花言葉 自然美、 優しさ、恩恵

約束の地で
夢をみましょう
巡り合いを 互いにたたえ
過去の世界での 決めごとは
遠くへ投げ捨てて
これからを 訪ねるために
あたらしい衣を重ね着て
あなたがくれた言葉を
胸のポケットに抱いて
小さな咳がほとばしっても
大丈夫だといい
あなたの話す言語だけを
二人の言葉にして
他の言葉はわからないといい
涙が出ても
それは 空からの贈り物だといい
歌を歌えば
天使が招いていると喜び
あなたが差し伸べた手を
二度と離さないと誓い
その手のつめたさを 嘆かず
きっといけると信じた
天国に近い島の
その海辺で 待っている幸せの星屑を
拾い集める 夢の続きを
二人で見ましょう
嘘が 嘘だと
夢は 夢だと
確かめる勇気は 持たなくていい
夢をみましょう
巡り合いを 互いにたたえ
過去の世界での 決めごとは
遠くへ投げ捨てて
これからを 訪ねるために
あたらしい衣を重ね着て
あなたがくれた言葉を
胸のポケットに抱いて
小さな咳がほとばしっても
大丈夫だといい
あなたの話す言語だけを
二人の言葉にして
他の言葉はわからないといい
涙が出ても
それは 空からの贈り物だといい
歌を歌えば
天使が招いていると喜び
あなたが差し伸べた手を
二度と離さないと誓い
その手のつめたさを 嘆かず
きっといけると信じた
天国に近い島の
その海辺で 待っている幸せの星屑を
拾い集める 夢の続きを
二人で見ましょう
嘘が 嘘だと
夢は 夢だと
確かめる勇気は 持たなくていい
-再掲載-

プルメリア
花言葉 気品

思いの深さを
何気ない仕草や言葉、
表情で おしはかる
互いの 心の誤差を
何で償うのか
優しい言葉は
場の空気を瞬時に変える
聞き逃しは
大きなダメージに繋がるのだから
恋人たちのあいだでは
大きな 過失といえる
耳をそばだて
集中して どんな小さなささやきでも
聞き逃さない事
曖昧な笑顔は
その場を救うかもしれないけれど
のちの大きな落とし穴となる
その時 南風が吹けば
あなたの心は 優しさに包まれ
曖昧でもいいと思ってしまう。
愛を育てるには 強さが必要なのに
強い心は 愛を壊す事もある
心は壊れやすく
疑いや 嫉妬に 責めさいなまれると
大切なものを 時として
放棄することで 楽になろうとしてしまう
心はいつも 戦っている
恋する人よ
ありのままを受け入れる
ちょっとした勇気を
あなたにあげたい
本当の恋は
苦しいものなのです
何気ない仕草や言葉、
表情で おしはかる
互いの 心の誤差を
何で償うのか
優しい言葉は
場の空気を瞬時に変える
聞き逃しは
大きなダメージに繋がるのだから
恋人たちのあいだでは
大きな 過失といえる
耳をそばだて
集中して どんな小さなささやきでも
聞き逃さない事
曖昧な笑顔は
その場を救うかもしれないけれど
のちの大きな落とし穴となる
その時 南風が吹けば
あなたの心は 優しさに包まれ
曖昧でもいいと思ってしまう。
愛を育てるには 強さが必要なのに
強い心は 愛を壊す事もある
心は壊れやすく
疑いや 嫉妬に 責めさいなまれると
大切なものを 時として
放棄することで 楽になろうとしてしまう
心はいつも 戦っている
恋する人よ
ありのままを受け入れる
ちょっとした勇気を
あなたにあげたい
本当の恋は
苦しいものなのです
-再掲載-

ブルーデージー
花言葉 幸福

心の重みに 耐えかねて
自暴自棄になり
本当の自分の姿を見失ってしまうのは
愚かなことだと だれもが知っている
それでもなお 心が狂うことがあるのは
生きている 証なのだから
肩に手を置いて
今が過ぎれば きっと 大丈夫だから
すべてが 元の形に戻ろうとするのは
必然のようなものだから
心も いつか 平らかに落ち着くのだからと
呪文のように繰り返し語りかけ
そのほほに 赤みが差し
口元に うっすらと笑みが浮かぶまで
ああ それでもなお
病める心は 闇をさまよい
肩に置いた手を振り払うかもしれない
その時 同じ思いの闇に踏み込み
手を取り 共に嘆くことを
いとわない友でいられるだろうか
けなげな 心を保つことができるだろうか
深層の自己保身が 邪魔をするのではないか
答えを 求める
もう一人のわたし
自暴自棄になり
本当の自分の姿を見失ってしまうのは
愚かなことだと だれもが知っている
それでもなお 心が狂うことがあるのは
生きている 証なのだから
肩に手を置いて
今が過ぎれば きっと 大丈夫だから
すべてが 元の形に戻ろうとするのは
必然のようなものだから
心も いつか 平らかに落ち着くのだからと
呪文のように繰り返し語りかけ
そのほほに 赤みが差し
口元に うっすらと笑みが浮かぶまで
ああ それでもなお
病める心は 闇をさまよい
肩に置いた手を振り払うかもしれない
その時 同じ思いの闇に踏み込み
手を取り 共に嘆くことを
いとわない友でいられるだろうか
けなげな 心を保つことができるだろうか
深層の自己保身が 邪魔をするのではないか
答えを 求める
もう一人のわたし
-再掲載-

モミジアオイ
花言葉 穏やかさ

ふうっと 奈落に落ちるような感覚
古い設備のエレベーターに乗った時の
胃袋が きゅうっとせりあがってくるような
不快な気持ち
似てないかしら
信頼する人の 心変わりは
生きてきて
幾度か経験したけれど
そのたびに 自分が間違っているのかもと
自分を責める気持ちが先にたつ
わたしは
かなり重症な思い込みに取り付かれて
迷える羊となってしまう。
それが 奈落へ墜落する感覚
壊れかけのエレベーター
過ぎてしまえば 笑えることもあるし
理解できることもあるけれど
どう悩んでも 理解するには程遠い
絶望的な 喪失感も ある。
囚われから 心を解放する方法
長年かかっても あみ出せない
旅行に出かけるとか 映画を見るとか
気のおけない友人と
ばか話を するとか
浴びるほど飲むとか
飲めない身では
そんな時
一人になってはいけないことだけは
経験ずみ
思うことは
何もいわずに 抱きしめてくれる
大きな胸と腕
これ以上の治療法は無いということ
古い設備のエレベーターに乗った時の
胃袋が きゅうっとせりあがってくるような
不快な気持ち
似てないかしら
信頼する人の 心変わりは
生きてきて
幾度か経験したけれど
そのたびに 自分が間違っているのかもと
自分を責める気持ちが先にたつ
わたしは
かなり重症な思い込みに取り付かれて
迷える羊となってしまう。
それが 奈落へ墜落する感覚
壊れかけのエレベーター
過ぎてしまえば 笑えることもあるし
理解できることもあるけれど
どう悩んでも 理解するには程遠い
絶望的な 喪失感も ある。
囚われから 心を解放する方法
長年かかっても あみ出せない
旅行に出かけるとか 映画を見るとか
気のおけない友人と
ばか話を するとか
浴びるほど飲むとか
飲めない身では
そんな時
一人になってはいけないことだけは
経験ずみ
思うことは
何もいわずに 抱きしめてくれる
大きな胸と腕
これ以上の治療法は無いということ

ランタナ
花言葉 心変わり

優しさと 厳しさと
合わせ持つ姿を見つめて
心を 平らかに時を過ごすとき
哀愁に満ちたこの世の
出来事を
からくも 受け止め
さらりと 流しさる気持ちの柔軟を
人とのかかわりの
ままならない 思いは
一度胸に抱き おおきな深呼吸と
ひとり言する癖の魔術で
いくつもの 行き止まりを
いつしか 昇華して
わたしに戻る
時として この逞しさよと
あきれるばかり
いくつもの 山や谷を
通り過ぎてなお
心が作り出す 幻影の存在を
人として生まれた 代価のように
心やすく 受け止めて
人には 優しく
そして 自分には厳しく
仏間の母と対峙して
その教えの向こうに
普賢菩薩の守り本尊が
私の 生きてきたすべてを
見守っていると
感じた秋の一日
彼岸会
合わせ持つ姿を見つめて
心を 平らかに時を過ごすとき
哀愁に満ちたこの世の
出来事を
からくも 受け止め
さらりと 流しさる気持ちの柔軟を
人とのかかわりの
ままならない 思いは
一度胸に抱き おおきな深呼吸と
ひとり言する癖の魔術で
いくつもの 行き止まりを
いつしか 昇華して
わたしに戻る
時として この逞しさよと
あきれるばかり
いくつもの 山や谷を
通り過ぎてなお
心が作り出す 幻影の存在を
人として生まれた 代価のように
心やすく 受け止めて
人には 優しく
そして 自分には厳しく
仏間の母と対峙して
その教えの向こうに
普賢菩薩の守り本尊が
私の 生きてきたすべてを
見守っていると
感じた秋の一日
彼岸会
-再掲載-

アッサム
花言葉 優美な人・しとやか

つれづれ なる まま に、 日 くらし、 硯 に むか ひ て、
心 に 移り ゆく よし なし 事 を、 そこはかとなく 書き つくれ ば、
あやし う こそ もの ぐる ほしけれ。
(吉田兼好 徒然草 より)
心 に 移り ゆく よし なし 事 を、 そこはかとなく 書き つくれ ば、
あやし う こそ もの ぐる ほしけれ。
(吉田兼好 徒然草 より)
鳥がついばむ
何がしかの実の未来は
鳥の排泄にゆだねられ
香りゆかしい花弁の奥の神秘は
虫たちの手助けする
受粉のいとなみとなり
よしや
どのように生きても
わたしが 私であることに
変わりないのであれば
心の隅々に潜む
いいことも、 わるいことも
少しずつ えらび出し
そして
過去に
どこからか受け取った
メッセージすらも
わたしの中で
長い間貯えられ
熟成して 湧き出すのであれば
心の織りなす
生きている絵模様を
綴る文字の裏に秘めて
伝えねばならない
誰かの心に
とどけとばかりに
何がしかの実の未来は
鳥の排泄にゆだねられ
香りゆかしい花弁の奥の神秘は
虫たちの手助けする
受粉のいとなみとなり
よしや
どのように生きても
わたしが 私であることに
変わりないのであれば
心の隅々に潜む
いいことも、 わるいことも
少しずつ えらび出し
そして
過去に
どこからか受け取った
メッセージすらも
わたしの中で
長い間貯えられ
熟成して 湧き出すのであれば
心の織りなす
生きている絵模様を
綴る文字の裏に秘めて
伝えねばならない
誰かの心に
とどけとばかりに
ー再掲載ー

ムラサキノボタン
花言葉 謙虚な輝き、ひたむきな愛情