世の中の うごきを知りながら
沿うでもなく
逆行するでもなく
もくもくと 日々のルーティンを
こなしながら
ふと 思うのは
世の中での わたしの存在の意味
わたしと 一定の距離をたもちながらも
周囲のなかまたちから
確かに ここにいることの意味を
認められているのを 感じるのだけれど
なにか 違う・・
どこか 違う・・
わたし自身が満足するための
要素が 欠落している
違うと思いつつ 見すごしている
大切なものを
見つけ出そうと 一歩進むための
こころの 力学を問答無用で無視してみる
出てこない 見えてこない
愛するとか 信じるとか
情緒の中の こころの持ちようは
どうにか わかったつもりでいるのに
身の回りの 世の中との
切実なかかわりが・・
わたしのいる意味が・・
わからないでいる
こまったものだ
いよいよ リノベーション
解体が始まった
トムとチィとわたしは
避難宿に 昨夜から身を寄せた
約二カ月 家なき子になる
そのあとの楽しみに ワクワクして
不都合は なにも感じないけれど
犬は犬なりに 覚悟しながらも
不安になっているだろう
無痛のストレスだけが 心配
振袖を着ると だれもが華やぎ
非現実の世界に 迷い込んだように
戸惑いと よろこびと 満足と
見知らぬ自分を発見した
自信にあふれ
笑顔を 惜しまない
そんな時が あったよなあ・・と
経験値を手繰り寄せて
過ぎし日の 思い出に浸る時間
ゆたかな 心温まる ひととき
あっという間に過ぎてしまった
楽しいだけの思い出
生きていると さまざまな
外敵から 身を守る術を経得して
すなおな心が
つわものになってしまう
よろこびを 惜しみなく
からだごと
あらわに振舞うことなど
なくなってしまう
かなしいことだと・・
振袖姿の少女をみただけで
こんな考えに耽るのは
まこと
かなしいことだ。
非現実の世界に 迷い込んだように
戸惑いと よろこびと 満足と
見知らぬ自分を発見した
自信にあふれ
笑顔を 惜しまない
そんな時が あったよなあ・・と
経験値を手繰り寄せて
過ぎし日の 思い出に浸る時間
ゆたかな 心温まる ひととき
あっという間に過ぎてしまった
楽しいだけの思い出
生きていると さまざまな
外敵から 身を守る術を経得して
すなおな心が
つわものになってしまう
よろこびを 惜しみなく
からだごと
あらわに振舞うことなど
なくなってしまう
かなしいことだと・・
振袖姿の少女をみただけで
こんな考えに耽るのは
まこと
かなしいことだ。
完成したジグゾウパズル