北海道石狩市にある「フロンテア乗馬クラブ」さんへお伺いしました。さすが北海道。とてもとても広い敷地です。
オオモンシロチョウでしょうか。ひらひらとたくさん飛んでいて秋の訪れを感じました。

フロンテアさん。広いです。右側にも広い馬場がありますし、道路を挟んで反対側にも放牧地があります。お馬さんにとって幸せな環境です。そして青空!
馬場での乗馬経験のみの私は、今回初めての野外騎乗。外乗に挑戦です。
わくわくドキ
ドキワク
ワクで、とってもとっても楽しく、いちだんと乗馬が好きになりました
。
鹿毛ハノーバーのジュリアちゃん、芦毛ウェストファーレンの
レーミーちゃん、そして今回、私のパートナー「
鹿毛のコロンちゃん」の3頭デス
。
久しぶりの乗馬なので、大きな馬場で先生に見て頂いてから、いざ!外乗へ。

左上のお写真は、広ーい馬場です。少し練習してから出発しました。最高なお天気でした。
アップダウンの際は、上りはやや前傾、下りはやや後傾姿勢デス。
一馬身くらいあけて連なる騎馬隊。私は真ん中を行きます。
平らな馬場とは違って、ススキの穂が揺れる草原の小径や林のアップダウン、稲穂が垂れる畦道、景色もお花も美しく
開放的。大興奮でした

上段のお写真は出発前の馬場での練習風景です。下段のお写真は大自然!のびのびー!
お店先や日本庭園、坪庭やお玄関先などで最近見かけるトクサもたくさん自生していました。耐寒性多年草みたいデス。
また、薔薇の原種(オールドローズ)の群生も見られて、赤い実(ローズヒップ)がとてもチャーミングでした。赤い実は、秋の訪れを教えてくれます。
見渡す限りほとんど電線がないーー!
お馬さんの脚には負担になるのですが、アスファルト舗装道路を横断した際の「パカパカパカパカ。」という蹄の音が私はすごく好きです。イイ音
。道路を歩く時は、なるべく土がある道路脇を常歩(なみあし)で行きます。
丘の上を目指して約2時間半強、往復14kmの乗馬です。お天気にも恵まれサイコーな初外乗。

赤トンボがたくさん飛んでいました。美しいお空、雲、緑、海、お花、鳥たち、空気…。サイコーでした。
湾のカーブに沿った砂浜の延長線、遠くに見える丘の上にある赤い屋根のお家を目指して、一直線にただひたすら波打ち際を走り続ける爽快感
。
馬体が隠れるほどの背たけの高いススキの草原をかき分けて行くわくわく感。
波も穏やかで、夏日な石狩湾を堪能しながら、突き進みます。
これだけ色んな所を巡ってすれ違ったのは、丘へと続く道路を横切る際にバイク1台と、自然のままの砂浜をひたすら走っている時に、プライベートビーチの様なラグジュアリー感で寛ぐビキニ美女
だけでした。
さすがはデッカいどう北海道。スケールが違います。広~いです。
時折、トンビやシラサギ、青首鴨が浜の浅瀬や流木の上、湾へと注ぎ込む小川でお休みしているのを見かけました。
トンビって、間近で見ると大きいデス
。
こんなに長い時間走り続けたのも初めてで、下りたら内モモがすでに筋肉痛で、汗びっしょりでした。内モモが使えたのは嬉しいのですが、結構な筋肉痛デス。。。
普段、小馬場でのレッスンは1鞍45分程。それを1日2鞍、多くて3~4鞍乗りますが、2時間半乗り続ける、というのは初体験でした。
丘の麓に到着し、ハイキングコースの様な山道を登って赤いお屋根のお家に到着です。

丘の上の赤いお屋根。ここをめざしていました。ゴール!
登って見ると、とても高くて湾を一望でき、果てしなく続く水平線と地平線の彼方が交わり、地球の丸さを感じられました。
丘の上に到着してから少し休憩タイム。皆様、馬から下りて寛いでいたのですが、コロンちゃんはとても大きな馬だったので、下りたら私ひとりで乗る自信がなかったので、私はずっと乗り続けていたのでした
。自分のコトは自分でするのデス。人に迷惑をかけてはいけません。
私だけ馬に乗ったままの休憩となったのです。。。
丘の上での休憩後、帰路に就きます。

丘の上からの景色です。広~い!美しい!この波打ち際をずーっと走って来ました。
浜辺の走破は、往復で約6kmくらいあるのでしょうか。後ろの方は、時々駈歩を愉しんでおりました。
暴れん坊将軍デス!
軽速歩が、とても自然になったとコメントを頂きまして、習うより慣れよ!の効果も実感しました。バレエも、何事も同じですね
。
復路は往路よりも、緊張がほぐれたおかげか、視野も広がり景色もより鮮明に観れたと思います。
終わってホッ。としたのと同時に
「また来たい!外乗やりたい
!」
と思うほど楽しかったーーーー。
毎日乗馬がしたーい!
北海道の外乗。サイコーです。

上のお写真はお馬さんのベッドになります。下のお写真の緑の中がお馬さんのお部屋。たーくさんいました。
コロンちゃん。フロンテアの皆様どうもありがとうございました。