盛装した少女が
笑みを浮かべながら
近寄ってくる
そのまわりに 秋晴れの陽光が
取り囲むように きらめく
幼馴染の結婚式で
スピーチをするという
振袖姿が よく似合う少女は
近寄り 私の腕を取って自撮りの態勢
チーズと言わされた笑顔
わたしの中で 猛烈な勢いで
いとおしさが 湧き上がってくるのを
押さえられない
戸惑いながら 幸せを知るひと時
少女は 陽射しをまとったまま
数分の後には 手を振って去った
私の午後は 否応なしに
少女への思いで ふくらんで
生きていることまで
賛歌したくなる
パンジー黄
花言葉 つつましい幸せ、故郷の喜び
コメントしようと思いながら理解力不足で難しいですが、
「配達員」から、
「宛先はゑのころぐさが知つてをる 」( 第9回俳句甲子園)
何故だか、忘れられません。
コメントありがとうございます。
狗尾草(えのころぐさ)は 秋の季語だそうですね。
俳句をたしなまないものですから 改めて確認いたしました。 ありがとうございます。
猫じゃらしの別名から 遊びとか愛嬌とかの
花言葉を持っているようです。
もう忘れません。