無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

2月23日 貸出日記

2013-02-24 | 貸出日記
こんにちは。
2月、第2回目のさくらんぼ文庫です。

旧正月も明け、街の赤い正月飾りもそろそろ取り外される・・・かな?という頃です。

今年はへび年。「私(の生まれ)はへび年です」を中国語で言うと
「我属蛇年」になるそうで、この「属(=shu)」「蛇(=she)」が
日本語的にはどちらも発音が「シュー」に聞こえます。区別がむずかしい。。。
つい、蛇がくねくねするジェスチャーを入れながら話してしまう、へび年生まれの筆者です(^-^;


さておき、今日は新規1家族を含む12家族、総勢16人の子どもたちが顔をそろえて、熱気ムンムン。
読み聞かせには今回も、Oくん(もうすぐ5歳)が、名乗りをあげてくれました。

『パンツぱんくろう ⑥うんちのくにのおうさま』さく・え:あきやまただし
講談社の能力開発絵本

この本、さくらんぼ文庫の中でも、トイレトレーニング終了間近の子どもたちに結構な人気です。
本文の歌の部分など、慣れた様子で読み切ってくれました。
Oくんはもうすぐ本帰国、最後の参加日に本の読み聞かせができて、いい思い出になったでしょうね。



『おまえ うまそうだな』作・絵:宮西達也
ポプラ社

タイトルのインパクトがすごいですね。見かけたら、つい手に取りたくなる本です。
これまたインパクトたっぷりに表紙に描かれているのは、主役のティラノサウルス。
「おまえ、うまそうだな」と言ったティラノサウルスが、思いもよらない事に出会います。
恐竜の本だからって、怖いお話とは限りませんよ(^-^) 一度、借りに来てくださいね。

読んでくれたお母さん、恐竜たちの声の使い分けが巧みでした! 子どもたち、がぶり寄りすぎです(笑)



『だいくと おにろく』松居直:再話/赤羽末吉:画
福音館書店

日本の昔話っていうのは、今は使われない言い回しや、方言がよく出てきます。
そんなところも含めて日本語の魅力。耳慣れない言葉を、解説しながら読んであげるも良し、
あえてそうせず、古い日本語の言い回しを、子どもに耳で楽しませるも良し。と思います。
赤羽末吉さんの墨絵っぽいタッチの絵がまた、趣を添えてくれています。



お次の紙工作タイム。
季節にちなんで毎回用意をしていますが、今回は「紙コップでおひな様」作りです。
伏せた紙コップに千代紙の着物を着せて、まるいお顔を手書き。最後に冠・勺・扇を貼りつけて。

正直、見ていると出来栄えの軍配は女の子にあがっている気がしました(笑) こればっかりはね☆
でも、工作意欲はみんな旺盛。 出来上がったおひな様、見て見て~!



ちょっと走り回ると汗ばむ今日の陽気にふさわしく、春を感じる工作でした♪

次回のさくらんぼ文庫は、3月14日(木)10:00~ です。




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