心地よい風が 頬を撫でて過ぎてゆくとき
許された気がする朝
一日の充実が 約束される
おはようの 声が 新鮮に心に響き
おはよう おはよう
すべての人に ものに 声をかける
遠くの空の人よ
声が届かぬ すべてのものよ
過去のページで 息をする忘れ物たちよ
指をくわえて ため息をつかないで
この空の雲が 空の端にたどり着くとき
あなたも きっと自分を許すはずだから
解放した心の扉を 嫌って
なお 頭を抱えて うずくまる
片隅の 気弱な心の欠片(かけら)
あなたのための季節も きっとあるから・・
完成したジグゾウパズル