Yan Li-pingヤン・リーピンさんの舞台「Shangri-La」シャングリラ。初めて拝見いた
しました。
ヤン・リーピンさんのサイン入り写真集です。紙が美しいです。
今でも頭に焼き付いていて、色んなシーンがフッとよみがえってきて余韻に浸っています。本当に拝見するコトが出来て良かったです!
他者に見せるために踊るワケではなく、踊りが日常、自然なコト。日々の暮らしや、植物や生き物たちの動きの中から生まれた踊り。中国雲南省に暮らす少数民族の方々が育んできた様々な民族舞踊。素晴らしかったのです!
自分のために踊りたいから踊る。素直でシンプルです。
力強い太鼓の音、太鼓を叩く姿も美しく、歌は優しくもあり、野生的でもあり「音」という感じで、カラダは楽器なのね、と改めて痛感いたしました。
躍動感、生命力溢れる動きを感じ、本来踊りとはそういうモノなのだなぁ、と打ちのめされてしまいました。
イ族の歌の中で「人として生まれたのに、踊らないならその意味がない。」脚があるなら踊らないと、口があるのなら歌わないともったいない、みたいな歌詞がありとても印象的でした。
群舞の迫力に圧倒され、ヤン・リーピンさんのソロのシルエットは言葉にならない程美しく引き込まれました。
エコバッグもかわいいです。
ヤン・リーピンさんの言葉に「シャングリラとは美しい場所を意味する言葉です。私たちはこの作品の中で人間が本来持つ美しい気持ちを表現しようとしています。自然や生命に対する憧れや畏敬の念を、言葉ではなく、昔から行われてきた踊りや歌によって表すのです。」
とありますが、本当に美しいモノを感じさせて頂きました。パワーを貰った、というよりも素晴らし過ぎて吸い取られて抜け殻のようになってしまいました。
今でも何度もパンフレットを読み返して幸せな気分に浸っています。
こちらがパンフレットです。美しいお写真が満載です。
「シャングリラ」をヤン・リーピンさんが踊るのは今回で最後だそうです。
素晴らしい舞台をどうもありがとうございました!