foot[足]の感覚(特につま先、足の裏)がもっと敏感になると、ヨガや様々なスポーツをやる上でも良いのではと思うコトが多いので、バレエの繊細なleg[脚]&foot[足]の動きの中で、基本的な動きの「Tendu[タンジュ] フランス語。緊張した・伸ばしたの意。例:Atmosphère tendu(e)(緊張した雰囲気)」を美バレエ・エクササイズでは多く取り入れています。※(e)は女性形です。
つま先を伸ばす動きの時に、グッと固めてしまわずに、足の甲を伸ばし、そこに指を添えていく様にして、ずーーーっと足の指の一番長い指が遠くに引っ張られていて、そこからエネルギーのビームが出ている様なイメージを持って伸ばしていくと良いと思います。
「つま先を伸ばす」という動きを固めて動いてしまうと、足の裏がつってしまったりするので、普段から足を触ってあげたり、指をバラバラ動かしたり、足首を回したり、気付いた時に少しでも行なって、足の感覚を敏感にしながら、足の裏も柔らかく使える様にしていくと、床の捉え方がだんだん安定してきてバランスもとりやすくなります。

Special thanks | concentrate! you can do it! photo: IMG_0273 © River Arts 他の写真を拝見すると、広いスタジオの中を少人数の子供たちが代わる代わる丁寧に個人指導をして頂いている様です。ステキな環境ですね。私も参加したい!
足の感覚が芽生えてくると、どんな動きもやりやすくなるので、スポーツシーンでの応用が効き、役立つと思っています。
ヨガでバランス系のポーズをとる時も、グッと固めて筋力でバランスを取るのではなく、足で床をしっかりと踏めているから、反対に上半身は上へ伸びるコトが出来、同じ力で引っ張り合うバランスが生まれ、上下前後左右に反対の力が働いて、伸び続けているのが止まって見え、
実際は
「カラダは動き続けている」
というイメージが良いと思います。
つま先を伸ばす時も固めず伸び続けているイメージで、脚や足を繊細にたくさん動かしていき、もっともっと脚と足の感覚を鋭くして進化していけるように。
小さな動きが大きな動きへと繋がっていくので、大切にお伝えしていきたいと思っています。